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クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

テキサス/オースティンで『オバマ大統領』に遭遇?

2011-05-15 21:31:00 | トラベル
今回の米国出張で、ワシントンDCからオースティンに5時間ほど立ち寄りお客と打合せ、またLAに移動したが、オースティン空港でLA行きのフライトを待っていた際に、オバマ大統領を乗せた米国政府の大統領専用機、『エアフォースワン』がオースティン空港にやってきたのだ。我々のオースティン到着から遅れること3時間、同じワシントンDCからの到着である。




オースティン空港ではオバマ大統領到着にあわせて、全ての飛行機の離着陸がホールドとなり、空港の人々はターミナルから滑走路を眺め、みんなエアフォースワンの到着を心待ちにして大いに盛り上がった。

やがてアナウンスが流れ、空からジャンボジェットのエアフォースワンが着陸。みんなカメラでエアフォースワンを追い、写真を取り巻くっていた。



遠くてはっきりは見えなかったものの、滑走路上でエアフォースワンからオバマ大統領が降り立ち、待っていた政府車両に乗り換え、空港を後にしたのだが、何とパトカーに先導され、約10台の大型SUVが等間隔に列を作って移動していったが、さすがの厳戒態勢であった。特に、ビンラディン殺害直後、報復テロを警戒する緊迫した状況の中でもあり、オバマ大統領の行動は特に注目を集めている。



この時は何の目的でオバマ大統領がオースティンを訪れたのかわからなかったが、その後ニュースを調べたところ、2012年に行われる大統領選挙に再選する為、オースティンでの選挙資金集めキャンペーンの為に訪れていたようだが、もう選挙戦は着々と始まっているのである。



それにしても、今回の出張で、『生エアフォースワン』をオースティンで見ることが出来たことはかなりラッキーであった。


映画『グリーン・ホーネット』と最近のヒーロー像

2011-05-14 01:49:00 | 映画
JAL機内で映画『グリーン・ホーネット』を鑑賞した。この映画は僕が崇拝するあのブルース・リーが主演した60年代米国でヒットしたテレビドラマのリメイク作品。白人の主人公ブリットと、武道の達人であるアジア人カトーのコンビ“グリーン・ホーネット”によるアクションドラマである。当時、準主役級の役でアメリカのテレビドラマにアジア人が主演することは前例の無い出来事であった。そしてカトー役のブルース・リーのアクションの凄さが衝撃的で、完全に主役のブリットを食ってしまったことから、ドラマは途中で打ち切られてしまうが、このドラマの成功でブルース・リーは間違い無く世界におけるアジア人の地位を上げることに成功したのだ。その意味でオリジナルの『グリーン・ホーネット』はまさに偉大なる金字塔的な作品なのである。



今回のリメイクは、原作がどうこうというものでは無く、映画自体もかなりB級映画的な質の作品だが、新しい感覚のヒーロー像が描かれている点でとても興味深い。主人公ブリットは、新聞社の社長で世間からも一目おかれる偉大なる父をコンプレックスに持つグータラなボンボン息子。いつも親の金で派手なパーティーを繰り広げて遊びほうけている。ところが、父が急死したことをきっかけに財産を引き継ぎ、武道の達人にして天才発明家である父の運転手カトーとコンビを組んで遊び半分にヒーローになることを思い付く。しかし、ヒーローごっこをしているうちに父の死の背景には大きな陰謀があることを知り、本気で悪党を一曹キることを誓う。



これまでヒーローは“人間的に完璧な人物”と決まっていた。しかし、このグリーン・ホーネットは逆に人間臭さでいっぱいの欠点だらけの人物。本来ヒーローからは程遠いイメージだが、最近のヒーロー映画の傾向として見られる要素だ。『アイアンマン』も酒ばかり飲んで遊びまわっている大会社の社長で、昔の典型的なヒーロー像を大きく変えた。このような傾向は暗い過去を持つ『バットマン』や比較的普通の人間が活躍する『スパイダーマン』にも既にその布石は打たれていたのかもしれないが、『アイアンマン』で一気にそのヒーロー像の常識は様変わりしたように思う。




ところで、『グリーン・ホーネット』には、あのキャメロン・ディアズも出演しており、彼女もこんなB級映画にまで出るようになったのかと驚いてしまった(別に彼女である必要も無い役柄でもあり)。『アイアンマン』にもグウィネス・パルトロウやスカーレット・ヨハンソンが出演しており、ヒーローものに人気女優を起用するパターンもすっかり定番となってきた。





『女の子の育て方』を読んでの“気付き”

2011-05-11 06:09:00 | 小説・エッセイ
数週間前に本屋で諸富祥彦著『女の子の育て方』という本を手にした。これは先に発売されている『男の子の育て方』の女の子編だが、娘を持つ自分としてはこの本のテーマ自体に、そしてとてもャbプで楽しげな装飾に惹かれて購入してしまった。



読んでみたところ、基本的には同姓であり、最も娘と過ごす時間が長い“母親”に宛てた本だが、父親としても理解しておかなければならないこと、そして親として参考になる要素がたくさん詰まった“気付き”が大変に多い本だったので紹介したい。

『とにかく、うちの娘には幸せになってほしい!』と、親なら誰もが思うこと、そしてどうすればその理想的な状態に近づけることが出来るかを、娘の0歳から15歳くらいまでの成長過程を通じて重要と思われることを解説しながら、女の子に育てたい力は、「人を愛し、人から愛される幸せな人生を、自らの生きがいをもって賢明に生きていくことが出来る女性」であると総括しているが、この中で自分が最も印象的であった基本コンセプトを幾つか紹介したい。

① 子供は天の上にいる時から、「このお父さん、お母さんにしよう」と選んでゆっくりとこの世に降りてくるということをイメージし、暖かい「心のまなざし」で子供と接し、成長を見守ってあげてほしい。
② ラブ & ハッピーに満ちた女の子の後ろには、必ずハッピーなお母さんがいる。そして、親はお子さんに辛いことがあったら、いつでも帰っていくことが出来る『安全基地』になることがなによりも大事。
③「タッチング」と「ャWティブな言葉がけ」で思いっきり愛情を伝えよう。
④「小さながんばり」を見つけて、具体的にほめよう。
⑤ 娘が「ぼーっとしている時」こそ、豊かな内面活動が行われている。
⑥ モテる女性の秘密は自分のことが好きという『自己肯定感』。『自己肯定感(=自信/自尊感情)』は親が子供に贈ることが出来る最大のプレゼント。
⑦ 人生を生きていく上で何よりも重要なことの1つ。それは、お子さんが「これさえあれば幸せ!」と感じられる「没頭出来る何か」を見つけること。

上記①はとてもコンセプチュアルなものだし、②もかなり当たり前のように感じるかもしれないが、こういった感覚を忘れず、③にもあるように常に愛情を持って娘に接し、暖かく見守ることがハッピーで幸福感に満ちた娘に育てる大原則であることを改めて感じた。また、⑥にある『自己肯定感』は娘に愛情を注ぐことで育まれていくことも新たな気付きであった。

どうしても娘が何か失敗したり、バカなことをするとがっかりするあまりついつい「どうしておまえはそんなにダメダメなんだ」的な物の言い方をしてしまいがちだが、④にあるように、娘の小さな頑張りや、そのプロセスを認識して褒めること、自尊心を傷付けずに注意するような言い方を心鰍ッること、そしてその小さな積み重ねがとても大事であることも再認識した。

⑤に関しても読んでいてかなりハッとさせられたが、特にうちの娘はやることが全て遅く、ボーっとしている時間も多いのでイライラしてしまうが、こうした時間が実は内面活動が活発に行われている時間として大切であるという事実は新たな発見であった。

また、⑦に関しては例えば漫画を描くのが好きな子供に「漫画ばっかり描いてないで、勉強しなさい!」と叱るような例が紹介されているが、実はこう言うことで子供が夢中になれそうな行動の芽を潰してしまう危険性などが説明されており、最近、大学生の中で「夢中になれるものがありません」と応える学生が増えていて、就職活動などでも苦労するケースなどが挙げられている。

これ以外にも成長過程でャCントとなるアドバイスがたくさん紹介されている。0-6歳までの乳幼児期は兎に角溺愛することが大切であり、6歳から10-12歳くらいのしつけ期では愛情を注ぎながらも、しっかりとした家庭のルールを設けて、メリハリをつけた生活リズムを与えることの重要性を解説。思春期を迎える12-18歳は、思春期特有の「グループ化」とその中での人間関係やピアプレッシャーにも直面する時期であり、この時期の対応は“アサーション”と呼ばれる相手を大切にしながらも自分の気持ちをはっきり伝える方法を取るというテクニックなど、とても興味深いアドバイスが満載。

これ以外にも娘の学力を伸ばす為のヒント、娘にあった学校の選び方や仕事を選んでいく際のャCントなど、いじめへの対応等、多岐に渡って触れられている。また、母と娘の絆についてもかなり触れられており興味深いが、女の子は特に同姓である母親からの影響を受け、想像以上にお母さんの期待に応えたいと思っていることや、お母さんの期待のかけすぎは女の子を潰してしまうこと、また時には子供と同じ目線になり、弱音をはくことなども重要であることなども挙げられている。

残念ながら父親に関する項目はそう多くないものの、娘の恋愛感や結婚観は最も身近な異性である父親の影響が大きいことや、お父さんは、娘のために「いいオトコ」になるよう、常に心鰍ッるべきであることなど、耳の痛い話も書かれており、ここでも気付きが多かった。

軽い気持ちで興味を持ち、手にとった本ではあったが、読んでみて意外にもかなりの気付きがあり、とても勉強になった。と同時に娘の親、特に父親としても娘に対してしてあげられることがたくさんあるんだということや、娘との接し方や話し方など、今後自分自身、実践してみたい内容も多く、とても参考になる本であった。



今年4回目のアメリカ出張へ!

2011-05-10 04:19:00 | トラベル
日曜日からアメリカ出張にまた出かけているが、5月にして既に今年4回目のアメリカ出張。1月、2月、4月、5月と(震災の影響があった3月を除いて)ほぼ毎月出鰍ッているが、昨年にも増して早いペースである。

今回もNYには1泊だけで月曜日にはワシントンDCに移動し、火曜日にはオースティンでワンストップした上で夕方にLAに移動するという強行スケジュールだが、NYに到着した日曜日の夜は、時差ボケで朦朧としたまま、お客とNYの高級フレンチ、ラトリエ・ロブションで会食。フォーシーズンホテル内にあるラトリエ・ロブションは今回初めて訪れた。高級感漂う最高の雰囲気で座席数はそう多くなく、とてもこじんまりとしたスペース。アラカルトメニューはどれも繊細な味付けで、新鮮なウニや幾らなど日本料理でもお馴染みの食材をフレンチに仕立てたようなフュージョン系のメニューが多く、金箔なども添えた豪華なものもあった。見た目にも味付け自体も一つの件p作品のような完成度。普段は高級過ぎてなかなかいけないレストランだけに、今回仕事で行けたのはとてもラッキーであった。




ラトリエ・ロブションNY (Four Seasons Hotel内)
http://www.fourseasons.com/newyorkfs/dining/l_atelier_de_joel_robuchon/

その後、NYで有名なペントハウスバーである230 Fifthで軽く飲んで帰ることに。ここは時々接待の2次会でこれまでにも利用しているお気に入りの場所だが、ちょうどエンパイヤステートビル近くの5番街に面したビルの屋上にあるバーで、LAかNYでしか味わえ無いオシャレな空間。とてもオシャレな雰囲気の屋内スペースがあり、更にその上の屋上に上ると、ライトアップされたエンパイヤステートビルが間近で楽しめる素晴らしい夜景が拝める。ガウンも用意されているので、外が寒い時の配慮も素晴らしい。




230 Fifth
230 Fifth Ave
New York NY
212-725-4300
http://www.230-fifth.com

その後、月曜日の午後はNYから飛行機でワシントンDCに移動し、投資を検討している会社の社長と打合せし、夜はワシントンDC郊外にあるウェスティンホテルReston Heights内のレストランViniferaで会食。こちらもまた高級なカリフォルニアキュイジーヌという感じであり、とても美味しい料理を堪能した。



思い出の曲 ④ マイケル・ジャクソン『Got To Be There』

2011-05-07 09:24:00 | 思い出の曲
僕のマイケル好きはもうすっかり有名だが、マイケル数々の名曲の中でも、特に思い出深い曲は、幼い頃のマイケルが歌う『Got To Be There』だ。ジャクソンファイブや初期マイケルの有名な曲は『ベンのテーマ』や『ABC』、『I’ll Be There』などたくさんあるが、僕にとってはこの曲がNo.1だ。実は思い出の曲になったのは高校時代を過ごしたアメリカ。ラジオで聴いたのが確か初めてだったと思うが、そのシンプルながらとても純粋に心に響く歌詞には思わずハッとさせられたのを当時良く覚えている。



歌詞は、“僕はその時、そこにいなければいけないんだ。君が朝目覚めた時、僕は君の隣にいて、君をこの世に迎えてあげなくてはいけないんだ”という内容で、彼女が如何に自分にとって大切で、一緒にいたいかという思いを込めた、実にシンプルなラブソング。しかし、今になって改めて聴いてみると、新たに産まれてくる赤ちゃんに対しての言葉とも取れる。アメリカにいた高校時代には赤ちゃんに対する歌との発想自体が無かったが、親となった今、このように心境や環境の変化で歌の聴き方も色々と変化するものだと考えさせられた曲である。