朝の目覚めが非常に悪いうちのむすめです。
もう、とうさんはそんなのはほっといて、朝の支度をするのです。
すっかり自分のために没頭して動いていると、ふと、視線を感じてそちらのほうに顔を向けます。
すると、むすめが寝ぼけながらもしっかりととうさんが見えるところまで身体をずらし、顔を見せています。
むすめよ、だいじょうぶだよ、心配しなくても。とうさんはおまえをいつも見守っているのだから(うそぴょ~ん)。
まずい、まずい、すっかりおまえの存在を忘れとったわい。わしゃあ、もう物忘れが激しい年頃なんじゃけん、ゆるしてくれぇ~やぁ。のう、ぶちかわいいねえさんよ。