櫻井BLUES農場

わたくしのおもうこと、すきなこと、じっさいしていること。

2010年の拙ブログ再掲載です。 『地域主権』

2014-03-15 17:28:06 | 日記
 東日本大震災 から 三年経ちました。

大震災以前の
2010年にても 

大震災以降の
2014年にても、、、日本の こどもちゃんのしあわせのために成し遂げるとうれしいことがら が、ございますように観じます。

含む己自身。

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DIGさま 地域主権走り書きです。
2010/09/08 05:31

おはようございます。
北海道HBCラジオですと、尊「DIG」番組が、途中までしか拝聴かないませんので、拙者の聞けた範囲の、走り書きと、拙私見で、ございます。

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市川さんによりますと。

日本において、明治時代からの富国強兵政策から続く中央集権政治制度から、
第二次世界大戦敗戦後、富国強兵から「強兵」が抜けて
「富国政策」が、中央集権の理由として今まで日本は来た。

地方分権への取り組み、が、日本でもあったが、なかなか普及しなかった。

そんななか、
地域主権へと、最近呼称が新しくなった。

地域に、資源がある。
地域のことは、地域が考え、
まちづくり、道路、基盤整備など、地域に則した政治をする。
そのような成熟が地方にできてきた、とのことです。

個人の発言権、の実現も、ある。

地域主権は財政を浮かすため、ではない。

スゥエーデンでは、
平等権福祉権、サービス供給など、中央集権的事業も、地域個別の事業もあるとのこと。

日本に、地域主権が進まない理由は、中央省庁が主原因。
地方自治体には任せられないとの中央政治家、官僚の意向が原因。


地方に、ノウハウがあるのかの疑問もあると、司会男性じんぼてつおさん。

市川さんの答え。
地域を信じる必要。
戦後60年経っている、力はついてきている。
最終目標は地域の個人や、地域の団体が、声をだして自治をするのが、目標。

地域の役場や、地域に暮らすひと、地域の団体、地域の仕組みに、責任があるのが、地域主権。

個別法律に上書き条例を地域がする案もある。

地域に必要なことを地域が決めることが地域主権。

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続いてのコメンテーターさん。
書籍「地域再生の罠」
著者ひさしげてつのすけ さん

必要限度を越えたハコモノ、建築、道路をつくりたがる業者が、地域再生をかたり、無駄遣いをしてしまう。そんな事例が多々ある。そして地方財政は疲弊している。

聞く耳を持たない地域からの相談者さんが、
手っ取り早い成功事例だけを、ひさしげさんに聞きたがる。

ファッションビル渋谷109の宇都宮展開での地域おこしの失敗事例。

場所の問題点。
宇都宮109立地の目の前に八百屋さんがあった。主婦やおばあさんの場所と、当時ヤマンバギャルの場所109。相いれなかった。

宇都宮109は東京に近いのに東京の真似をしてしまったから。狙った顧客が東京の本物渋谷109へ行ってしまった。

地域おこし、
成功のために必要な条件。

日本の地域は、ひとのつながりが分断されている。
だから、
地域のひとびとは、
人々のつながりを求めている。
「ラジオ体操だから来たので、ひと恋しいから来たってわけじゃないよ~」など、
口実をふくめて、ひとがあつまる理由がほしい。

朝のラジオ体操
B級グルメ、飲食店、
ひとびとが気軽にあつまる口実になるところ。
店に遠慮せず気楽にたまり場になる場所。

が、人々の求める「つながり」に必要。

そこから発展。

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以下私見です。

地域主権が、すべての地域で成功するためには、地域に暮らす、すべてのひとが、平等に発言できる権利を、守る仕組みが必要かと、推測いたします。

なぜかと、いいますと、
農業修業時代さまざまな地域の農村に暮らしていて、学生時代に東京を含むさまざまな都会の暮らしも経験している立場の拙者からみまして、

日本のどこの地域でも、拙者の知る限りですが、

発言力のあるひとと、
おしだまっているひと、
の差が、ものすごいのです。

現時点の日本の状況は、都会でも田舎でも御老人や、独居世帯の孤独死。

自殺死者が毎年30,000人超、未遂や、入院後死亡を加えると、更に数が増えるとのおはなしも、うかがいます。
20~30歳代の死因一位が自殺です。

新卒ですら雇用が無い。

農家、漁業、林業の絶滅寸前の事態。

このような、国際政治経済の中の日本国家の仕組み、慣習と、暮らす人々の意識のもたらした現実の社会の、
国中に普遍的な問題点を、国策、法律、慣習、仕組みパラダイムの改良からも見直すことが、地域主権の前提条件として必須であるかと、推測いたします。

現状のまま、地域主権として、責任と権利を、地域に丸投げしてしまうだけでは、
地域主権の名のもとで、負担が地域に増えてしまいます。

実際、いま2010年時点で町会議員定数が減っている町も、聞き及びます。

地域主権のためには、地方自治体の政務に携わるひとの数が、議員さんや、市民監査オンブズマン制度など、業務に妥当で透明性ある給与付きで充実させる等の、
フォーマット、モデルケースが、必要です。

たとえば、デンマークの仕組みや、
スイスの直接民主制など、また、U.S.Aの中でも、さまざまな自治が成功しているロサンジェルスなどの例もうかがいます。
地域主権確立の参考になるさまざまな世界の事例を、日本風土に合うように工夫してみる時間猶予が、必要ではないでしょうか。

そして、その材料を、提示し、吟味し、練り上げる作業こそ、
この日本という国に暮らす1億2千万のすべてのひとびとで、ちからをあわせて、より良い国をつくっていく、という事になるのではないかと、推測いたします。

そう、地域主権は、主権在民、個人ひとりひとりに、公平公正平等透明に、行使し得る主権で、主権在民は、ひとりひとりのしあわせのためにある、あたりまえのもので、日本国憲法にて護られています。

地域と政府が合意と相互信頼をもってすべてのひとびとみんなで調和し統括されましたなら、うれしいです。

目的は、ひとりひとりが、毎日しあわせに暮らすことであり、
地域主権は、目的達成のための試行実践であるかと、存じます。

朝の思い付くままのはしりがきにつきまして、

誤謬御指摘誤認御指南御指導御鞭撻宜しく御願い奉ります。

(BGMうさぎのダンス)
1945年の今日、東京へU.S.A進駐軍が入ったのだそうです。

みなさま今日も佳い一日を。

櫻井BLUES農場 拝