8月15日の 朝7時過ぎ。

もう とっくに お日さまが 上のほうに 上がっていて、眩しがる つう。
さすが、お盆です。いつもは 人通りのある通りに、人っ子ひとりいません。

元安川のほとりの散歩道は 木陰になっていて、ちょっと一息。

でも、木陰から外れると、立秋過ぎというのに、
夏真っ盛りの日差しで ウンザリです。
散歩道のちょっと広くなった空間に、

まわりの緑には 不似合いな 派手すぎる物体が、ニョキッと立っていました。
あ、そうだった。
やっぱり お盆には欠かせないものが、これだった。。

広島県の西半分の 安芸地方では、定番の 盆灯籠です。
竹の先端を割いて広げ、そこに色鮮やかな色紙を張ったもので、
浄土真宗の門徒の多い安芸地方では、盆になると 墓地全体が
原色の花が咲いたお花畑のような風景が拡がるのです。
昔は夜になると ロウソクの灯が点され、灯が 揺らぐさまは、
まさに 極楽浄土のような風景でした。
物心がついた頃から これが普通のことで、
日本全国、どこも同じようなことをしていると思っていたので、
東京に住み始めて それがないことに
8月6日のサイレンと黙祷がないのと 同じぐらい、驚きました。
初盆の場合は、白い盆灯籠なのですが、
鮮やかな原色のものは、長い間 地元を離れ、久しぶりに見た時は
ギョッとしたのも 確かです。恥
でも、言い訳をすると、
画像に写った盆灯籠は、ちょっと派手過ぎます。豪華過ぎて嫌味っぽいです。
普通のは もっと シンプルで、形が 落ち着いています。
ここのは、ある大企業の社員の原爆慰霊碑に立てられたものなのですが、
こんなところにも 命よりも経済が優先される世の中を感じて
嫌な気持ちになったのは、私だけでしょうね。

そうこうするうちに、つう 自らが ちょっと道を外れて、
涼しい河風の当たる川べりに 座り込みました。
あの日、塁々と屍が 浮かんでいたこの場所は、
今は 静かです。

ほんとに 人が少なくて、やっと ひと組の 老夫婦と行き過ぎました。
つうが 振り返って じっと ふたりを見送っていました。

つう、あのふたり、広島で どんな人生を送って来たんかのお?

おっと ごめん。 思索し過ぎたかのお、とうさん。

そろそろ 疲れて来たんかあ、つう?
帰りは 一本裏に入った 日陰になる通りを帰りました。

途中、お盆休み中のレストランの前のセメント台の上で 休憩しました。
河から 涼しい風が、サア〜ッと吹いて来ました。
一匹とひとりは しばらくぼお〜としていました。
あ、今日は 終戦記念日だった。。
こうやって、ステイ ヒロシマのお盆が、過ぎて行きます。
それでは、また。
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