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ともちの小さなGLOBE

人生は一期一会のLong and winding road。小さな地球儀をめぐる日々をブログにしました。

南アジア モルディブへ

2011-12-07 23:26:02 | 
12月3日: モルディブ マレにて


3年ぶりのモルディブ、首都マレは生長する植物のようにビルがどんどん伸びているのが印象的 

ビルの屋上から回りを見渡した光景… この首都の島は1周ぐるっと歩いても1時間…我が町内よりも小さいかもしれない…

朝、島を廻ると・・・
モスレムの女性は人前で肌を出すのが御法度ゆえ、市民の海水浴場は服を着て沐浴しているようなありさま

サーフィンを楽しむローカルの若者…

日本のODAで供給されたテトラポットがスマトラ沖地震の津波被害を食止めてくれた事への感謝の意を表したモニュメント

一方、住民の往来が多くなった事により、ゴミの量も増えているのが実態…首都の美しい港にもペットボトルのゴミが浮いている…


以前にも紹介したけれど、ここの交通法規は車の最高速度が30km/h、バイクが25km/h・・・
間違いなく、首都マレで100km/hを一瞬出そうものなら海に落ちるだろう…
とは言え、駐車場にはAUDI TTもあったりして、人間の所有欲の{?}を垣間見るものがある


超過密状態の首都の島マレの近くに第2マレとも呼ばれるHulhumaleがある
ここは、ODAによる埋め立て工事などで広大な敷地を有する島だけれど、3年前訪れた時と比べても草が生した位で、そんなに多くの建物が建った感はない・・・

空港島とも道路で結ばれているけれど、Hulhumaleが本格的に発展するのは首都の島であるマレと橋で結びつく後だろう

Hulhumaleの街角

スーパーマーケットを覗くと、面白い食材が目に付く


現在、モルディブを訪れる観光客は中国人が2割を超え、日本人は5%にも満たない…
ただし、ヨーロピアンがまだ、多くを占めてはいるが、欧州経済危機により、この構図は近々中に変化していくかもしれない。
リゾート建設もスローダウンしているとは言え、かつて新婚旅行で訪れたボリフシ島はアラブ首長国連邦のジャメイラが買収しボリフシ・ジャメイラとして1泊数十万円もする超高級リゾートに変貌する…
1986年10月のモルディブ・・・ボリフシ島

25年前か…本当に綺麗だったなあ・・・

モルディブでのお仕事の終わりにボートで空港に向かうと、虹が架かって嬉しいサヨナラです


さてさて、次はシンガポール…離陸すると眼下に素晴らしい景観が広がり南国のパラダイスを改めて心に刻み付けられます


今度は、カミサンと来たいなあ…


南アジア インドへ

2011-12-07 00:02:11 | 
3年ぶりのインドだけれど、今回は休日に訪れたデリーの思い出を書き記そう…

11月27日: オールドデリーにて
オールドデリーの街中での超大渋滞… もう動きません…笑うしかないか


車を降りて、街中を散策すれば…

このココナッツを食せば、以降の出張も…The ENDか…


リアカーの上で寝ているオヤジ…なんとなく、ほのぼのする写真

祀りに使う飾りを扱う店々のカラフルな色彩に、思わず目を奪われます


国際遺産 RED FORT 

ムガール帝国が築いた城砦は見る者を圧倒します

オールドデリーの劣悪なトイレ・・・10m以内に近づく事が出来ない…

ここで、おなかを壊したら最悪の思い出になるだろうなぁ…

デリーステーションの喧騒


デリーのショッピングモール…欧米のショッピングモールの感覚

この対比は何なんだろう…

ホテルのバーにて…中々面白いお酒も揃えています

Teacherというウイスキーはインドの物だと思っていたけれど、今はグラスゴーで作るスコッチウイスキーになっていたのは、ちょっと残念…

空港の待合室で偶然見つけた亀仙人… 笑)

旅先では、色んな出会いがあります…

御仕事も無事終了し、空港でインド版カップヌードルに舌鼓…

カレー味で中々美味

インドの滞在はこの出張で一番長い6日間…
デリーとチェンナイに滞在したけれど、デリーに比べ南の地方都市のチェンナイは、ほのぼのとした空気が漂う感がある。
一方、大都会のデリーに居た人間が、バイクで200km/h出せると言ってたけれど、確かに南部に比べて道路幅も広く、頷けるものがあった…
しかし、、、インド… 何処に行っても物乞いの姿は消える事が無い…
いたいけな子供を抱いた若い娘、手足の無い不具者の少年達・・・ BRICSは注目されても、この国の貧困が消える日はいつだろうか?
物乞いの少女達も年は中学生か高校生位か…可愛い顔立ちの少女も多く目立ち、AKBのようなユニットが作れるのではないかと思ってしまう事実…
これは、人が生まれて生きる環境、そしてチャンスの巡り合わせ…人の可能性って何なのか?あらためて問い直したい命題でもある。

社会のBottom Of Pyramidに注目した商売を称してBOPビジネスと言うけれど、この光景を見ると、社会に潤いをもたらす本当のBOPビジネスを我々は出来ているのか自問自答してしまう。
確かに、世界中で貧困層は無慈悲なギャングのような連中に搾取され続ける現実は、犯罪もしくはテロに向かう煉獄の温床を作り出しているのが事実だ。
これを政治の貧困によるものだとするのは、あまりに安直かもしれない…
少しでも、この世界に光が当たり、貧困層の悲劇が無くなる事を、切に願わざるにはいられないのが現実。
インドの悲劇はインドの日常にある…

目を閉じ、色々な事が頭を巡り、機上の人となった・・・ 
さあ、次はモルディブだ…


南アジア パキスタンへ

2011-12-06 23:33:03 | 
11月24日 南アジアの中でも、パキスタンは初めて訪問する国

アルカイダとの一件で、USとの関係がギクシャクしており、国自体が中国へ急接近する様相も見せ始め、緊張感漂う感がありかと感じていたが、訪れてみると、人々は目と目が合えば微笑み返してくれて、非常に人と人との温かみを感じたのが実感。

ゴミが見えなくなったスリランカのコロンボと比べるとカラチの町はインドと同じ喧騒を肌で感じる…


この小鳥売りのオジサン…小鳥は食べる為のものではなく、籠から出して放してあげる事で、幸運を呼び寄せるためのもの…以前、クレジットカードの宣伝であったなぁ


街中で見つけた、朽ち果てつつあるクラシックなフォルクスワーゲン…


カラチの街中で目に入ったカツラの宣伝らしい広告

これ、、、かなり極端でモデルさんが可哀相な感じ…笑)

モスレムが殆んどを占めるパキスタンでは飲酒は御法度…海外からの異邦人はホテルで御酒は飲めるけれど、飲酒と言う文化は無いのが実情… しかし、エクスポート専用で、パキスタンにも、この地ビールが存在する。

中々おいしいラガービールです…

パキスタンで訪れたレストランの中でも特に美味だったのが、ここ「BBQ TONIGHT」

ここの肉はホント美味かった~ 

また、沿岸部にはショッピングも楽しめるテーマパークのような綺麗なレストラン街も存在し、一般の人々が、暮らしをエンジョイしている。

報道では現れない市民の暮らしの中にも、大きな変化が起きている事を窺い知る事が出来る滞在だった。



南アジア スリランカへ

2011-12-06 23:05:28 | 
11月21日から約2週間で、スリランカを皮切りに、パキスタン、インド、モルディブ、シンガポールの5カ国を廻る出張し本日やっと帰国…
骨折している鎖骨に気を遣いつつも、3年ぶりの南アジアを肌で感じたのが実感。
(思えば、去年の全く同じ時期にはカリブの島々を短期間で訪れたのも懐かしい思い出…)

11月22日:初めに訪れたのはスリランカ
以前訪れた時は、タミルタイガーとの内戦著しい中の訪問…空港が出張前に爆撃されたりしてコロンボの町の緊張感もピークだった事が思い起こされる。

コロンボ空港に降り立つと、内戦も終結し、何処と無く安心感が漂っている。
街角には、セキュリティチェックの警察車両も目に付くけれど、町にはゴミが無く、素晴らしく綺麗になり、人々も平和を取り戻した中で、凛とした新しい国づくりへの姿勢をうかがい知る事が出来る。

交通渋滞は相変わらずだけれど、町は活気に満ちている


長引いた内戦だったけれど、反政府軍拠点の北端に位置するジャフナの町も、訪れた現地スタッフの写真を見ると、綺麗なビーチの近くに、美しいリゾートホテルも建築されはじめた事も分かり、文字通り市場の活性化が新しい国づくりとリンクして進みつつある。

夜は、久しぶりに現地の友人のヨハンと久しぶりの再開に嬉しい時を過した…
ヨハンのZ33はコンバーチブル…以前の改造を重ねたS15シルビアは手元を離れ、今回はこのZ33に改造の矛先が向けられている… 笑)

ターボを変えて400馬力オーバーを狙うそうだが、これも平和の表れか…
交通量が少ない夜のコロンボの街を屋根を開けたオープン状態で、男2人でZカーでかっ飛ぶのも楽しい一時

海岸部にも内陸部にも世界遺産や美しい自然が残されたスリランカは観光客の姿も目立っている。
高価なモルディブより、安価なスリランカを選択する観光客が多い事も分かる気がするのが実感だ…

空港の出発ラウンジにはF1も展示されており、今回訪れた国々の中でも、新鮮な躍動を感じるのが今のスリランカだった。




パプアニューギニア ラバウルKOKOPOにて

2011-09-13 22:42:22 | 
9月11日~13日(日、月、火) パプアニューギニア ニューブリテン島のラバウルKOKOPOに滞在
KOKOPOはラバウルが火山爆発で埋まった事により新しく出来た町
空港には、ようこそラバウルへの表示も

現地に住む日本人女性の家族と偶然空港で顔を合せ、久しぶりの感覚にホッとするものを覚えた。

RAPOPO PLANTATION RESORTに宿泊
ここにはゼロ戦の星型エンジンや、プロペラが置かれていた


ラバウルの山々が夕日に映えて我々を迎えてくれる


KOKOPOへ離島から来る人々の船溜まり…浜辺の風景も南国をしのばせる


余暇を利用し、ラバウルへ
途中にある博物館は大戦時の朽ち果てた遺物が展示されている

零戦21型…翼内には20mm機関砲が鎮座する

朽ち果てた爆撃機のコックピットの操縦桿を動かせば違和感無く左右と連動して今もスムーズに稼動する…

隼の翼…

93式酸素魚雷


墜落したP38ライトニングのV12アリソンエンジン

墜落し破壊されたF4Uコルセアの残骸

朽ちるに任せる保存状態だが、今でも当時をしのばせる

ラバウルで御世話になった現地のモベさんは驚異的なスピードでトヨタの4駆をラバウルに向けて運転…
Made in Japan!!! No.1 !!!!! Very first!!!!! と叫んでいるけれど、Made in Japanじゃなくて、モベさん、あなたの運転が強烈なんだよ…
たった30分でラバウルの町に到着、ZERO PUPERMARKETなどと言うスーパーもあり、旧市街に近い所でも人々の暮らしは息づいている。
オーストラリア人女性が営む、火山灰に囲まれたエリアのホテル

ここから少し車を進めれば、あたり一面は灰に覆われた景色が出現する…


靴の先も真っ白だ…


管理人さんにお願いし、この街にある山本バンカーに入れてもらう。ここが当時の中央司令室だ。

壕内の壁には当時の敵味方識別の作戦記号が書かれている。時間帯でモールス信号と翼灯により識別を分けていた事がわかる。
 
壕の中の日本語も鮮明に見え、65年以上経つ現在でも当時を偲ばせる。



続いてラバウルの火山灰に囲まれた慰霊塔に立ち寄る…管理状態は、あまり良くない

手向けの日本酒を持ってこなかったことが悔やまれる…
国に殉じ海外で死んだ人々に対するテイクケアの無さは日本政府の恥じる所だと痛感する、USの慰霊碑がいかに綺麗にされているか…

ここから見るラバウルの街も灰に覆われた事がわかる


帰路の道路わきには、いくつもの壕が点在する。


ここの湾は水深が非常に深く大型船の停泊が可能な天然の良港だが、いまも多くの船や飛行機が沈んでいる


連合軍は、自給自足を整えていた要塞ラバウルに対し強固な反抗による損害を避けるため、飛び石作戦をとる事で、ここでの上陸戦は実行せず、ラバウルは陸の孤島と化して終戦を迎えた。
現地の仕事仲間のナカムラさんは、お爺さんが終戦後も現地に残った元日本兵の子孫。日本人の面影が残る顔立ちだ。

日本人に対する感情も非常に良いのか、公園を訪れたら若い子がいきなりハグしてくれたのにはビックリ。
始めに、このオバサンが抱きついてきて…

次にこの若い子が抱きついてきた…

な、、、何だったんだろう…

カメラを向けると無邪気な笑顔が返ってくる

これは、例のビートルナッツ売りのオバサン


子供達の顔は何処の国も無垢で曇りがなことが救いだ


宿に帰れば、いつになく夕日がまぶしい


また、いつの日かラバウルに来よう…


パプアニューギニア ポートモレスビーにて

2011-09-10 18:39:58 | 
9月9日、10日(金、土) パプアニューギニア(PNG) ポートモレスビー
ポートモレスビーで暫く腰を落ち着け、毎日の航空移動から開放
毎日が飛行機で出撃だったからねえ…

ポートモレスビーはLNGプロジェクトで沸き上がり、人の往来が盛んだ
貧富の差も大きくなり、ラスカルと呼ばれるギャングによる襲撃が横行する為、移動にはしっかりした現地人か護衛が同行してくれる。

ここはとりわけ危険と言われる地域

セキュリティ2名を伴って訪れた海に面した船溜まり

気さくな人達から色んな話を聞いて記念撮影すると、みんな気の良い連中なんだけどネ


ポートモレスビーにはショッピングモールもある。入り口はセキュリティでガードされているけれど、絶対安全とは言えないらしい…

日本食レストランも…


ポートモレスビー唯一の戦前からある格調高いヨットクラブには、クルーザーも浮かびクラッシーな雰囲気を醸し出しているけれど、ここが唯一の息抜き場でもある。


湾郊外のシーケンス…港内にはかつての日本軍の攻撃で撃沈された船も横たわっている



現在PNGに脚光をもたらした、LNGプロジェクト自体は内陸部にパイプを引く事による部族交渉などの問題も含み金銭面でも暗礁に乗り上げる部分もあるようだが粛々と継続している。
アフリカ諸国で資源が見つかると不幸になる事と同じ様相を示してもらいたくは無いのが切実な願い…

しかし、今PNG全体が非常にアグレッシブである事は事実だ。


パプアニューギニア LAEにて

2011-09-08 23:38:32 | 
9月8日(木) パプアニューギニア(PNG) LAE
パプアニューギニアの首都ポートモレスビー
ここでの時間もつかの間に、LAEに向かう

LAE~ポートモレスビーは当時の爆撃コース スタンレー山脈を越えてLAEへ
坂井三郎さんのゼロ戦V103も通ったコースか…


LAEは治安も悪いと言う事で、厳重な警備…
飛行場は大戦中のものではなく、新たに作成されたもの


かつて、つわもの達が飛び立った飛行場は、今やコンテナヤードになっている


LAEの漁村でのシーケンス

ガソリンのタンクの上に、マッタリとたたずむオジサン… タバコは吸わないでネ


ビートルナッツと呼ばれる現地の方々が噛んでいるナッツを売るお店
これにライムとマスタードを加える事で化学変化がおきて口の中は真っ赤になってくる…


LAEに居たのは、たったの5時間…帰路は路肩の店によってバナナを購入

子供たちの顔も無邪気だ


バンピーな道での車内食も、また楽しからずや…
さあ、ポートモレスビーに帰ろう


FIJIにて

2011-09-06 22:36:57 | 
9月5日(月) FIJIの西に位置する観光の町NADIとは言え、今回は仕事で訪問
FIJIと聞けば南国の楽園の感があるが、インド系住民が4割近くを占め、インドに来たような錯覚を覚える
道端には牛が寝転びインドに良く行った身には初めての場所に思えないのが不思議


RUMメーカーの車も宣伝カラーで彩られるのも、見ていて楽しい…酒が走っているのかね


ちょっと訪れたリゾートでのシーケンス 中々南国情緒を感じます

船着場では渋い顔で少年達が魚釣り…


夜はこの地の歓迎飲み物のKAVAをいただく

木の根から絞った飲み物でアルコール分は無いが、呑むと舌先がビリビリしてくる
2杯貰って、もう十分…

その後はホテルのバーで口直しにビールを煽れば、隣に居た現地のお兄ちゃん達との会話に話が弾む…聞けば彼らはFIJIからニューギニアに入るニューギニアエアーのフライトアテンダントとの事…またの再会が楽しみだ

9月6日(火)はFIJIの東に位置する首都SUVAへ
街を走れば、南の異国情緒の風景…


マーケットを訪ねると多種多様の野菜や果物が売られている



魚は漁師から彼女ら仲買人を通して市場に提供されるのは日本にも似ている


港湾施設を訪れれば、日本で活躍していた練習船が1隻
この「進洋丸」もILOILOVATUと名を変えてFIJIで離島間の貨物船として使われていたが今は廃船を待つ身となっている。FIJIと日本との関係も深い


パプアニューギニアの首都ポートモレスビーに向かう飛行機の乗り込めば、NADIのバーで酒を酌み交わした、お兄ちゃん達がしっかりした格好でフライトアテンダントとして搭乗(もう年齢不詳)


久しぶりの再会を喜んで、機上の人…
飛行機はFIJIからソロモンのHONIARA飛行場を経由してPNGのポートモレスビーへの便…
ソロモンのHONIARAにある飛行場は、ガダルカナル島のヘンダーソン飛行場

太平洋戦争の激戦地も今はJETも降りれる飛行場に拡張され平和な姿となっている

今度来る時はソロモンに寄ってみよう…

ポートモレスビーに降り立つとフライトアテンダントのお兄ちゃんが、片言の日本語で・・・
「マタ キテネ」 

さあ、いよいよパプアニューギニアだ


ブリスベンにて

2011-09-03 18:34:50 | 
9月3日(土) ブリスベン
今回はブリスベンに立ち寄り、FIJI⇒パプア・ニューギニアへ
仕事の合間の思い出を書き記したい

オーストラリアのゴールドコースト空港に降り立ち、入国管理に向かうと手荷物検査に長蛇の列…
福島の原発事故の影響の日本人だけに対する放射能検査かとカチンと来ながら、様子を見ていると、国籍を問わず全員が手荷物を開けられて入念な検査の開始…
家畜に対する伝染病の流入阻止や、検疫を受けない生もの流入阻止、果ては自然保護観点からの貝殻などを使った御土産物まで取り上げられる次末…伝染病流入阻止は非常に肯けるものの、ちょっと貝殻加工品まで取り上げるのはあまりにもストイクト…サウジに共通するものがあるなぁ。
ブリスベンのお土産物屋では、カンガルーの革製品やワニの歯も売っているのにね…
現地駐在員に聞けば、御菓子の「東京バナナ」も生菓子に見られるようで駄目  検査官が親しげに Do you have TOKYO BANANA?と聞いて YES!で即没収…NOと言って見つかればそれ以上に大変な事になるのは自明の理…結局、検閲のゴミ箱には東京バナナが堆く捨てられているのが笑えない事実か。
とは言え、検査官もみんな、とてもフレンドリーなんだけどね 

ブリスベンでは休日を利用してCityCatと呼ばれる水上バスを使って市内観光
水上から見る市内もまた格別…



今日はブリスベン・フェスティバルが開催される為市内の公園には夜の花火を見るための人々が川辺で席取りを実施…日本と変らない光景かな


オーストラリアは上着を着ないと夜出歩くのが嫌になる寒さ
さてさて、明日からディープな南太平洋の本番がスタート…


冬のロシアにて

2011-02-06 07:21:30 | 
昨日、約1週間ぶりに冬のロシアから帰国

訪れたのは、モスクワとサンクトペテルブルグ
仕事とは言え、テロから1週間後に訪露するのは少し緊張感も漂う。
(ただし、公共機関のセキュリティが厳重なのは嬉しくもあるのが本音)
また、モスクワから約800km離れたサンクトペテルブルグへの移動は、航空機ではなくロシア版新幹線に相当する高速鉄道での移動・・・テロの標的を考えると過去の例から見ても全てが一長一短にも思え、腹を括る事にした・・・

この時期訪れた、モスクワとサンクトペテルブルグは、正直言って、異常気象のせいで拍子抜けする寒さ
本来なら-10℃近くの気温も0℃近辺にある為、道路の雪も溶けて長靴は必需品・・・一方、溶けた雪がマイナス気温になると凍結し、非常にスリッピーにもなる・・・
(日本から履いて行ったスノーモービル用のブーツがこれ程、役に立つとは思わなかった)

モスクワの小路を入った道路状況(道路の雪も溶けきった状態)


とは言え、モスクワ郊外のマリーナに行けば、ハーバーは凍結状態で、陸揚げされたボートには氷柱が垂れ下がっており、極寒の地を思い知らされます・・・

しかし、6ヶ月近くがシーズンオフに成らざるを得ない気象状況でもボーティングを楽しむ人々がいるのは、この地での刹那的な生きざまを感じるのも事実。

一方、郷に入れば郷の食事に親しむのもまた、異郷での楽しみの一つ。
ボルシチ、サリヤンカなどのスープにシャシリクと呼ばれる焼肉に、ロシア風の水餃子・・・

思えば、場末のレストランに行けば行くほど、値段も安くて美味しかったのもまた、面白い。
モスクワ郊外の小さな食堂…中々の美味です


モスクワから超高速鉄道でサンクトペテルブルグに移動
最高速度250km/hでモスクワ⇒サンクトペテルブルグ間約800kmを4時間で結ぶ弾丸列車

一時期は路線付近の住民からの騒音苦情で投石があったとも聞くが、今は影を潜めている・・・
鉄道も、ひとたび郊外に出れば、荒涼とした景色が車窓に現れる


サンクトペテルブルグの構内にはSt.ピーターの像が鎮座・・・(ちなみにモスクワ駅構内にはレーニンの像・・・)

サンクトペテルブルグは英語ではセント・ピーターズバーグ・・・これは世界中にある地名でUSのフロリダにも同名の街がある。

サンクトペテルブルグの駅前にて


この街での宿泊はドストエフスキー・ホテル

文豪ドストエフスキーの名を冠したホテルだが、有名な「罪と罰」の舞台がこの近くにある。
この小説も改めて読み返すと、人間の尊厳を深く考えさせられる名作だ。

ホテル前の景色・・・人々でごった返す街並に、ロシア正教の教会


仕事を終え、サンクトペテルブルグの街を散策・・・
欄干の4角に馬に翻弄される人間の姿を形にしたモニュメントがある有名な橋

現地で案内してくれたセルゲイ君に「女性に翻弄される男性というテーマで、別の橋にモニュメントを作ったらどうだい?」と会話し、爆笑しながら橋を渡って、エルミタージュ美術館方面に向う。
橋の上から見る川も完全に凍っています・・・


エルミタージュ美術館前の広場にて

広場から横を見れば寒々とした光景が、降り出した細雪の中に霞みます


離れ島にある、かつての要塞が夕暮れの薄明かりの中に、ぼんやりと浮かぶ姿に、この国の歴史を感じる一コマ


モスクワに戻り一仕事を終えて日本に出発・・・

到着後の新幹線の車窓から見える富士山に、ホッと一息・・・


やっぱり日本が一番だ

BAHAMAにて

2010-12-17 21:59:34 | 
今回のカリブ紀行の最後がBAHAMA
首都のNASSAUにあるパラダイスアイランドのホテルに宿泊
ここにはホテルATLANTISがあるけれど、残念ながらここには宿泊せず・・・

夕暮れ時のハーバーから見る眺めも格別・・・



休日にATLANTISを物見遊山に訪ねると・・・

鮫の泳ぐプールの中をウォータースライダーのチューブが通っている様は中々面白そう

ATLANTISはホテルが水族館みたいにもなっていて中々の景観

ATLANTISで遊ぶ為にBAHAMAを訪れる方々も多いからねえ…

ATLANTISをあとに、パラダイスアイランドの運河沿いにボートを進めると、水辺に面した豪邸が視界に飛び込んできます・・・

このスピードボートは、高価なアーネソンドライブを3機付けているからねえ・・・


ここが面白いところは、超高級住宅街から少し離れたところに釣り船の係留地やローカルレストランが存在する事

現地のIANと一緒に、観光客は間違いなく行かないローカル行きつけの屋台を訪ねて・・・
TELLISの店でコンク貝メインのローカル料理を頬張ります

アンクルTELLISと奥さんで営む店は良い雰囲気です・・・

その足で、地元のフィッシングトーナメントのゴールを訪ねます

今日の獲物はワフーと呼ばれる鰆の一種 (この魚、フライにしたら凄く旨かった~

サンタクロース達も釣りに夢中です

釣果自慢のワンシーン

終わってみればマリーナのバーで振舞い酒でヨ宵の酔い・・・


で、、、BAHAMAの御土産は御のぼりさんよろしく、ATLANTISのTシャツです


いや~NASSAUも良いとこだったねえ

ST.Thomasにて

2010-12-15 21:56:44 | 
ST.ThomasはUSバージン諸島に位置する起伏に富んだ島・・・
首都はシャーロット・アマリー

カリブの海賊の拠点であった為、海賊の築いた城が今も残っており、一部がホテルやレストランになっている
海賊の根城に併設されたレストランでのディナーは格別だった…
ハーバーに浮かぶヨットに掲げられた海賊旗が中々いかしているゼ


宿泊先のホテルから海岸線を眺めると遠くにカリビアンクルーズの客船が・・・

望遠で思いっきり近づけてみると・・・


山の上から港を見下ろすと、最高の景観がそこにあります・・・この写真がこの島の魅力を物語っている・・・


海上からの眺めもまた格別・・・

ST.Thomasが面白いのは、クルーズ客船の門限時間に合わせて夕方の5時には殆どの、お店が閉まり始めること・・・
無税ゆえ、アフター5に買い物に行こうと思っても、何も買えずとっても残念・・・ブランド物のお土産もまたの機会で財布に優しい…笑)
また、これも楽しからずや

ST.Thomas在住仲間のオブリーは、若気の至りで南アからカミサンと30ftのヨットでやってきて、この地に定住した好漢
年代も同じなので、時間が経つにつれて打ち解けあう良い時間を過ごすことが出来た
もっと、ゆっくり話をしたかったけれど・・・

やっぱり、仕事でなくて今度はプライベートでカミサンと一緒に来たいなあ・・・と切に願うのでした・・・


R.Dominicaにて

2010-12-14 22:25:35 | 
ドミニカ共和国(Republic Dominica)はハイチの隣に位置する国
スペイン語が公用語の為、ラテンのムードが漂っている・・・
ドミニカ共和国は多くの大リーガーを輩出しており、有名どころは、サミー・ソーサ
今回、隣国ハイチでコレラが発生しているから、生モノは口にしないように殊更気う・・・
(空港でもコレラ予防のパンフレットが手渡され、政府も水際での予防に気を使っています)

首都サント・ドミンゴから東に車を走らせると・・・

道路事情は、お世辞にも秩序だっているとは言えない・・・・信号はあっても意味を成していないのが現実で、サント・ドミンゴ市内を運転できる自信は全く無い
ただし、道路は写真のように整備されてもいる・・・


郊外に向かいと、砂糖キビを運ぶ、長~い列車が踏み切りの向こうで道路を横切っている・・・砂糖キビは、ラム酒にもなるし、カリブの国々では大きな収入源の一つ


漁村の風景も、インドや一部のアフリカ諸国に比べても綺麗な情緒を醸し出しています・・・


とは言え、サント・ドミンゴの治安はお世辞にも良いとは言えず、商店の駐車場にはショットガンを持った警備員が目を光らせているのです・・・


カードをホテル以外で使うのは躊躇するのも事実だけれど、、、この緊張感が何とも言えず落ち着くのは、自分が途上国を回りすぎた故かな・・・笑)

でも、、R・ドミニカが好きなのは、強烈なキャラクターの友人達がいるから・・・
糖尿病の薬を飲みながら、甘い物が好きで酒も愛する、太っちょのフェルナンド爺・・・
社用車のピックアップトラックを好き放題改造して、エンジンにターボは付けるしもう大変・・・パワーは強烈だけど、頼むからブレーキもそれなりに効く様にして欲しいヨ・・・
最高のキャラクターのフェルナンド・・・心から長生きしてくれる事を願っている・・・
そして、飲み友達でもある仕事仲間のビル・・・
みんなを車に乗せて、強烈な交通渋滞の中をハイテンションな大声で御馬鹿な会話を繰り返すフェルナンドの兄ちゃん・・・
・・・頼むからハンドルから手を離さないでくれ・・・

また来年の再会を願っています


ST.Martinにて

2010-12-13 23:28:53 | 
St.Martinは北部がフランス領、南部がオランダ領(先日オランダ領側が独立したと聞いたけれど、大した変化は無い)のフレンチ・サイドとダッチ・サイドに2分されている島国
ただし、両者は全く持って友好で、国境でパスを求められる事も無い。
St.Martinとも書くし、ダッチサイドではSt.Maartenとも書く

ダッチ側にカジノとかのプレイスポットは集中しており、ダッチサイドが歓楽街の様相・・・・
しかし、、道路はフレンチ側が綺麗に整備されており、収入も法律に守られフレンチサイドが高いとも聞く

フレンチサイドのホテルに宿泊し水平線を眺めれば、カリビアンクルーズの豪華客船が視界に飛び込んでくる


また、ハーバーには豪華なメガヨットが犇いて中々の景観


小学生位の女の子も平気でボートを操って桟橋に着岸…日本では信じられない光景で、マリン文化が生活に根付いている事が伺える


昼食を食べに水辺のレストランに向かえば、ハリウッドのプレイボーイ御用達のシガレットタイプのボートも居並ぶマリーナが、何とも言えず格好良い雰囲気を醸し出している…良いねえ…


跳ね橋の袂では、現地の子供達が、肝試しの飛び込みに夢中・・・


聞くに、ここは無税ゆえ、ハレーもアメリカ本国で購入するよりも安いとの事…ここで買ってアメリカ本国に持ち帰る人もいるらしい・・・
何てったって、下の写真の中古車の値段・・・無税でこの価格…安いよなあ~


マリーナを遠景から捉えると、綺麗な絵になります


で、ここでの大きなアクティビティが空港脇にあるSUNSET BARで見られる強烈な光景・・・


フェンスにはこんな注意書きも…


観光客はJETの爆風に耐えて喜んでいるのです


これがSUNSET BAR… 近いうちに空港拡張で取り壊されそうなので今が一番の旬

このサーフボートには飛行機の発着時刻が書かれているのです・・・

ここでのお土産が、こんなTシャツ・・・着るのがちょっと恥ずかしいけどね・・・


そんなこんなで、こちらも爆風を残してST.Maartenを後にしたのでした・・・



BERMUDAにて

2010-12-13 22:40:31 | 
BERMUDA(バミューダ)を訪れたのは11月22日
緯度的にはアトランタと同じくらいに位置するから寒いかと思えば、島国らしく湿気も少なく、半そで、半ズボンで十分過しやすい気候
英国領なので、どこかしら規律だった面持ちがある気がするのが本音・・・

そして、バミューダと言えば、バミューダパンツ・・・これは結構トラディショナルな格好で、ハイソックスとブレザーがセットにならないと形を成さないもの。
下の写真が、そのトラディショナルな服装

思わず、御土産に買うのはヤメにしました…笑)

この地でも、サイクリングは盛んなようで、本格的なサイクルショップも存在

ローディは世界中にいます

島国ゆえのトラディショナルなハーバー


真っ赤な夕日が凄い迫力で迫ってきます



で、、バミューダと言えば、1番の有名所は「バミューダトライアングル」・・・・
思わずレスキューチームのTシャツを買ってしまった…笑)


バミューダには、セントレアでの出発トラブルの為、2日しか居れなかったのは非常に残念…
そして、1バミューダ・ドル=1US・ドルである為、買い物は楽だったけれど、おつりはバミューダ・ドル・・・
25セントはUS$と同じ大きさなんだけれど、彫られているのが女王様・・・これに気づかず、この後、他の国で迷惑至極になることに・・・トホホ