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クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

邦画の名作『Love Letter』

2013-03-31 01:53:00 | 映画
僕が最も好きな邦画に、
岩井俊二監督の『Love Letter』がある。
あまりにもこの映画が好きでDVDも持っているが、
今回のアメリカ出張時にたまたま
機内でやっていたので、
ついまた見てしまった。



北海道小樽の美しい景色を舞台にした
切ないラブストーリーだが、
これほどまでに静かで、美しくて、
心に染み渡る映画はあまり
他に無いのではないかと思う。

フィアンセである藤井樹を
山の遭難事故で亡くした渡辺博子が、
藤井樹の実家で見つけた高校時代の
藤井樹の住所に一通の手紙を
送ることから物語は始まる。



当然、亡くなった藤井樹に手紙が届くわけはない。
博子は天国への手紙のつもりで送るが、
なんと藤井樹から返事が返ってきてしまうのだ。

高校当時、同名別姓の、
女性の藤井樹がいたと言う設定だが、
このありえそうで実はあまりありえない出来事が、
感動的な奇跡を引き起こし、
高校時代の二人の物語の扉が開かれていく。

中山美穂が、渡辺博子と女性の
藤井樹の二役を演じるが、
性格の違いを絶妙に演じ分けている。
高校時代の藤井樹には柏原崇、
少女時代の藤井樹は酒井美紀が演じており、
また亡くなった藤井樹の友人で、
渡辺博子に恋心を抱く秋葉役を
豊川悦司が演じている。



この映画の最も感動的なシーンが、
渡辺博子が、藤井樹が亡くなった雪山に向かって、
"お元気ですかー。私は元気ですー"と叫ぶシーン。
邦画史上に輝く名シーンだろう。




本作は公開された1995年当時大ヒットし、
日本アカデミー賞を始め、各種映画賞を総なめにした。
中山美穂を始め、出演陣も高い評価を得て、
監督の岩井俊二も、この映画で一躍
有名監督の仲間入りを果たした。

また、特筆すべきことに、
1999年には韓国でこの映画が公開されて大ヒット。
それまで日本映画の韓国での公開は禁止されていたが、
この映画の大ヒットで、一大ブームを巻き起こしたのだ。
特に渡辺博子が雪山に向かって叫ぶ、"お元気ですかー。
私は元気ですー!"は韓国でも流行語に
なったと言うから驚きだ。また、この映画の公開を気に、
多くの韓国人が小樽を訪れたらしい。



この映画が韓国の映画、ドラマに与えた影響は大きく、
時代を超えて交錯する物語設定や、美しい北海道の
雪景色などを舞台にした切ないラブストーリーは、
その後ドラマ『冬のソナタ』や、『ラブレイン』、
映画『ラブストーリー』などに大きな影響を与えている。

この映画で忘れてはならないのが音楽だ。
バックで流れる音楽はあまりにも静かで美しく、
映画の感動をゆっくりと深く盛り上げると同時に、
独特な世界観を作り上げている。Remediosが
音楽を手鰍ッているのだが、僕はこの映画での
美しい曲に完全に取りつかれ、CDを当時即購入。
その後も本木雅弘と鶴田真由主演の
ドラマ『君と出逢ってから』でもサントラを手鰍ッ、
こちらも気に入って即買いしてしまった。

今回、随分久しぶりに、
機内でまた『Love Letter』を見ることになったが、
感動は全く色褪せていなかった。
またこのような感動的な岩井俊二の映画を
ぜひ見たいと改めて感じた。


魅力的な街、シアトル

2013-03-26 07:26:00 | 好きな場所
今回の米国出張で、久しぶりにシアトルに立ち寄った。
前回のブログに書いたが、ブルース・リーが眠る
街という意味でも自分にとっては特別な街だが、
街の雰囲気がとても好きで、住んでみてもいいかなと
思える魅力的な街である。



NY, LA, SF等に比べれば規模は小さい。
雨がとても多いが、だからこそスタバなどの
“カフェ文化”が発達した背景もある。
また、雨が多い分自然が豊かだし、
シーフードも美味しい港町である。
日系人も多く、その意味では日本人に
とっても住みやすい街だと言える。

今回ホテルは、以前泊まったW Hotel Seattleに宿泊。
W Hotelも最初に登場した頃のような人気や斬新さは
感じ無いが、やっぱり個人的にはこう言った
ヒップなホテルが好きである。



部屋も前回泊まったのと同じタイプであったが、
壁側に配置されているベンチソファーが何ともいい。
バスルームも無駄無く、すっきりしたオシャレな
デザイン。




ホテルの1階ロビーもモダンで斬新なデザインである。



シアトル観光にPike Marketは外せない。
新鮮な魚介類や様々なお土産品を売るマーケット
となっていて、歩いているだけでも楽しいエリアだ。





そして、ここにスターバックスの記念すべき“1号店”がある。



スタバのロゴマークもレトロで、
とても味があるデザインだ。



今では世界中にあるスタバも、
1971年にここで誕生したかと思うと、
この店の存在もなかなか灌漑深い。
1号店はオリジナルロゴマークをあしらった、
ここでしか買えないグッズも多く有り、
シアトルでも有名な観光スャbトになっている。
今回立ち寄った際も、狭い店内は観光客で
ごった返していた。

店内には1号店であることを証明する記念碑も
設置されている。



この写真はブレブレでわかりにくいが、
短い髪の女性店員がモデルのようで
とても美しかった(笑)。



シアトルはいつ訪れてもワクワクするような
楽しい街である。また仕事で訪れる機会を
楽しみにしたい。





ブルース・リーからの贈り物

2013-03-24 09:49:00 | ブルース・リー、アクション
今回の米国出張でシアトルに立ち寄ったが、
また恒例のブルース・リー師匠の墓参りを
行った。早朝にホテルをチェックアウトし、
師匠が眠るレイクビュー墓地に車で向かった。
シアトルダウンタウンから車で15分ほどで
とても近いが、環境は公園や静かな住宅街の中で、
景色も抜群な丘の上にある墓地だ。



シアトルは僕に取って本当にスピリチャルな街だ。
まさに魂が洗浄され、新たな力を与えられる。
墓参りをすると、それまでモヤモヤしていた
気持ちや悩んでいた気持ちなどが、
すーっと整理され、新たなインスピレーションが
生まれることも多いのだ。
僕は可能な限り、人生や仕事の節目には
必ず墓参りをするようにしているが、
雨が多い筈のシアトルも、
不思議と墓参りをする時はいつも晴れ。
やはり師匠はただならぬパワーを持っているのだ。



今年は1973年にブルース・リー師匠
が亡くなってから、ちょうど40年目に当たる。
命日の7月20日にまた墓参り出来るかどうか
わからないので、出来るだけ気持ちを込めて
お祈りした。



いよいよ4月からは子会社に出向し、
その会社の海外事業を任されることになったが、
また師匠に新たなパワーを頂くことが
出来たような気がする。これから心機一転、
新たなチャレンジに挑むことを墓前に誓った。

Using no way as a way,
Having no limitation as a limitation
(ブルース・リーJeet Kung Doの精神)


米国 朝の人気ニュース番組!

2013-03-23 08:53:00 | TVドラマ
僕は米国に住んでいた頃、最も好んで見ていた
チャンネルがNBCである。ABC, CBS, FOXと並び、
4大ネットの一角として長年視聴者に愛されてきた。
これは僕の勝手な感想だが、バラエティーが
強く、人気の度合や4大ネットの中での
位置付けとしては、日本で言うフジテレビに
似ていると思う。

そして、このNBCの朝ニュース番組と言えば、
『The TODAY Show』。フジテレビで言うところの
めざましテレビだ。

メインキャストがマット・ラウアー。
頭はすっかり薄くなったが、如何にも
アメリカ人が好きそうなイケメン顔で、
すっかり朝の顔として定着している。
そして、マットと一緒にキャスターを長年
務めていた相手がケイティー・カーリック。
とても人気のあるキャスターであったが、
今はThe Todayから離れ、
フリーのキャスターとして、
NBCのドキュメンタリーや
ニュース番組などを主に担当している。



ケイティーが2年前に引継いだのが、
前からサブ的な役割をしていたアン・カリー。
ついに正式に表舞台に立ったのだ。
しかし、何故かこのアンは1年あまりで
朝ニュースから姿を消すことに。
アンはとても性格が良さそうで、
母親が宮城県出身の日本人というハーフで、
ルックスもアジア系で親しみやすかったが、
朝の看板キャスターとしてはやや華に
欠けていたのかもしれない。



そしてアンから昨年アンカーの座を
引き継いだのが、サヴァンナ・ガスリー。
サヴァンナは1971年生まれで、日本の女子アナ
のように決して若い方では無いが、
アメリカの中では比較的若手に分類されるだろう。



彼女の最大の魅力は明るくてキュートなところ。
コメントやしぐさがとても愛嬌たっぷりで、
視聴率アップに一役買っているのだ。
僕も結構サヴァンナはお気に入りである。



そしてThe TODAY Showのすぐ後には、
『Regis & Kelly』という番組をやっているが、
これはちょうどフジテレビで言えば、
めざましテレビの後の『とくダネ』
みたいな位置付けだ。
ここに登場するRegisは完璧に
アメリカ版“みのもんた“そのもので、
米国でも有名/人気のあるパーソナリティーである。
そしてRegisとタッグを組むのが、これまた
小悪魔的なキュートさが魅力のケリー・リパ。



ケリーは少しおバカなコメントをするところが
とてもウケて、Regisとの相性も抜群なようだ。
ケリーも年齢的には43歳くらいで、
決して若い方でも無いが、キュート系なせいか、
とても若々しい印象を持ってしまう。



日本とアメリカ、キャスター事情は
違えども、やっぱり人気のある番組には
特徴のある名物キャスターが欠かせないのである。



NY一番人気のステーキ屋、『ピータールーガー』へ

2013-03-20 19:40:00 | マイグルメ
今週、米国出張で6か月ぶりのNYに来ているが、
久しぶりに会社のメンバーと共に
『ピータールーガー』で食事した。



ここは、NYで最も老舗で有名なステーキハウスで、
世界中から多くのファンが訪れる。
創業1887年。126年もの間、変わらない味の
リブステーキを提供し続けているのだ。



場所はウィリアムズバーグブリッジを渡った
ブルックリン側。やや不便な場所にあり、
タクシーで行かなければならないが、
それでも多くの観光客や地元のファンで
いつも満席になる。
昔はこのエリアもかなり治安が悪かったが、
最近では近くにショップも増え、
何だかオシャレなエリアに変貌しつつあるようだ。

メインダイニングは古き良き時代の名残を
感じさせ、とても味わい深い。
クレジットカードは一切使えず、現金主義なのも
老舗の拘りである。



まずステーキを食べる前に頼むのは、
定番/名物メニューとなっている
巨大な輪切りトマトとオニオン。
このシンプルさが何とも大胆で、
巨大ステーキの登場前に期待を高めてくれる。



そして、ステーキと一緒に食べるのがこのパン。
これまたシンプルだが、意外にも結構美味しい。
美味しいあまりこのパンを食べ過ぎてしまうが、
後でステーキを食べる際にかなり苦しく
なってしまうので要注意だ。



そして、いよいよ名物のリブステーキの登場。
塩で味付けしたとてもシンプルな味わいが最高だ。
お好みでピータールーガーステーキソースを
かけて食べるのも良いが、
僕は何もかけずに食べるのが好きである。




精算後に配られるコインチョコレートを
記念に持ち帰ったが、
久々のピータールーガーを
満喫したNY出張となった。



Peter Luger Steak House
178 Broadway, Brooklyn NY 11211
(718)387-7400
www.peterluger.com