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渡辺美里さんfanブログ。

■(過去記事 再掲) 2002年渡辺美里アートワーク展

2013-03-03 00:12:50 | イベント・レポ
■こんばんは !
今日は久しぶりに、
過去にホームページに掲載していた記事を再掲してみたいと思います。
ちょうど10年前の「アートワーク展」のレポートです。
※V20の時にも似たような展示があり、
東京都と大阪辺りでも開催されていたので観た方も多いかと思いますが、
2002年の展示は愛知県の安城でしたので今となっては貴重な記録かなあ、と。
当時、きっちり書きとめていて良かった(笑)。
記事の最後にいくつか写真も掲載していますが、
何せ10年前のデジカメ画像で、しかも画質をHP用に落としているので
かなり粗い写真ですがご容赦ください~。


● Misato Art Works by Kenji Ishikawa
[渡辺美里 アートワーク展]
安城市民会館1階展示ホール
2002年4月13日~21日


■2002年4月13日~4月21日安城市民会館1F展示ホール。
1994年から美里のアートワークを手がけている石川絢士氏の作品展が開かれました。
これは安城市市制50周年記念事業のひとつとして行われた美里のコンサートに合わせたもの。
石川絢士氏は安城市出身のデザイナー。
さまざまなアーティストのジャケットやグッズのデザイン、
最近では本の装丁なども手がけています。
もともと作品展のようなものをやろう、という企画は持ち上がっていたようですが
作品展よりも先に美里のライブが決定し、
「それならば石川氏が手がけた美里の作品ばかりを集めた作品展を開催しよう」
ということになったとのこと。
(もしも美里のライブがなければもっと違うカタチの作品展になったと思う、
と石川氏はおっしゃっていました)


■作品展が開かれた展示ホールは
こぢんまりとしたアットホームな感じのスペース。
そこにズラッと石川さんが手がけた美里のポスターやジャケット、
グッズなどが並んでいる様は圧巻でした。
正直に言って石川さんが手がけるようになる前までの美里の作品は
デザイン的に素晴らしい ! と思えるものはほとんど無く、
( ↑ あくまでも私個人の感想です)
石川さんが手がけるようになってからは明らかにアーティスティックになったし
ただの「アーティスト・グッズ」に留まらず、
ひとつの作品としてものすごくクオリティが高くなったと思います。
そんな作品群が一堂に会しているわけですから一見の価値アリ。

■壁一面にポスターやパンフレットの写真の一部が貼られ、
設置された机(←よく会議などで使われる横長のヤツ)の上には
CDやビデオ、パンフレット、本などが並べられ、
実際に手にとって見ても良いようになっていました。
床の上には今までコンサートで販売されたグッズもズラリ。
会場入り口では1999年西武ライブのビデオ・パンフレットも上映。
とにかくどちらを向いても美里だらけ ! でしたが
全てが「デザイナー石川絢士の世界」になっているので
「美里ばっかりで嬉しい☆」という気持ちにはならず。
個人的に美里を手がける前から石川さんの作品が好きだったので
好きなデザイナーの作品をドカンとまとめて見ることができる、
ということがひたすら感激でした。

■会場作りから当日の受け付け、訪れたファンへの対応などはすべて地元の、
元・石川さんの同級生、という方々が担当されていて、
とてもあったかーい雰囲気に包まれていました。
美里もライブの中で言っていたけれど、
すごく愛情の感じられるアートワーク展だったと思います。
スタッフの方たちは地元のファンだけでなく、
各地からたくさんのファンが訪れたことに感激していた様子。
ライブ当日ではなく、早々にアートワーク展を見に行った方が
オフィシャル・サイトに書き込みした感想文もプリントアウトして置いてありました(笑)。
ライブも素晴らしかった安城ですが、
それと同じくらい、このアートワーク展を見ることができて良かった!と思っています。
素敵な作品を作り続けてくれている石川さん、
当日とても親切に対応してくださったスタッフの方に心からお礼が言いたいです。

■会期中はほぼずっと石川さんご本人もいらっしゃったようで、
直接お話しすることができた!という方もたくさんいると思います。
私もそんな1人。
その時のエピソードなども、チラッと紹介します。

■私が会場を訪れたのはライブ当日でしたが、
余裕を持ってお昼過ぎ(2時頃だったかな?)に到着したため会場はまだガラガラ状態。
会場内に入って作品をひとつひとつ眺めていると、
スタッフの方が声をかけてきてくださいました。
このアートワーク展に来れて嬉しい、ということや、
美里はもちろんだけれど「石川さんの作品」がずっと以前から大好きだったので感激です、
ということなどを伝えると「ちょっと待っててください、石川を呼んできます!」とのこと(笑)。
数分後に石川さんがわざわざやって来てくださいました。
他にほとんどファンがいなかったこともあり、
かなり長い時間ひとつひとつの作品を見つつお話しさせていただくことができました。
私は「好き!」という気持ちはあっても、
専門的なことは何ひとつ知らないド素人なので
「この作品、大好きでした!」とか、
「これもいいですよね~~」なんてバカみたいなことしか言えませんでしたが、
ちょっとした質問などにも気さくに、丁寧に答えていただき感激でした。
時々、「ただのいちファンにそんなこと言っちゃっていいのかな・・・」
と思うようなこともおっしゃっていましたが(笑)。
例えば・・・

「さっきまでここで美里と一緒にカメラを回しながら30分くらい思い出話をしてたんだ」
(このあと(7/24に)リリースされたDVDにその様子がほんの少し収録されていました)

「その時に西武ライブのタイトルが決まった!と美里から報告された」
・・・タイトルそのものはさすがにおっしゃいませんでしたが(笑)。
私もその時点ではまだ知らなかったけれど
「そういえば渋公のときにミス・セブンティーンにしようかなぁ・・・
なんて美里が言ってましたね~」と言ったところちょっとギクリとしていたご様子。

その他、「『Live Love Life』のパッケージは剥がれやすいんだよね、
僕のせいじゃないんだけど(笑)」とか、
「96年西武ライブのパンフはそれまでと違ってモノクロで、
美里のアップの写真もほとんどなくて、
最初は美里本人も戸惑っていたようだけど結果的には気に入ってくれた」とか、
「「笑っていいとも」出演のときに美里が持っていった
「YOU~新しい場所~」のポスターは急遽あれ1枚だけ作ったんだ。
時間がなくて大変だった」とか
「Free Spirits Tourグッズの灰皿を美里は小物入れにして使ってるらしい」とか、
とにかく色々(笑)。

美里グッズのハッピを見た安城市の市長さんがえらくそれを気に入ってしまい、
今年のお祭り用のハッピを作ってくれ!と依頼されてしまった、なんてことも。
あとは、昔から本が大好きで、
これからはできる限り本の装丁なども手がけていきたい、ということも。
その後書店をブラブラしていたところ、
「うっわー、この装丁いいなぁ!」と思った本があり、
手にとって見たら石川さんの装丁でした(笑)。

これからも美里の音楽と共に届く石川さんの素敵なアートワークにワクワクしたいし、
その他いろいろな場所でのご活躍も楽しみにしています!


アートワーク展のために美里から贈られた真っ赤なバラの花束。
入り口を入ってすぐのところに飾られていました。



壁にはドーンとポスターの数々。
ツアー・グッズやCDプモーション用、ライブ告知のものなど。
ポスターは持っていても、これだけズラッと並べて見る機会はないので圧巻です!



こちらも壁一面のポスター・コーナー。
パンフレットの表紙や写真なども一緒に貼られています。
右下は『Live Love Life』のオマケで付いていた写真フィルムのカットされる前のもの。



壁にズラッと貼られたCDジャケットやパンフレットなどの写真。
「Baby Faith Tour」のパンフは・・・今見てもカッコイイっす!
このコーナーの前でしばしウットリ(笑)。



シングル「YOU~新しい場所~」のジャケット、帯、歌詞カード。
きちっとカタチになる前の、印刷されたそのまんまの姿を見ることができて感激!



何年か前に美里から石川さんへプレゼントされたという天使のキャンドル。
FCの会報か雑誌にも確か掲載されていました。
私のお友達がこのキャンドルの前で
「これって何だろうね~」とお喋りしていたところに、
「うちの息子が美里さんから頂いたんです!」と、
突然石川さんのお父上が登場したらしい・・・。



これはかなり判りにくいかもしれませんが・・・
黄色いプラスチック板で「M I S A T O」と書かれています。
(写真に写っているのはAの半分くらいまで)
会場内各コーナーの仕切りは半透明のプラスチック板を使用、
それは等間隔で丸くくり抜かれていて、
仕切りの向こう側もチラチラと見えるような、そんな演出がされていました。
で、そのくり抜いて余った丸い板を一枚一枚黄色く塗ってガラスに貼り、
会場の外から「M I S A T O」と見えるように作られていました。
実際には植木があって、ほとんどの方はその粋な演出に気付いていなかったかもしれませんが、
そういうちょっとした遊び心と手作りのあったかさが嬉しかったです。



床にはズラッとグッズの数々。
(この写真の中にはたぶん載ってませんが)
私が訪れたときにはなぜか1枚だけ遊佐未森さんのグッズTシャツが。
真ん中に大きく「m」と書かれたデザインのものだったので、
間違えて持ってきちっゃたのかもしれませんね(笑)。



こちらはアートワーク展告知用ポストカード。
印刷部数はかなり少なかったようで、
安城の近くにお住まいのお友達が1枚だけプレゼントしてくれました。
数ある石川さんによる美里作品の中でも、
シンプルでなおかつ思い切りポップなこの作品が個人的には一番好き。
石川さん曰く「コレは1回しか使えないアイデアだよね(笑)」



安城の町のいたるとろに貼られていたアートワーク展のチラシ。
印刷枚数が少なかったようで、
オフィシャル・ファンクラブで安城のライブ・チケットを購入した人には
カラーコピーが同封されてきました。
上は、なけなしの1枚(コピーではなく印刷されたもの)をスタッフの方のご好意で頂いたもの。



石川さん(the GARDEN)のこれまでの作品を収めたワーク・ブック。
これまた部数が少なかったようですが、
私が美里だけでなく石川さんの作品の大ファンだと知って、スタッフの方が下さいました。
大事なタカラモノです。
運良く頂けた方は、今も大事にしてくれているかなあ。



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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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行ってみたかったです。 (英樹)
2013-03-03 09:31:36
貴重なエピソード、ありがとうございます。
美里ファンにとって、かなり素敵な個展ですね。仮にライブがなくても、この個展だけを見に行っても満足しそうです (^_^)v
個人的には、アルバム『 She loves you  』のジャケ写がお気に入りです。大きな瞳がすごく印象的で (^_^)/
これも石川さんが手がけた写真だったんですね。今回、Makiさんのブログを見て初めて知りました。ありがとうございます。



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“春のハッピーアワーまで60日余り” (佐々木小次郎)
2013-03-03 10:15:31
ヒュェ~、 すごい経験を、されてますね~makiさん!じゃじゃ馬のDVD持っています。安城へ新幹線で来られましたね-、真っ赤なお花持って、美里さん。歌は勿論大事だけど、ジャケットのデザインなどもとても大事。あ!いいっ、と目にもとまるし、手を伸ばして見たくなる。新作のシネマソングスもカッコいい美里の表紙が記憶に新しい所で。私見云いますが、あのDvDでは“恋のうた”“YOU”気に入ってます。パワフルなボーカル、そしてあの目玉パッチリ横を見てる、お茶目な美里さん見れます-。真っ赤なステージ衣装着て、じゃじゃ馬の動きしていましたネ~そうそう、スクワット!も(笑)。この春の“美里祭り”もそんなに動かなくてもいいけど(笑)、エネルギーあるステージを期待しちゃいます-。makiさん、いつも楽しいブログありがとう御座りまする。
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懐かしいページ有り難うございました。 (桜草)
2013-03-03 13:38:45
感激です。私もあのDVD見た時に思いました。がまた今日思い出させてくださって有り難うございまます。私もその場にいたら感動して動けなかったと思います。その時のDVDを見てみようと思っております。美里さんの現在までを。家にあるものを全部広げて飾って見ようかな~。おひな様のようにね。これからも面白いのがあったら乗せてくださいね。楽しみにしております。本当に楽しめました。長々ごめんなさい。
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>英樹さん、 (Maki)
2013-03-03 21:37:36
こんばんは !
楽しんで頂けたようで何よりです~。

『She loves you』のジャケット、いいですよね。
石川氏はフォトグラファーではなくてデザイナーさんなので、
写真は石川氏ではなくて他の方の撮影です。
美里を撮ってる中でいちばん有名なのは大川直人さんで、
たとえば一番新しい『うたの木シネマ』は
写真→大川さん、デザイン→石川さん、といった役割。
音楽はもちろんのこと、
ブックレットに載っているそのあたりのクレジットも見直してみると
また面白いかもしれませんよ☆
ではではー。
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>佐々木小次郎さん、 (Maki)
2013-03-03 21:41:31
こんばんは !
そうそう、じゃじゃ馬ならしツアーのDVDに
その時の様子がチラッと収録されてますよね。
CDは中身の音楽が大事なのはもちろんですが、
ジャケットデザインも本当に大事ですよね~。
石川さんが作り出す世界は見事に美里のキャラクターとマッチしていて。
『うたの木シネマ』も本当に良かったですし。
また、たま~に、こういった過去記事の再掲もしてみますね。
ではではー。


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>桜草さん、 (Maki)
2013-03-03 21:44:05
こんばんは !
楽しんで頂けたようで良かったです~。
自分自身でも、10年前のレポートに手を入れていて
その時のことが蘇ってきて楽しい気持ちになりました。
また昔のライブレポなども少しずつ再掲していければ・・・と
考えてますので気長にお待ちくださーい。

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