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クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

『TLC』最後のニューアルバム!

2017-06-30 21:10:00 | 音楽
90年代にヒップホップ業界を席巻した3人組ガールズグループTLCが15年ぶりのニューアルバム、『TLC』をリリース。音楽シーンに再び帰ってきた!




TLCことT-ボズ、レフト・アイ、チリの3人は1992年にデビューし、3枚の大ヒットアルバムをリリース。シングル『Waterfalll』、『No Scrubs』などが大ヒットし、グラミー賞も受賞。たちまち世界一のガールズグループとして90年代を席巻し、一時代を築いたのだ。しかし、2002年にレフト・アイが不慮の事故で他界。それ以来TLCとしての活動は停滞してしまう。



今回、クラウドファンディングのKickstarter上で、ファンに対してアルバム制作資金の出資を募ったところ、出資募集期間内に総計40万ドル以上を集めることに成功、無事に新たなアルバム『TLC』の発売日を迎えることとなった。

ニューアルバム『TLC』は下記12曲を収録。どの曲もあまり長過ぎず、清々しさを漂わせている。

1. “No Introduction”
2. “Way Back” (Feat. Snoop Dogg)
3. “It’s Sunny”
4. “Haters”
5. “Perfect Girls”
6. “Interlude”
7. “Start a Fire”
8. “American Hold”
9. “Scandalous”
10. “Aye MuthaFucka”
11. “Joy Ride”
12. “Way Back” (Feat. Snoop Dogg) [Extended Version]

1曲目の「No Introduction」は、昔のヒット曲名などもリリックに入れながら、"私たちに自己紹介は必要ない!"と言う貫禄と、新たなる挑戦を高らかに宣言しているようだ。



MVが先行公開された2曲目の「Way Back」ではSnoop Dogを迎え、マイケル・ジャクソン、マーヴィン・ゲイ、プリンスらの名前を出して過去を振り返る。

何と言っても、3曲目の「It's Sunny」が最高である。アルバムの中で一番好きなイチオシ曲だ。Earth, Wind & Fireのあの名曲、「September」を大胆にサンプリングした底抜けに明るくャWティブな曲となっている。

ラップで始まる4曲目「Haters」は、サビがメロディアスで明るい曲。"色々なことを言うやつには言わせておけばいい!"と、個性を賛美するメッセージが歌われる。



9曲目「Scandalous」はちょっと切ないメロディーで気に入っているし、10曲目の「Aye MuthaFucka」は過去のダメ男をパッシングする内容なので、「No Scrubs」にも通ずる曲だが、メロディーには明るさを漂わせる。

また、ミディアムテンモフ11曲目「Joy Ride」もジャネットジャクソン的なサウンドで、ライトな明るさがとても心地良い好きな曲だ。ファンに対して、これまで応援してくれたことに対する最後の感謝(Thank you)を告げるような内容で、とてもャWティブなメッセージが伝わってくる。



アルバム全体的に、若い頃のギラギラ感満載なヒップホップサウンドでは無く、アダルトファンクな雰囲気が漂う上質なR&Bアルバムに仕上がっているので、僕のようなかつてのTLCファンであった年代が、昔のTLC的な要素も楽しみながらも、成熟した彼女たちの、年相応の落ち着いたサウンドが楽しめる内容になっている。

TLCの懐かしさと共に、久々に良いR&Bアルバムに出会ったと言う思いだ。

小林麻央の旅立ち

2017-06-26 08:56:00 | ノンジャンル
乳がんと闘っていた小林麻央さんが、6月22日(木)に亡くなった。34歳と言う、あまりにも早い旅立ちである。



大学生時代に『恋のから騒ぎ』に出演していた頃から、小林麻央さんをテレビで見ていた。その頃から、美人でとても穏やかな性格ながら、芯のしっかりした清々しい女性と言う印象がとても強かった。そして、その後フジテレビのお天気お姉さんなどで人気は高まり、NEWS ZEROではその芯の強さが発揮された骨太ながらもハートのあるキャスターぶりがとても魅力的であった。



やがてキャスターとしてのインタビューが縁で2010年に市川海老蔵と結婚。

昨年5月に乳がんであることを告白してからも、常にマスコミで取り上げ続けられてきた。

そして、昨年の9月にブログを開設して以来、僕も毎日のようにブログを拝見してきた。亡くなる2日前の6月20日までブログをアップし続けた。闘病生活の中で入退院を繰り返し、アップされる写真からは元気な様子もあれば、体調がとても悪く、苦しそうな時も伺え、一進一退であることを伺い知ることが出来たし、日に日に痩せて行く姿を見るのが辛くもあった。

次元が全く違う話だが、自分もブログを書いている身として麻央さんのブログを読んできて、強く感じたことがあった。ブログは自分が"生きた証し"を綴ったライフログ=日記であり、麻央さんの場合は、ブログが"生きる希望"でもあり、ファンや家族への"遺言"でもあった。生きることへの執着と、最後まで諦めないという姿勢でメッセージを発信し続けた麻央さんの言葉一つ一つに、強い決意と覚悟を感じていた。

ステージ4のガンであることが公表されてからは、確率の世界では極めて厳しい状況であることは誰もが理解出来たが、それでもブログで元気な姿を拝見すれば、少しずつ回復に向かっているのでは、ガンであったこともいつか笑い飛ばせるようになる筈!と常に奇跡を願ってきた。

ガンであることを本人が初めて知った時に、恐らく感じた恐怖感や絶望感たるや想像を絶するものがあったと思われる。もし自分なら、家族に八つ当たりしたり、ヤケになって自虐的な行動に出てしまったと思うし、前向きに人生を考えられなくなっていたのでは無いかと思う。それでも小林麻央さんのブログには、辛さの吐露は多少あるものの、そこには常に前向きなメッセージがあり、自分のことよりも、同じガンと闘っている患者を励まし、他人への思いやりを欠かさない。。こんなにも強く、天使のような女性がいるものだろうかと驚かされた。自分ならとても出来そうに無い。

5月末から自宅看護となったことが公表された時は、もはや残された時間が短いことを誰もが感じた。しかし、それでも、少しでも、自宅で家族との穏やかで濃密な時間が、一日でも長く過ごせればと心から願って止まなかった。最後は家族に看取られて、少しでも安らかな家族との時間を過ごすことが出来たのであればと切に願う。

もっと、もっと、長く生きて、まだ幼い子供たちの成長を見守り続けたいと言う思いは強かったに違いない。それを考えると無念で、胸が張り裂ける思いだが、母がブログに綴った生きた証しは、いずれ理解が出来るようになる子供たちへのかけがえのない遺言になったと思う。

心から小林麻央さんの御冥福をお祈りします。



シンガメ[ル、インド、タイの旅!

2017-06-14 16:03:00 | トラベル
先週シンガメ[ル、インド、タイ出張に出かけた。シンガメ[ルとタイはこれまでも頻繁に出張してきたが、インドはかなり久しぶり。考えてみたら、4年ぶりの訪問だ。

今回シンガメ[ルとインドでは、関係会社の工場を見学し、打合せを行った。やはり現場の様子に触れ、ローカルスタッフと共に日々奮闘する日本人出向者の仕事ぶりを目の当たりにすると良い刺激となる。

今回久しぶりのインドはムンバイとバンガロールの2都市を訪れた。ムンバイはインド第二の都市で、デリが政治の中心であるのに対し、ムンバイは商業の中心。ボリウッドがあることでも有名だが、海が近い為、シーフードも楽しむことが出来る。




今回ムンバイ南にある有名なシーフードレストラン、Trishnaを訪れ、美味しいシーフードカレーや日本人も比較的食べやすいシーフードチャーハンなどを食べた。基本インドと言えばカレー一色だが、シーフードのバリエーションがあるのは海が近いムンバイならではの魅力だ。





バンガロールはインド都市の中では一番好きな都市だ。ある意味デリ、ムンバイに比べれば田舎なのだが、高原地域なので湿度が低めで、インドの中では比較的爽やかな気候だ。欧米のIT企業が多く進出していることもあり、また日本人人口もムンバイより多い為、日本食屋も6-7軒あるらしい。

僕がインドで一番楽しみな光景は、野良牛に町中で遭遇すること。普通に町中を野良牛が徘徊しており、今回も携帯ショップの前を野良牛が横切る光景があり、これが何ともシュールで最高である。インドでは牛は神聖なる動物にて牛肉を基本食べない為、牛も食べられる事なく自由に放たれているのだ。ある意味、牛にとってインドは最高の"パラダイス"なのかもしれない。



バンガロールでは客先の指定で、なんとRitz Carltonホテルに宿泊。Ritz Carltonはなかなか高くて泊まれないが、バンガロールのRitzは恐らく世界で一番安く泊まれるRitzらしい。でも、ホテルのクオリティーはさすがRitzである。




部屋も特別広くは無いが、高級感が漂っている。



バンガロールの後はタイ/バンコクに移動。バンガロールから日本への直行便が無いので、バンコク経由で帰国するケースが多いらしい。バンガロールバンコクのタイ航空便は日本人でいっぱいであった。



今回バンコクで珍しく週末を挟んだので、1日は仕事、もう1日は少し街歩きをしたが、バンコク市内の電車も良く利用した。日曜日の朝は、週末だけ営業している有名なチャトチャックウィークエンドマーケットを訪れたが、このマーケットの規模感はすざましいものがあった。アジア最大のマーケットと言うのも頷ける。様々な雑貨、日用品、衣類、食料を安く販売する小さな店舗が15,000店以上所狭しとひしめき合っており、見ているだけで楽しい。




マーケットではあまり買わなかったが、唯一、有名スターのオシャレな似顔絵パネルを販売する店に立ち寄った際にブルース・リーのパネルを見つけたので思わず購入。2枚で400バーツだから、日本円で約1,200円くらい。




今回のバンコク出張での収穫は、何とも美しいタイの女優を発見したこと。VIVOと言う携帯端末のCMモデルをしている美しい女優を電車の駅中広告で見かけたので、気になって誰だか調べてみたら、AUM-Patcharapa Chaichua / アム=パチャラパー チャイチュアと言う女優で、タイの美人女優ランキングで常に一位を獲得している大女優らしい。現在39歳と言うことで決して若くは無いが、その美しさはかなり突き抜けているし、まさに僕好みの顔なのだ。少女時代のユナには負けるが、かなり高いレベルの美女である。






洗練されたJazzy Hip Hop!

2017-06-02 00:43:00 | 音楽
最近、スムーズジャズサウンドに飢えており、色々探していたところ、たまたまiTunesのジャズセクションランキングにあったKenichiro Nishiharaと言うアーティストのアルバムが目に止まった。

アルバムのタイトルは、『Jazzy Folklore』。アルバムジャケットは、朝日だろうか、夕焼けだろうか。淡いブルーの空に、これまた見事なブルー色の火口湖。まるで映画『君の名は。』のワンシーンを思い出すような、何とも美しい景色だ。僕はジャケ買いすることも多いが、このアルバムはまさに僕の大好きなブルーのイメージで、それだけでも惹かれてしまった。しかも、アーティストの名前が漢字とかでは無く、オシャレな英語表記なのにも妙に惹かれてしまった。



アーティストのKenichro Nishihara (西原健一郎)とは、どうやらファッションショーなどの音楽プロデュースなどを経て、自分でアルバムを出すようになったらしい。



これまでリリースしたアルバムは計5枚。この中から、2015年にリリースされた4枚目のアルバムが『Jazzy Folklore』。下記10曲が収録されている。

1) waves feat. Substantial
2) my leaving feat. mabanua
3) magazine feat. Ashley Eriksson
4) the vibe feat. D.O.
5) prism tale
6) pass the tea feat. SLik d & VerBS
7) yesternow immigrants
8) my love my life feat. Steph Pockets
9) piano choir
10) believe feat. Cise Starr

アルバムは全体的に何とも洗練されたスムーズなジャズヒップホップ。美しいピアノの旋律に乗せて、実力派の外国人アーティストによるボーカルが見事なコラボレーションとなって、聴いていてとても心地良いのだ。ジャズカフェでのBGMがとても似合うアルバムだ。



アルバムの中でも、5曲目の『prism tale』が兎に角素晴らしいインスト曲。この曲を聴いて一発でこのアルバムに惚れ込んでしまった。美しいピアノのメロディに途中からビートが刻まれるシンプルな曲だが、どこか切ないピアノのメロディが遠い記憶を呼び覚ますような曲。後半、さりげなく響く僅かなシンセがまた絶妙なタッチ。他のボーカル曲もバラエティに富んでいて飽きさせない。



洗練されたJazzy Hip Hop。新しいジャンルを開拓したかのような素晴らしいサウンド。久々に美しいアルバムに出逢えた思いだ。西原謙一郎、いやKenichiro Nishihara 恐るべし!他の
アルバムもチェックしてみたい。