おとといの昼過ぎ、
つうは、開腹手術を 受けました。
開いたお腹の中から 膀胱を引っぱり出し、
その膀胱をまた切って、中に溜まっていた
たくさんの結石を 取り出したのです。
膀胱に続く尿道の中にも
いくつか 石が詰まっていたようで、
カテーテルを通して 外に押し出したそうです。
出て来た結石は、大きいのは1.5cm程のものから
小さいのはほんの1mm程度のものまで、
ゴロゴロと 50個以上はあったでしょうか、
レントゲンでも しっかり写っていたので
覚悟はしておいたのですが、実際に
ビーカーの中の実物を見ると、
手のひらに小盛りほどの その量に 驚いてしまいました。
このところ、朝の散歩では
おしっこは出ても血が混じっていたり、
踏ん張っても おしっこが出て来ないことが
多くなっていたのですが、
入院した日の朝は、
数メートル歩くごとに 低くうずくまっては
出せずに また歩き うずくまるだけで、
まったく おしっこが出ない状態のまま
最期は うちに抱っこして帰って来ました。
うちに帰って,脚を洗って離してやると、
普段なら 大理石盤に乗っかって
お腹を冷やしながら 朝ご飯を待っているつうが、
さっとベッドの上に上がり、
横になってしまったまま、
大好きな おやつを口元に持っていっても
反応せず、ただ とうさんの声かけに
目だけで 答え、浅くて早い息をするばかりでした。
これは おかしいと、慌てて 動物病院に連れて行き、
受診して3時間後には 手術となったわけです。
数ヶ月前のレントゲンには、まったく石は
写っていなかったですが、今回は
膀胱の中に お城の石垣のようにゴロゴロと
石が写っていて、このまま つうだけに
苦しい思いをさせながら 抗生物質と療法食での
内科的治療で 1ヶ月間様子を見るか、それとも、
つうが すっきりと楽になれるように 開腹手術で
結石をきれいに取り去る外科的治療をとるかの選択を
獣医さんから、やんわりと迫られたのでした。
◇
手術が終わってから24時間は排尿の状態を観るために、
一晩 病院に泊まることとなり、それまでは
つうを動揺させないために 顔を見せないように言われ、
翌日の夕方、つうを迎えに行きました。
検診台に乗せらたつうは、とうさん、早く連れて帰って
とばかりに とうさんの胸に 飛びついて来てくれて、
あぁ、家族なんだなぁと つくづく実感しました。
キャリーバッグを見せると、
最高級の車に乗り込もうとするように、
ジャンプして中に入り込み、
すっかり ゆるキャラモードになりました。
うちに帰ると、すぐに床に座り込み、
ほっとした顔を見せてくれました。
帰って来てくれて、ありがとうな。
さて、もう一度 じっくり 傷口を見せてくれ。
へその下に 真一文字に約7cmほどの切開の痕と
それが縫われた糸のみ。
テープなど一切貼っていません。
おお、よしよし、よく頑張ったんだなぁ。
病院では、ドッグフードを食べようとしなかったので、
お祝いに おやつをやると すぐに食べてくれ、
そのあと ドッグフードも ガツガツと食べてくれました。
ついでに、処方された抗生物質と止血薬も
飲んでくれて、いい子だなぁ。
水をゴクゴクと飲んだあと、
ぐっすりと眠ってしまいました。
つうは、病院では うんちを一回も
出していなかったのですが、先生が
帰ったら今までどおりにしていいとのことで、
少し休ませて散歩に連れて行こうと思ったのですが、
うちに帰ったとたん、外では 大きな音がして
突然、土砂降りの雨が 降り始めました。
あきらめて、とうさんが 机に向かうと、
つうが すぐに起きて、机の下に。
えらいなぁ、ちゃんとシートの上に寝てくれたね。
安心して 眠りな。
◇
しばらく PCをいじったあと、こっそり
立ち上がって台所に行って 夕飯を作っていると、
突然、つうが ベッドに飛び上がる音が?!
行ってみると、ベッドのど真ん中で
寝ようとしていました。
はい、お腹のラインに 再びズーム・イン。
サービスカット?!
とうさん、いいかげんにしてくれませんかぁ。
はやく そばに 寄り添ってよぉ。
そのあと、ベッドに座ったとうさんの
膝の上に 顎を乗せて、ふぅっと息を吐いて
眠ってしまったので、とうさんも
つうを包むように体をひん曲げて
気づけば 横になって 眠ってしまっていました。
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