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どこかに美しい村はないか
一日の仕事の終わりには一杯の黒ビール
鍬を立てかけ 籠をおき
男も女も大きなジョッキをかたむける
どこかに美しい街はないか
食べられる実をつけた街路樹が
どこまでも続き すみれいろした夕暮れは
若者のやさしいさざめきで満ち満ちる
どこかに美しい人と人の力はないか
同じ時代をともに生きる
したしさとおかしさとそうして怒りが
鋭い力となって たちあらわれる
一日の仕事の終わりには一杯の黒ビール
鍬を立てかけ 籠をおき
男も女も大きなジョッキをかたむける
どこかに美しい街はないか
食べられる実をつけた街路樹が
どこまでも続き すみれいろした夕暮れは
若者のやさしいさざめきで満ち満ちる
どこかに美しい人と人の力はないか
同じ時代をともに生きる
したしさとおかしさとそうして怒りが
鋭い力となって たちあらわれる
小さな家がありました
小さな少女が小さな猫と
花とメダカと招き猫
それで幸せでありました
そのうち少女は旅に出て
大きな幸せ見つけます
いろんな人と友達に
なるのが彼女の定めです
貴方を見上げる季節です
雨の間は傘をさしかけ、貴方と歩く季節です。
雨の間は傘を受け取り、貴方が俯く季節です。
もうその季節は終わり
私と貴方の季節は終わり
やがて
笑い声がする