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渡辺美里さんfanブログ。

■ライブレポ[2005/5/1]NACK5 SPECIAL LIVE "NEXT STAGE ~CITY NIGHT 2005~"

2014-04-08 23:52:45 | ライブ 2005-2010
■こんばんは。
2005年に開催されたNACK5主催のライブイベントのレポートが出てきたのでUPします。
いま思い返してもめちゃめちゃ豪華な出演者でした !
※多少 言葉じりを整えたりはしていますが、
基本的には当時書いたままでのUPです。


●2005.5.1 大宮ソニックシティ
NACK5 SPECIAL LIVE "NEXT STAGE ~CITY NIGHT 2005~"
ライブレポート

■FM NACK5本社が浦和から大宮へ移転したことを記念したライブ・イベント。
出演はオープニング・アクトに女性2人のユニット「RHYTHM(リズム)」。
本編は美里、鈴木雅之さん、ゴスペラーズの3組。
最初に出演者を知ったときには
「う~~ん、このメンツってどうなんだろう!?
あまり共通点もなさそうだけど大丈夫なのかなあ ?」と勝手に心配していましたが・・・
いや~、とっても楽しいイベントとなりました !
出演順は先に書いた通り。
こういったイベントで美里がトップバッターというのは初めてくらいかも。
オープニング・アクトのRHYTHMは3曲。
本編の3組は各50分程度のステージ。
今回美里バンドは昨年のB.B.TourバンドからカツGを抜いた編成。
ドラム:松永さん、ベース:有賀くん、キーボード:柴田さん、ギター:稲葉さん、
そしてサキソフォン:拓夫くん。
※今年の西武ライブはこのメンバーで行われるそうです。

■FM局のイベントということで
開演前にはNACK5のDJによるスペシャル番組(?)が客入れのBGMに。
また各アーティストの出演前(バンドセット入れ替え時)には
そのアーティストが選曲したという曲をDJが紹介する気の利いた演出。
美里の選曲は・・・1曲目にはファンク調でダンサンブルな、カッコいいインスト・ナンバー。
(アーティスト名が聞き取れず残念。。。)
2曲目にはU2が昨年リリースしたシングル「Vertigo」。
そしてそのままドアーズの「Break On Through」へ。ここで客席はほぼ総立ち。
この流れから想像すると「もしや今日はめちゃめちゃロックなステージ!?」
とドキドキしてきましたが、1曲目は「サマータイム ブルース」。
ちょっとハズされちゃいました(笑)。
この日の美里のいでたちは黒のジャケットに黒のパンツ。
インナーはピンクのヒラヒラでスパンコールがキラキラ(笑)。
左胸にはやはりピンク色のコサージュ。
セットリストは・・・
01. サマータイム ブルース
02. BIG WAVEやってきた
03. 小指
04. 10 years
05. 恋するパンクス~渚のシンドバッド
06. 夏が来た !
の6曲。渡辺美里の王道を行く、といった感じですね。
イベントで美里ファンでない人にアピールするにはもう少しロック調の曲を
ガツンと立て続けに飛ばしていった方が印象に残るんじゃないかなあ、と思ったりもするのですが、
共演するゴスペラーズやマーチンさんは"ロック"寄りのアーティストではないので、
今回はこのセットリストで正解だったかもしれませんね。
あまり1人でロックしすぎても美里ファン以外には「????」と思われちゃいそうですし(笑)。

しかししかし、美里はやっぱりやってくれます(笑)。ただでは終わりませんっ。
「恋するパンクス」とそこに挿入された「渚のシンドバッド」。
これはもうカッコよすぎ ! シビレる~~(笑)。
何なんですかね、あのカッコよさは(笑) !
「恋パン」にこのテの歌謡曲が挿入されるのはすっかり定番になり今までにもいろいろ歌ってますが、
「シンドバッド」はまたまた新たなカッコよさバクハツ~(笑)。
(すみません、かなり興奮してます・・・)
♪セクシ~ / あなたはセクシ~♪のところでは、
ジャケットとインナーの裾を少し持ち上げるようなセクシー・ポーズ(?)に
オーディエンスからは「ヒュ~ッ♪」という歓声が(笑)。面白かった(笑)。
「恋パン」のイントロでは口に含んだ水を噴き、
♪今夜きみを抱きしめたい♪ の箇所は
♪今夜NACK5を抱きしめたーい !!!♪ とシャウト。
うーん、美里さん、テンション高かったです。
何だか今回は「恋パン~渚のシンドバッド」のインパクトがあまりにも強すぎて
他の記憶がちょっと飛び気味ですが、
それほどまでにコレはカッコよかったし、
西武ライブで披露してくれることを熱烈期待(笑) !
ラストの「夏が来た !」イントロで「続きは約束のあの場所で ! 」と美里は叫んでいたけれど、
その言葉通り夏がものすごーく楽しみになってきました。


【MC】

■MCに関しては、20thアニバーサリーにまつわることが多かったです。
明日(5/2)でデビューから20年を迎えるということ。
しかし歌い手としては二十歳なわけで、ハタチというのはまだまだ「鼻たれ」だ、と(笑)。
デビュー・シングルがレコード店に並んだときには
お決まりのように自分のレコードを棚の一番前に置いてきた、という思い出。
そして今年、夏にウラトラ・ベストをリリースすべく、リクエスト曲も募集中という告知も。
また、美里のあとに登場するアーティストたちについて勝手にキャッチコピーを(笑)。
マーチンさんのことは「ラブ・ソングの帝王」。
そしてゴスペラーズのことは、
「彼らのことは・・・何と形容したらいいのでしょう・・・
ハーモニーの王子様たち。ハーモニーのプリンスっていうのは(笑) !? 」。
会場のゴス・ファンからは「キャ~~ッ !!」という悲鳴が(笑)。
美里も気を良くしたのか
「ゴスペラーズのスタッフの方。もしもキャッチコピーに使いたかったらぜひ」と(笑)。
再び会場大ウケ。

■こういったイベントに美里が出演するときにいつも感心するのは客席をあっためる手際。
さすがプロだなあ、ライブ・アーティストだなあ、と唸ることが多々あります。
例えば『POP ASIA』のときもそうだし、今回もそう。
たいがいMCの中で自分以外のアーティストについてもきちんと触れるんですよね。
やっぱり自分のお目当てのアーティストの話題が
他のアーティストの口から出ればファンとしては嬉しいし、
「じゃあこの人はどういう歌をうたうんだろう !?」と興味を引くこともできる。
もともと美里はラジオやテレビにゲスト出演するとき、
あるいは自分の番組にゲストを迎えるときにはその相手についてよく勉強する人なので、
そういう部分がああいったイベント出演のときにも出ているんだろうなあ、という気がします。
今回もホント、大盛り上がりでした(笑)。
そんなこんなで美里コーナーは無事終了。


■2番手はマーチンこと鈴木雅之氏。
バンドは入れ替えなしで美里バンドのまま。+コーラスの方2人。
マーチンさんのライブは『LIVE EPIC 25』に続いて2度目ですが、
今回の方がじっくり歌を聴くことができて良かったな。
"クールで大人の男"というイメージのマーチンさんですがMCはオチャメでとっても楽しく、
しかし決めるところは決める、というステージングはさすがです。
マーチンさんは今年デビューから丸25周年とのこと。
「さっき美里が俺のことを"ラブ・ソングの帝王"と言ってくれていたけど・・・
ラブ・ソングを歌って四半世紀 !!」と、自分で自分を盛り上げる(笑)。
このキャッチコピーはライブの中で10回以上は言ってましたね(笑)。そのたび客席からも拍手 !!
※「ラブ・ソングを歌って四半世紀」のインパクトがあまりにも強く、
美里のV20はすっかり影にかくれてしまいました~~(笑)。
マーチンさんのコーナーではゲストも登場。
シンガーソングライターの安藤秀樹さん。美里とも仲良しだったアーティストです。
彼もまた話が長い(笑)。
デビューの頃の話ではマーチンさんと2人、岡村くんの話題で盛り上がる・・・。
ベースの有賀くんも仲良しらしくかなり内輪な話も(笑)。
MCとは打って変わって、安藤秀樹さん作の名曲
「さよならいとしの Baby Blues」のセッションは素晴らしかった。
まさかこういうセッションまであるなんて、嬉しいサプライズでした。


■バンドを入れ替えてラストはゴスペラーズ。
上下 真っ白の、まさに"王子様"衣装で登場。
会場内はやはりゴス・ファンが一番多かったみたいで
メンバーそれぞれのちょっとした動き、歌、MCに「キャ~~~ッ !!!」という黄色い歓声の嵐。
こんなアイドルチックな人気があったんだ・・・と少しビックリしてしまいました(笑)。
彼らは基本はアカペラ・グループだけれど、
ライブでは聴かせるだけでなく見せる部分もバッチリ。
ビシッと決まるダンスはまるでアイドル・グループのよう。
こういうところにも力を入れているからこその根強い人気なんでしょうね。
そしてマーチンさん&安藤秀樹さんに続いて彼らもまたMCが長い(笑) !
今回のイベントはお喋り好きなアーティストばっかりでした(笑)。
その中で「鈴木雅之さんがラブ・ソングの帝王なら僕たちは何ですかねぇ」という話に。
当然、美里から振られた「ハーモニーの王子様」というところへ話を持って行くのかと思いきや、
あれこれ言ったあげくに「五人囃子でいきましょう」と(笑)。
ゴスの曲は「ミモザ」以外は全く知らない私でしたが、
黄色い歓声に押されつつも、とても楽しめたステージでした。


【アンコール(1)】

■まずはゴスペラーズと美里が登場。
アンコールでの美里はMC絶好調(?)。思い切り飛ばしてました(笑)。
数年前、美里が司会を担当していた『新・真夜中の王国』ゲスト出演時に
ゴスのリーダーが遅刻してきたことをバラシちゃったり(笑)、
その他あれこれメンバーに対してツッコミを。
そしてやっぱり出てきました、「五人囃子」の件(笑)。
「キミたち、あえて"キミたち"と言わせてもらうけれども、
人の話ぜっんぜん聞いてないね(笑) !
あれだけ会場をあっためて、"ハーモニーの王子様"とまで、"プリンス"とまで言ったのに ! 」と。
しかしゴスの方もなかなか上手で(笑)、
「いや~~、客席からは"王子~!"っていう声も聞こえてきてたんですけど、
まさか自分たちのことだと思わなくて。王子なんて言われたことないですからねっ ! 」と応酬。
結局最後には美里が「まあ、でもあんまり王子、王子っていうと
なんかミッチーみたいで紛らわしいから五人囃子でいいか」ということに落ち着きました(笑)。

■この2組でのセッションは「My Revolution」。
ゴスペラーズ5人の素晴らしいコーラス・ワークと美里のメイン・ヴォーカルで
♪わかりはじめたMy Revolution ・・・♪と"Hello Version"のようなアカペラの導入。
ゴス・ファンからも「うわ~~」とため息が漏れていました。
♪・・・走り出せる~♪まで歌い終わったところでバンドが通常通りのイントロで入ってくる。
1コーラスめは美里、2コーラスめAメロをゴスの安岡さん、
Bメロを酒井さん(だったと思います、たぶん・・・)、
そしてサビからまた美里メインでゴスの美しいハーモニー。
ゴスの2人がメイン・ヴォーカルを取った箇所は・・・これはワザとだと思いますが、
かな~り美里のモノマネも入ってる感じで(安岡さんは特に(笑))笑わせてもらいました !
やってくれます、ゴスペラーズ。
よくよく考えてみると他のアーティストとのセッションによる「My Revolution」って
ほとんど聴いたことがないような気がします。
94年の『日本を救え』くらいでしょうか。
美里も「みんなカラオケなんかではこっそり歌ってくれているみたいだけれど、
ステージで『My Revolution』を歌ってくれる人はなかなかいない。
ゴスペラーズとだからこそ実現した」というようなことを話し、
かなりの手ごたえを感じていた様子。
「また新たな『My Revolution』を歌うことができました」と感激しきりでした。


【アンコール(2)】

■「My Revolution」のあとは鈴木雅之氏も再びステージに。
ステージそでで美里とゴスの共演を観ていたというマーチンさんは
「素晴らしかった。なんか、"New Power Revolution"っていう感じだったね。」と大絶賛。
「でもそこに俺が入ると"夜の帝王"って感じになっちゃうからさ」と笑いを取ることも忘れません。
そんなマーチンさんに「センパイ、センパイ、話長いです(笑)。
私のところで十分時間を取っていたつもりだったんですけど全然足りませんでしたね」
とツッコミを入れる美里・・・。

■マーチンさんに続いてオープニング・アクトのRHYTHM、ゲストの安藤秀樹さんも登場。
美里は「安藤くんも話長いね ! 」と早速ツッコミ(笑)。
デビューのころの話などを延々としていたことに対して
「その話も長いっちゅーねんっ !!
アルバムもリリースしてないのにトリビュート・アルバム作ってもらっちゃう
岡村靖幸の話なんかいいよっ。
私とかマーチンさんは毎年と言っていいほどアルバムを出し、
毎年と言っていいほどツアーに出ているのに・・・」と(笑)。
この美里のとんでもない勢いにヒョエ~~ッとなっているゴスペラーズ。
「でもこんなこと、私やマーチンさんだから言えるんですよね♪」という美里に
「いや、それはあなただから・・・」とすかさず返すマーチンさん。会場大爆笑。
美里もちょっとまずかったと気づいたのか
「少し言い過ぎた(笑)? でもここはオンエアでは流れませんから(笑)」。
マーチンさんのおっしゃる通り、
岡村靖幸をここまで好き勝手に言えるのは美里くらいなものでしょうね~~。
美里ファンは岡村くんと美里の関係をよく知っているから笑って聞いていられるし、
岡村くん自身も誰かから「美里がこんなこと言ってたよ」と聞いたとしても
「また美里に言われちゃったな~」くらいにしか思わないでしょうけど、
あの会場であのMCを聞いた人が美里のことをどういう風に思っているのか
ちょっと心配だったりもします。。。

■脱線しすぎのMCをマーチンさんが軌道修正。(←さすがです ! )
「こういったメンツでやれることってなかなかないし、今日は本当に楽しかった。
集まってくれたオーディエンスにも感謝したい」
これに対して美里は
「マーチンさんとゴスペラーズ、
マーチンさんと安藤くんという組み合わせは時々見かけることがあって、
いつも羨ましいなあと思いながら見ていた」とのこと。
そして「私は6番目のゴスペラーズと豪語してますから・・・」と言うマーチンさんに、
「じゃあ私は7番目の・・・
ラグビーで言うところの魔法のやかんを持ってくるマネージャーということで・・・」と美里。
そこにゴスペラーズの誰かがボソッと
「でも美里さんが持ってくるやかんって熱湯入ってそう・・・」
「ミスしたら大変 ! 」と(笑)。
今回は本当に笑いころげてしまうMCの連続でした。

■しかし締めはビシッと全員の素敵な歌声で。
ラストに選ばれたのは「夢で逢えたら」。
♪夢でもし逢えたら 素敵なこ~とねぇぇぇ~♪という名曲です。
こういう曲で夢見心地にエンディングを迎えるイベントというのもいいなあ !
それぞれのソロ・パートもあり聴き応えたっぷり。
美里の低音にもゾクゾクしました。
なんとも贅沢で心豊かになれる「夢で逢えたら」。

■イベントというのは場合によっては、
それぞれのファンが自分のお気に入りアーティストの時は盛り上がり、
他のアーティスト出演時は盛り上がらないことも多々あるけれど、
今回はどのアーティストの時にもみんなが盛り上がっていたし、
アーティスト自身もイベントを楽しんでいる様子が伝わってきて
本当に良い雰囲気のイベントとなりました。
(美里も翌日オフィシャルにアップしていたメッセージの中で
「楽しかった !!」と書いていましたね)
イベントを企画してくれたNACK5と出演アーティストみんなに感謝。
またいつかこのメンツでのセッションが実現したら嬉しいです。


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