シネマコミュニケーター高橋裕之のシネマ感

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リム・カーワイ監督 バルカン半島三部作① 「どこでもない、ここしかない」

2024-03-19 19:19:29 | シネマコミュ二ケーター高橋裕之
© cinemadrifters. All Rights Reserved.
 
 
九条シネヌーヴォ
「バルカン三部作」一気上映!
 ※3/20(水・祝)のみ
3/20(水・祝)のみ
15:30『どこでもない、ここしかない』
17:25『いつか、どこかで』
19:10『すべて、至るところにある』
各回上映後、監督の舞台挨拶有
 
リム・カーワイ監督
バルカン半島三部作①
「どこでもない、ここしかない」
 
 
<あらすじ>
バルカン半島で暮らすトルコ人夫婦の物語。
妻に逃げられた男の物語を軸に、
東ヨーロッパで現地の人びとと
即興で作り上げた異色ドラマ。
バルカン半島・スロベニアの首都リュブリャナ。
近年の観光と不動産ブームは、
ゲストハウスとアパートメントを経営する
フェデルに経済的な成功をもたらした。
イスラム教徒でありながら、
ゲストハウスに宿泊した女性や
知人の彼女にまで手を出す女癖が悪いフェデルに、
妻のヌーダンは愛想を尽かして家を出て行ってしまう。
ようやく妻の大切さに気付いたフェデルは、
ヌーダンを取り戻すためにマケドニア
の田舎町へ向かうが……。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
リム・カーワイ監督
バルカン半島三部作の
1本目である。
鑑賞順が3本目からの
逆から観ることになってしまったが
内容的には違和感なく鑑賞できた。
ロケ地がバルカン半島だからけど
ヨーロッパ映画仕立てである。
でも、それがリム監督の世界観だと思う。
三部作のレベルは一定で
三本は変則だと思う
シリーズではなく
不思議な繋がりが3本にはある。
1本目からのトーンが
3本まで続いている。
街並み、風景も美しく撮影されているが
劇中で2人会話のシーンのカットが好きだ。
ラストの方で
三部作を観ていたら
より一層「なるほど」と思う。
 
 
 
 
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リム・カーワイ監督 バルカン半島三部作② 「いつか、どこかで」

2024-03-19 19:07:07 | シネマコミュ二ケーター高橋裕之
(C)Cinema Drifters
 
九条シネヌーヴォ
「バルカン三部作」一気上映!
 ※3/20(水・祝)のみ
3/20(水・祝)のみ
15:30『どこでもない、ここしかない』
17:25『いつか、どこかで』
19:10『すべて、至るところにある』
各回上映後、監督の舞台挨拶有
リム・カーワイ監督
バルカン半島三部作②
「いつか、どこかで」
 
<あらすじ>
マカオ人女性アデラは、自分が寄付した、
亡くなった彼氏が
残したスマホの展示を観るために、
クロアチアにある「別れの博物館」を訪れる。
その後、インスタグラムで知り合った
セルビア人のアレックスに会うために、
ベオグラードに向かう。
しかし、アレックスがいっこうに現れない。
アレックスの到着を待っている間、
アデラは見知らぬ土地で、自分の生まれた国とは違う、
歴史や文化を持つ人々との非日常的な出会い、
ささやかな冒険を通じて知らない世界を知り、
新たな自分を発見する。
最後にアレックスがようやく現れ、
アデラはアレックスから予想外の結果を知らされるが、
バルカン半島の旅は続く。
あるアジア人女性バックパッカーが
クロアチア、セルビア、モンテネグロを旅をする中で、
バルカン半島の複雑な歴史に翻弄されながらも
前向きに普通に暮らしている人々の生活を知る。
そして、いま世界が置かれている現状が浮かび上がる。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
街並みが美しく撮られており
観ている方も旅行気分に。
すべてはと似ているシーンがある。
(会話の所など)
平和もテーマに。
主人公も女性で
出会うのも女性が多かった。
バルカン半島③
「すべて、至るところにある」
から先に観てしまったんですが
それを観たから
この「いつか、どこかで」を
観たくなりました。
繋がっている要素もあり
どんな事から始まったのか
気になったので。
なるほどな繋がりでした。
①と③の間の②としての
存在感はありました。
 
 
 
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韓国映画「夏時間」Amazonプライム会員特典配信中

2024-03-19 00:55:29 | シネマ(韓流・アジア)
製作国 韓国
映画「夏時間」
 
 
 
10代少女の視点から
家族や友人との関係を描いています。
父親、弟、祖父、伯母の
アンサンブル。
 
少しホンワカ気味の家族だけど
母親不在のぽっかり穴感も?
 
邦画もそうだけど
今の映画界は"家族"を描くのも
主流のひとつ。
 

 

 

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