うつからの脱出 

日々の徒然なる思い、その他興味あることを書いています。

ただいま┐(´∀`)┌ヤレヤレ

2006-10-19 02:20:02 | こころ
久々に午前様であります。

夜の10時くらいからテンション上がりっぱなし…

なんていうか、決めたら突っ走ってしまうのでし。



前々から疑問に思っていたことがあった。

今回のモジュールに使用しているICのチェッカー。

ICソケットにICを入れて測定すると、ちゃんとしたデータが出てくる。

それは3段目の基板に実装してある。

モジュールでの測定の場合、3枚目は使わない。

3枚目の基板にいくコネクタから配線してモジュールをつないで測定する。

そうすると、動作が不安定なのだった。

同僚が測定したときは、一回ごとに波形転送すると動いたそうだ。
(本来は何回も連続して測定できるのが当たり前)

俺がやろうとすると、動いたり、動かなかったり…_| ̄|○

オシロスコープで波形観察しているうちに、ある端子にプローブをつなぐと、
安定して測定できることを見つけた。

プローブをつけると、負荷容量(コンデンサ)がつないでいるのと同じだ。
そこで、いろいろな値のコンデンサをグランドとの間に入れてみたが、
効果はなかった_| ̄|○

40Vを扱うので、失敗して火花を飛ばしたことがあった。
同僚はそれが原因で動かなくなったのではないか、と言う。

でも、3枚目の基板をつないでみると、ICはちゃんと測定できるのだ。

だから、同僚の言い分は論理的ではない。





そこで、配線にシールド線を使ってみたり、2機種測定できるようになっていたのを
専用にして配線容量を減らしてみたのだが、効果はなし。





原点に戻ってICの測定基板をつなぐとやっぱり動く。

モジュールとの違いは何か…



回路図をならべて、違いを探した。

すると、ICの測定基板には信号線とグランドの間に容量が実装してある。
(モジュールには実装できるようにランドパターンは配置していたが、
実際にはコンデンサは実装してなかった。)

それだけでなく、100kΩのプルダウン抵抗が配置してある!!



これだと思った。

全部配線するのは面倒なので、わかっていた敏感な端子だけにコンデンサと
抵抗をハンダ付けして、測定してみた。







動く!!

何回測定しても、エラーは出ない。


…そういうことだったのか。


頼むよ。
ちゃんと回路設計してくれぃ。

ユーザーに言われた通りに設計しているんなら、製図と同じじゃないか…

ICの設計者も仕様書に測定条件を明記しておくべきだった。

今回の俺の役割は評価担当。

今日の報告をまとめていたら、午前1時を過ぎました_| ̄|○
もう限界の45時間超過勤務です。

さぁ、どうする?という疑問のメールを投げかけて、明日は出方を見よう。

10時45分出社にしました。

人が何人いても、それだけでは良いものはつくれないし、出来上がらない。
時には、深夜に及んでも、やり遂げるヤツらがいないのは寂しいよ…