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blue deco design lab

クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

関西の城制覇計画 その15 『郡山城』

2012-02-26 22:31:00 | 日本の城、日本の寺
週末は初めての奈良地方に出かけた。
奈良は大阪から1時間以内の距離。
大阪-京都とあまり変わらず、とても近い。

今回目指したのは、奈良市内から南に30分くらいの場所にある
大和郡山。ここに、前から訪れたかった“郡山城跡”があるのだ。
奈良県にはお城がとても少ない中、この郡山城はとても貴重な存在だ。
豊臣秀吉の弟である秀長の城としても有名な城だ。



残念ながら、現在残っている天守閣は無い。
ただ、当時の面影を今も色濃く残す石垣は風格があって見事。
城好きにはたまらない野面積みの石垣だ。




そして秀長の後に郡山城主となった柳沢家により建てられた
柳沢神社が建つ本丸には立派な天守台の石垣が残る。
天気の良い日には、遠く東大寺大仏殿や興福寺なども
見えるという見事な眺めらしいが、今回は小雨模様で
あまり見えず。天守台の面積もなかなかなもので、
当時の城の大きななども想像出来て楽しい。




天守台の裏手には、有名な逆さ地蔵が。石垣に使われた
お地蔵さまが逆さになって組み込まれているのだ。



ミニ天守閣にも見える隅櫓や追手門などは
戦後再建されたものながら、これも古い作りで、
とても味のあるウッディーでクラシックなブラックデザイン。




今回ちょうどタイミング良く、盆梅展をやっていたので
立ち寄ったが、ここには見事な何百万円もするような
梅の盆栽が多く展示されていたが、
見ているうちに、思わず盆栽ファンに
なってしまいそうであった。





そして、大和郡山市は“金魚”で有名な町。
藩主の柳沢吉里が中国から金魚を取り寄せ、
大和郡山で金魚の養殖を始めたことが
日本の金魚の発祥なのである。
町の至るところに金魚の姿を見ることが出来る。
そして城下町の紺屋川付近には金魚グッズで有名なお店、
『こちくや』があり、様々な金魚グッズが売られていた。
赤と金色の金魚の可愛い置物をゲットした。
赤は仕事運、金は開運を呼ぶらしい。




おみやげ処こちくや
奈良県大和郡山市紺屋町23-1
0743-55-7770

更には歴史的な価値が高い金魚グッズを展示する
『箱本館紺屋』にも立ち寄った。古い当時の町家を
改装した建物も趣があって最高である。




箱本館紺屋
奈良県大和郡山市紺屋町19-1
0743-58-5531

郡山を締めくくったのは、和菓子屋の『本家菊屋』。



郡山銘菓として有名な『御城之口餅』を購入。天正の頃、
豊臣秀長が茶会の際に秀吉に献上したところ大変評判が
良かったことからその後売り出したという、
歴史的にも由緒正しい和菓子なのである。



ちょうどお店を訪れた際に、何か旅番組を撮影していたようで、
旅案内人として美人キャスターを見かけることが出来たのも
ラッキーであった!



本家菊屋
大和郡山市柳1丁目
0743-52-0035
www.kikuya.co.jp



横山光輝の傑作漫画 復刻シリーズ!

2012-02-22 22:48:00 | 漫画/アニメ
手塚治虫と並んで、僕の尊敬する漫画界の巨匠、
横山光輝の名作漫画を昔からコレクションし続けているが、
また新たな作品が加わった。

1958年に雑誌『りぼん』に連載され、1960年に単行本化された
横山光輝の傑作少女漫画、『紅ばら黒ばら』が小学館から
限定BOXで復刻されたのだ。当時の希少な原本を元に復刻されたらしいが、
前編、後編の2冊セットで発売された。



横山光輝と言えば、『鉄人28号』が最も有名だが、
他にもロボットものでは『ジャイアントロボ』、超能力もの
ではやはり『バビル2世』や先日ブログで取り上げた
六神合体ゴッドマーズの原作となった『マーズ』、
忍者ものでは『伊賀の影丸』や『仮面の忍者赤影』などが有名。
しかし、実はロボットものと並んで有名なのが、横山光輝の少女漫画なのだ。
あの『魔法使いサリー』と『コメットさん』も横山光輝の作品だ。

その意味では、今回復刻された『紅ばら黒ばら』は横山光輝の少女漫画
の原点を垣間見ることが出来る名作なのである。
手塚治虫が『りぼんの騎士』なら、横山光輝は『紅ばら黒ばら』
なのである。



これまで、小学館から数々の横山光輝復刻作品が限定BOXで
発売されており、しかもマニアックな隠れた名作ばかり。
パッケージデザインや装飾も豪華で、この辺りのセンスは
素晴らしい。ファンにはたまらないものばかりである。



先月は『宇宙警備隊』が復刻されたが、昨年は他にも
『みどりの魔王』、『鉄のサムソン』という、あの『鉄人28号』と
並んで当時人気のあったロボットものも復刻されている。



他にも『サンダーボーイ』、『グランプリ野郎』も発売されているが、
これらは全て購入している。

小学館からの限定BOXとは別に、愛蔵版初期作品集と題して、
デビュー当初の作品群も復刻されているのも本当に嬉しい。
特にデビュー作品の『音無しの剣』は時代劇漫画の傑作である。



それにしても、横山光輝の作品は、いつ見てもワクワクする
感覚がある。昔小学生の頃漫画を描いている時、横山光輝作品には
大きな影響を受けて育ったが、今見てもこの何とも言えないワクワク感は
変わることが無いのだ。

これからも次々と復刻作品がリリースされて行くと思うが、
横山光輝フリークとして、今後も楽しみにして行きたい。


Audiが我が家にやってきた!

2012-02-17 02:03:00 | 
4年間乗っていたMiniに別れを告げ、
ついに新車を購入した。BMW X3、X1、MINI Crossover,
などを実際に試乗して比較検討した結果、
Audi A4 Allroad Quattroに惚れ込んでしまい、
購入することを決めた。



これまでZ3, 318i, 318 Touring, X5, そしてMini Clubman S Turboと
BMWを乗り継いできたが、ついにここで思い切って、
初めてAudiに乗ることにしたのだ。

実はAllroad Quattroには特別な思い入れがある。
アメリカシリコンバレーに駐在していた2000年頃、
当時発売されたA6のAllroad Quattroがとてもカッコよく、
惹かれてしまったのだ。それ以来、いつかAudiに乗るとしたら、
Allroad Quattroを買いたいと心のどこかで思っていた。
その後なかなか後継モデルが発売されずにいたが、
ここ2年はA4をベースにしたAllroad Quattroが
久しぶりに限定モデルで発売され、今回購入したのも昨年の夏から発売が
開始された、日本国内300台のみの限定販売モデルなのである。




Allroad Quattroとは、街乗りを想定しながらも、
オフロード性能を高めた限定モデル。
リフトアップした専用サスペンションを
採用している点が大きな特徴で、通常のA4よりも車高が高い。
また、黒い専用の樹脂製バンパーやアンダーガードを装備し、
見た目にも通常のA4とは異なるアイデンティティーを持つところが
インパクトがあり、とても個性的だ。
ホイール&タイヤも専用となる18インチアルミホイール。



車体の色はアイビスホワイトとモンスーングレーの2色が
用意されていたが、僕は白と黒のコントラストが美しい
アイビスホワイトを選択した。どうやらこちらの方が人気なようだ。

インテリアは基本A4と共通だが、Allroadは本革レザーシートや
ウッドパネルなどが標準装備になっており、とても高級感の
ある仕様だ。MINIほどのインパクトは無いが、
シックな大人っぽいデザインはさすがの完成度である。



コンソールもとても機能的で使いやすい。ナビ、ラジオ、CD/DVD、
テレビ、電話との連携機能などを操作する機能が中央に集まっており、
直感的でわかりやすいデザインとなっている。
iPhoneを繋げる専用ケーブルにより、車でも自由に聴くことが
出来るのはとても便利である。



走り心地も最高にパワフルだ。
評価が高い2.0 TFSIエンジンを積んでおり、
申し分ない威力を発揮するが、早く高速道路で
その威力を確認したいものだ。



このAllroad Quattroはこれからどのくらい乗ることになるか
わからないが、我が家の新しい車、そして初のAudi車として
満喫してみたい。




娘をモデルに、新作イラスト

2012-02-16 22:16:00 | My Artworks
最近、夜に家で時間がある時は、軽くイラストや
新しいキャラクターなどを描いたりするが、
先日、娘の写真をベースにしたイラストを描いてみた。

まずは、いつも愛用しているロットリングのシャープペンで
下書きをする。



そして、STABILO社製の水性マーカーで
輪郭などを清書して行く。



更にシャープペンの跡を消しゴムで消してから、
今度はSTABILOの太目の水性マーカーで色を塗りこんで行く。




イラストを描いている時は、妙にリラックス出来て、
ストレス解消になるのであった。





さよなら、MINIクラブマン!

2012-02-14 07:52:00 | 
先週末、ついに4年間お世話になった我が家の愛車、
MINI Clubmanに別れを告げる時がやってきた。
新車への乗り換えを検討していたことは
先日ブログで取り上げたが、ついに新しい車として、
候補に挙がっていたAudi A4 Allroad Quattro に
乗り換えることを決定した (新車の模様はまた別にご紹介
したい)。



11日の土曜日は、ついに新車の納車日。
朝から、MINI最後のドライブを兼ねて、
これまでお世話になった港北MINIディーラーへ。
記念にと思って注文していた、
MINI Cooper Clubman S Turboのモデルカーを
受け取りに行く為だ。

このモデルカーはMINIディーラーが
取り扱っている、京商の1/18サイズモデル。
ステアリングホイールと連動してタイヤも動き、
シートベルトに至るまで、かなり精密に出来ているのだ。



これまでにも乗ってきた車のモデルカーも集めているが、
また一つコレクションに加わった。
残念ながら、うちのMINIと同じ色(クリームホワイト)の
モデルカーは無く、グレーバージョンを購入したが、
それでもとても良い記念となった。



その後MINIを送り出す為に最後の洗車をし、
仕上げに感謝を込めて細部をクリーニング。
そして、家族全員でMINIとの記念写真などを取りながら、
それぞれ別れを告げた。



そして3時、ついに新車のAudiが到着。
引き換えにMINIが連れて行かれてしまう。
そして、頭の中であの“ドナドナ”の曲が聞えてきた。
まさに“売られていく”MINIの寂しそうな後ろ姿を見ながら、
妻と一緒に思わず泣きそうになってしまった。



♪可愛いMINIが、売られてゆくよ♪
♪悲しいエンジン、聞こえるよ♪
ドナ・ドナ・ドナ・ドーナ、我が家のMINIに♪
ドナ・ドナ・ドナ・ドーナ、二度と会えない♪

思えば今まで車の買い替えは、
海外転勤や帰国のタイミングに限って行われていた。
つまり、引っ越しのドタバタで、
車との別れを惜しむような余裕も無い状況ばかりであったが、
今回は初めて引っ越しとは違うタイミングでの車の乗り換え。
しかも、MINIを家族全員とても気に入っていたというので、
これまでの車以上に愛着があったというのもある。

通常MINIは2シーターなので家族向きでは無いが、
全長を長くして3ドアワゴンとなったClubmanが2008年に
登場したことにより、3人家族の我が家にもちょうど良い車になった。
そして個性豊かなその外観/内装デザインは、他の車には無い
ユニークなアイデンティティーで、外車の割には価格も安めで、
とてもお得感があった。
また、個人的にポイントとして大きかったのは、
きびきびと走るその動力性能とBMWらしいエンジンにあった。




今までBMWを中心に色々な車に乗ってきたが、
MINIを乗っていたここ4年は、ちょうど家族構成といい、
生活のステージといい、MINIに乗ることが最善の選択で
あったようなタイミングであったように思う。

そして、4年間乗っても50%を保ったその下取り価格もさすがで、
最後の最後まで家族思いな、とても可愛いやつであった。

MINIよ、4年間どうもありがとう!
君のことを一生忘れないよ。