その1からの続きです。
新しい病院の診察室に入ると、
若い獣医さんが、開口一番、「あ、これはカビとか耳疥癬とか耳ダニではないです。
耳垢ですね。でも、雑菌が増殖している上に、耳の中が、ほら、赤いでしょう?
炎症を起こしていますよ。」
「まずは、これらの耳のまわりの毛を抜いてやりましょうね。」といって、
ピンセットでブチブチ周りの毛を抜き始めたのでした。。。
つうは痛いだろうに、いつものようにクンとも鳴かず、しっぽを振ってました。(-_-;)
しかし、毛をすっかり抜くと中がよく見えるものですね。
雑菌で黒くなった耳垢と赤く腫れた外耳壁がしっかりと見えました。恥
それから、耳の穴に洗浄剤を入れて洗ったあと、炎症と抗菌のためのゲル状の
耳薬を入れて下さり、やっと終わりました。
これが、炎症のひどかった左耳の穴です。
右と較べると分かるのですが、
この右の耳穴は大きくはっきり見えますが、
左耳は炎症の腫れのためか、耳穴がやや小さく
風通しが悪くなっていました。
◇
先生が云うには、耳は綿棒では決して拭かないこと。これは犬の耳の壁は
人間に比べてはるかに傷つきやすいからだそうです。
そして、耳穴の毛抜きは定期的にやること。手でピンピン抜いてやれば
いいそうですが、なかなか抜けるものではありません。ピンセットでしっかり
挟んで抜いてやろうと思います。
耳の洗浄液は市販されていますが、高いので、その代わりに人間のシャンプーを
10倍に薄めたものを、お風呂の時に、耳穴の中に思い切り注いで耳でふたをして
グチュグチュ揉んでやればいいこと。そのあとの洗浄は、思い切ってシャワーを当てて
中まで洗うこと。そのあと犬が本能的に頭を振って脱水するから大丈夫だと
指導されました。なにか、大胆というか、逆に、すっきりした気持ちになれました。
◇
さて、本題からずれたようなので軌道を修正しますが、
けっこうな時間、治療して下さったので、
さあ、レジ前で覚悟して待っていると、
なんと
支払いの要求額は、、、、、、
◇
初診料 1,000円。
耳の治療代(軽度) 800円。。
薬代 1,000円。。。の、
合計、たったの 2,800円!? (*^_^*)
そして、こちらの支払いは 半分の1,400円だったのでぇ~す!!?
◇
ほ、ほんとうに、これだけでいいのぉ? と思いながら、
その嬉しい誤算に、とうさん、かなり饒舌になり、
しばらく先生と雑談して帰りました。
◇
さて、帰り道、とうさん、考えました。
本来ならば、5,000円くらいは払う覚悟は出来ていたはず、、、
だったら、3,000円くらいは最初から捨てたようなものっ!!
こんなくそ蒸し暑い中、汗をかきながら6キログラムもあるつうを抱えて
川をひとつ渡って病院とうちを往復したんだから、
精をつけにゃ、明日からの仕事が始まらんではないかと、
願望でしかなかった「すき家のうな重!!」を食べる覚悟?が出来上がったのでした。
贅沢ぅ~!!! ヽ(^o^)丿
◇
その前に、まずは、つうをうちに連れて帰ると、
案の定、
なんで、あたしをあんな怖い所に連れて行ったんだぁと
迫られ、
しばらく機嫌をとってやって、
とうさんの左足の甲を枕に眠ってしまったつうを見ながら、
夕方になったら、すき家に行くぞっ!
覚悟を固めるとうさんでした。
◇
知らぬが仏犬、の つうの日曜日でした。
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