色々と地方都市に行くとマンホールをチェックするのも趣味なのだが、また新しいさのまるのマンホールを今回発見!
佐野へは横浜の自宅から3時間弱もかかるので、やはり地味に遠い。3時間も飛行機に乗っていれば、かなり遠くまで行けてしまうことを考えると、関東近場でもかなり遠いと言わざるを得ないが、色々な町を訪れられるのは楽しいのであまり苦にはならない。
JR両毛線の佐野駅北側に佐野城址公園がある。駅のすぐ北側にある広場が城の三の丸跡になる。そして三の丸を超えて更に進んで行くと、公園の入り口に案内版などがあるので、全体像がつかめる。どうやらこの公園となっているエリアは少し高台になっていて、かなり細長い高台の形状からも城跡であったことを伺わせる。
前回も少し書いたが、この土地は古くから佐野氏が納めていた土地で、ここにその昔は佐野厄除け大師(惣宗寺)があったらしいのだが、佐野城築城の際に今の場所に移転したというのだ。つまり佐野厄除け大師のあった高台の場所は城を築くのに大変適していた立地ということだろう。
公園を進んで行くと本丸エリアが広がる。そして途中に立派な堀切跡が見て取れる。今は谷底が通路や階段となっているが、ここはどうみても昔堀切の跡である。
また発掘調査で出土した石垣の石なども一部残っているエリアもあって貴重。
更に進んで行くと二の丸らしき平坦なエリアもあったが、ここからの展望が良く、見張り台としても機能していたのだろう。高台であることを痛感する。
とてもコンパクトな城跡だが、意外に遺構も残っており、また高台の土地がそのまま残っているというのも城跡ファンとしては嬉しい限りである。
そして今回城跡を見た後、まだ時間があったのでまずは10時からオープンしていた地元のカフェ『喫茶コンメ[ト』に立ち寄った。まだ新しいカフェのようで夫婦で営んでいるようだが、とてもオシャレでキレイなカフェであった。
ここでアイスオレを呑みながら少し時間をつぶし、その後佐野ラーメンを食べに『精養軒』に立ち寄った。チャーシュー麺はなかなか美味しかったが、正直前回立ち寄った『日光軒』の方が自分の好みには近い気がした。でも、色々な佐野ラーメンを食べ比べるのも面白いものだ。
前回はあまりゆっくり見ることが出来なかったが、今回は全体を観賞することが出来て良かった。また佐野に仕事で来た際に佐野城址、そしてまた新たな佐野ラーメンを楽しみたい。
最新の画像もっと見る
最近の「日本の城、日本の寺」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事