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ブログタイトルを変更しましたが特に意味はありません。

“札幌ドミニカ・銀座店” KYOUBASHI-TOKYO 2008-08-11

2008年08月12日 02時11分29秒 | CURRY-スープカレー







GX100

気の置けない友人と「八重洲周辺でカレーでも食べない?」ということになり、常々気になっていたスープカレー専門店「札幌ドミニカ・銀座店」へ。

“銀座店”とあるが、場所的にはあの『京橋屋カレー』と同じ京橋地区。その名の通り、札幌に本店を持つスープカレーの名店である。

まずは「原点の黄」「情熱の赤」(トマトベース)「漆黒の黒」(トンコツベース)の3種類のスープベースを選び、次に具を選ぶのがこの店のルールらしい。初訪店の店だけに「原点の黄」を選ぶべきなのだろうが、メニューを見る限りでは「漆黒の黒」のビジュアルが俺好み。ややプレーンでライトな印象を受ける「原点の黄」や「情熱の赤」は今の気分じゃない。ということで本能に従い、「漆黒の黒」+「魚フライ」+「5辛」という組み合わせをオーダーすることにした。

我々が入店した当初は適度に空いていたが、すぐに次から次へと客が押し寄せ、たちまち満席に。週初めの宵の口ということを考えればかなりの盛況っぷりだ。その後も引きも切らずに客がドアを開けては満席に落胆しつつ引き返していく。うん、この店ならハズレはなさそうだ。

待つことしばし、我がカレー様が運ばれてきた。メニューと寸分変わらぬ漆黒っぷり。さて味は――
やや塩辛いものの、好みのビター感と適度なコクが口中に広がりなかなかに美味い。スーパーの惣菜コーナーで売られているような薄っぺらい魚フライはスープに浸すといい具合にモロモロとなり、ジャンクな味わいに“昇華”する。実は2時間ほど前に『ゆで太郎』のライスカレーを食ったばかりなのだが、さっぱりとしているせいか、別腹感覚で食べきることができた。

訪店前に過剰に美味いイメージを脳内で育み過ぎてしまったせいか、やや肩透かしを食う部分もあったが、それでも巷に氾濫するスープカレー店の中では美味い方に属する店だと思う。今度こそは「原点の黄」で未完の通過儀礼を果たさねば。というわけで近くに来たらまた寄ることにします。ごっそさん。


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