シネマコミュニケーター高橋裕之のシネマ感blog

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嵐特集・二宮和也出演映画「硫黄島からの手紙」

2019-01-28 22:45:58 | シネマ(洋画)

「硫黄島」2部作の
日本から見た「硫黄島」
「硫黄島からの手紙」

アメリカから見た「硫黄島」
”父親たちの星条旗”も素晴らしい作品でしたが
本作も本当に素晴らしい作品です。

感動を与えられるというよりも
「何か凄いメッセージ」が
感じ取れます。

5日間で終わるとされた戦いを
36日間、戦い抜いた男たち。

「父親たちの星条旗」で
”英雄”に祭り上げられた
男たちにも悲観さあったが
「硫黄島からの手紙」の
男たちにも、また違った悲観さがあった。

「父親たちの星条旗」で
残った謎、日本からの視点が
忠実に描かれていた。

作品的には秀作で
”賞”にも色々ノミネートされていますが
果たしてアメリカは
「ユナイテッド93」「ワールドトレードセンター」
「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」
どの作品に重点を置くのかが
興味ある。
映画は娯楽というならば
「ディバーデット」「ドリームガールズ」に
なるのだろうけど・・・

「硫黄島からの手紙」
感動とか涙ではなく
クリント・イースドウット監督の
メッセージが読み取れたんだけど・・・

bobbyshiro的には
「アメリカ批判」の
”硫黄島二部作”と思いますが
みなさんは、どう感じ取られましたか?ねえ~


<父親たちの星条旗・関連記事>



アカデミー賞監督
クリントイースドウッド監督が
世界に忘れられてはいけない島
「硫黄島」をアメリカ視点で描いた
「父親たちの星条旗」

戦場での惨劇も明確に描かれているが
メインは、島の頂上に掲げた星条旗とともに
映っていた兵士が
”英雄”とアメリカに迎えられたことによって
生じる心の動きだった。

アメリカの勝利を意味するのか?
旗が取り替えられたことによって
「心」がどう動くのか?

本当の”英雄”とは
さらに深いところで
戦争とはを問いかけている。

ところどころで描かれる
日本軍の動きは
謎という形で「硫黄島からの手紙」に
引き継がれていく。

「戦争」という重いテーマを扱っている割には
素直に鑑賞できた作品。

やはり「硫黄島からの手紙」も見ないと
”硫黄島”は完結出来ないように思う。



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嵐特集・二ノ宮和也の声映画「鉄コン筋クリート」!(再記事アップ↑)

2019-01-28 22:44:28 | シネマ(J・アニメ)

第31回日本アカデミー賞
最優秀アニメーション受賞
「鉄コン筋クリート」

義理と人情が支配する<宝町>
その町を自由に飛び回る「ネコ」=
2人の少年「クロ」と「シロ」。
しかし、再開発でヤクザと暴力
そして退廃が押し寄せる・・・
彼らは宝町を生き抜くことができるのだろうか?

チラシの説明を見る限りは
単純な話どと思っていたが、
難解というか
話の展開に正直ついて行けなかった。

でもこの作品は
「映像表現の限界」を
体験する映画ですよ。

今までにない「宝町」の描写は
画面の隅々まで
神経を使わないと
本当のす素晴らしさがわからない。

2回みますか?

一度は単純にストーリーを追っかけ
2回目は映像を堪能しましょう!

業界屈指のクリエイター達の
熱意が伝わり
思わず敬意をしめしたくなります。

「面白い」「面白くない」は別として
この映像体験は必要ではないでしょうか?

「シロ」が男だとは
この記事を書くまで把握していなかった。

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嵐特集゛二宮和也主演、マスカレードホテル東野圭吾「プラチナデーター」嵐・二宮和也主演

2019-01-28 22:38:34 | シネマコミュ二ケーター高橋裕之
今夜の日曜洋画劇場は特別枠でしたね。
東野圭吾原作、嵐の二宮和也主演の
「プラチナデーター」

公開時、
原作も読まなかったし
予告編、あらすじも
あまり深読みしなかったので
作品自体の展開が非常に楽しめた。

主人公が極秘の”長”だと思っていたら
実は極秘の”裏”だった。

正義感映画が、グイグイと
サスペンスであり、ミステリーにあり
最後には、人間ドラマに。

東野圭吾の作品は
最後にズッシリ、人間性が現れる。

出演者が演技派であったのが
この作品をシッカリさせていた。

ジャニーズの出演作も
昔ほど、馬鹿に出来なくなった。

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クリエーター情報なし
東宝
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