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渡辺美里さんfanブログ。

■2007/3/17 FM-NACK5『J-POP MAGAZINE』公開放送 [1]

2007-03-25 21:26:21 | イベント・レポ
■3/17、さいたま新都心けやき広場で行われたFM-NACK5『J-POP MAGAZINE』の公開放送。インタヴュアーが音楽ライターの田家秀樹さんということで、なかなか濃い内容の番組となりました。会場では曲がオンエアされている間やCM中にもオンマイクでトークがあったようです。参加できていればその辺りもレポートするところですが、残念ながら当日私は参加できませんでしたので、オンエア部分のみUPします。
* パーソナリティ:田家秀樹
* アシスタント:横田佳織


美里: こんにちはー。

田家: こんにちはー。どうも !

美里: どうも~。

田家: ありがとうございます。渡辺美里さんであります。あらためて大きな拍手を。

美里: こんにちは ! 寒いところありがとうございます、みなさん。

田家: あの方、大阪からいらしたんです。

美里: え~、ホントに !? ありがとうございます !

田家: いや~。

横田: みなさん、遠くから。

美里: ねぇ !?

田家: ね~。どうですか、この雰囲気。

美里: なんか、ねぇ !

田家: 上にも人がいる(笑)。

美里: ありがとうございます ! いいですねぇ、この抜け感が。季節感を十分に感じながら。

田家: まあ、ライブの女王ですから。人前でこうやってお喋りしたり歌ったりするのは何とも思ってない・・・

美里: そんなことないですよ(笑)。常に緊張しますけど。

田家: ああ。やっぱりライブの前なんか緊張するもんですか。

美里: もちろん、そうですねー。でも、こういうお喋りの方がどちらかと言うと緊張します。

田家: ああ、なるほどね。

美里: ライブの方が、歌がついてきてる方が自分らしくいられるっていうのはありますけど。田家さんがこういう場所でお客様の前でお喋りされてるっていうことが、なんかすごく不思議な感じ。

田家: 不思議でしょ(笑)。不思議ですよ、だって(笑)。

美里: 私がデビューの頃からラジオをやらせてもらってる頃に、ずっとスタジオでそばについててくださって・・・

田家: 構成者だったんですけどね。

美里: 音楽のことをいろいろ教えてくださってたから。田家さんがお客様を前に喋ってるっていうのが不思議でしょうがない。

田家: 「あなた、喋る人 ? 」って言われそうですね(笑)。

美里: (笑) ねぇ !?

田家: いやー、でもそんなわけでですね、ちょっと気分的にもハイになって。

美里: ねぇ !? そこが、ライブのいいところですね。生放送のね。

田家: えー、美里さんはですね、今、アルバム製作中・・・

美里: そうなんです。昨日も結構遅くまでやってて、今も番組が終わったらスタジオに戻って、夏にリリース予定のアルバムを・・・

田家: ええ。

美里: も~、間もなく完成 ! っていう感じで。

田家: 間もなく完成 !

美里: はい。いい感じに。

田家: 「間もなく」っていうのはどのくらいの段階なんだろう(笑)。

美里: もうねぇ、あのー、「締め切り迫る」って感じで(笑)。

田家: 頭の中ではじゃあ詞がこう・・・いろんな言葉が飛び交ってる。

美里: そうですね。うん、まとめにかかってる感じですけれども。

田家: あー、どういう感じなんですか。そういう状態っていうのは。

美里: ま、切り替え、切り替えですよね。今はこのラジオでね、お客様のこう・・・何て言うんだろう、いい気をもらって。で、自分の時間になったときには、机に向かったときにはガッとこう集中して。で、その作りたい歌の世界観っていうところに入り込んでいくっていうのかな。ドラマに、ひとつの物語だから、春夏秋冬いろんな季節がありますけれども、これは春のうたっていう風に思ったら、もう気持ちも、部屋の中も、どんなに寒くても春の気分で作っていきますし・・・

田家: はいはい。

美里: 逆に、「これライブで歌いたい曲だな」って思ったら、あのー、ライブのイメージ、お客様のイメージを、歓声も込みで作っていくっていう・・・

田家: お~。部屋の中でこうやって歌っちゃったりするの ?

美里: もうなんか、ステージが見えますね。客席が。

田家: なるほどね。

美里: そういう作り方、ですね。

田家: そうですか。

美里: はい。

田家: あのー、今回のシングル「その手をつないで」はそういうアルバム製作の一連の流れの中で出てきた・・・

美里: はい。そうです。

田家: どのへんの段階で出てきたんですか。

美里: これはねえ、割と早い段階で。去年の・・・そうですね、秋のツアーの最中に作っていたんですけれども・・・今日、そうだ。今日公開の『ケロロ軍曹』の(笑)、

田家: ああ ! はいはいはい。

美里: 「2」のテーマ曲にも選んでいただいているので

田家: ああ、映画ですもんね、劇場ですね。

美里: で、それが、今日もチビちゃんたちがいっぱいお手手すったりしてますけど(笑)、自分の世界観にひたってるベイビーが目の前にいますけど(笑)。あのー、『ケロロ』の世界観が、今回の映画のテーマが「家族」とか「絆」っていうことで、まあ、「つながっていく」っていうことだったので

田家: なるほどね。

美里: もっとも私の中でも大事にしているテーマである・・・こう、「つながる」っていうことを思いながら。で、手をつなぐっていいじゃないですか。握手もそうですし、なんかいろんな繋ぎ方もあると思うんですけど、こうやってつなぐときもあれば、こうやって(笑)

横田: カップルつなぎですね(笑)。

美里: (笑)カップルつなぎもあれば、お母さんお父さん、おじいちゃんおばあちゃんが、グッと子供の手をね、ちょこまかしないようにって、ギュッとつなぐっていうそのつなぎ方・・・いろんなつなぎ方があると思うんですけど、それぞれにこう、熱が伝わるというか、なんかそういうこう・・・その伝わり方って何とも言えないですよね。

横田: そうですよね。

美里: 言葉でもないし、ハグでもないし、手のぬくもりみたいなもの ? その「つながってる感」を「その手をつないで」では出せたらいいなと思ったのが、アルバムの初期の段階の・・・そうですね、1曲目っていう感じでしたね。

田家: なるほど。アルバム全体がこういうトーンになる、っていうのもあるんですか。そこまではない ? やっぱり1曲1曲ちゃんと世界観があるから・・・

美里: うん。割と今回は、そうだなあ、「その手をつないで」の世界観っていうのは常にどんなときも、どんな時代であっても、

田家: 普遍的なテーマですもんね。

美里: うん、うん。大事にしたいことではあるんですけど、アルバムの中では、そうだなあ・・・かなりこう・・・内面を、グワッとこう、掘り下げて歌ってるものもあれば、

田家: はい、はい。

美里: 季節感、っていうことでの、誰もが風を感じる、その歌であったりとか、いろんな方向性で作っていますね。はい。

田家: 前作の『Sing and Roses』は、曲にGLAYのTAKUROさんが加わっていたりね、大江千里さんがひさびさに書かれたり、

美里: そうですね。

田家: 槇原くんが書いたりっていう・・・

美里: おととしがリリースだったんですけど、ちょうどスタジアムが20周年っていうことで、その20周年のあとのアルバムだったので、こう、何ていうんだろう・・・アニバーサリーというか、なので、いろんな曲を書く方たちがバラの花を1本じゃないですけど、曲を「美里さんどうぞ」っていう感じでプレゼント・・・

田家: あ、なるほど。コブクロの小渕くもん書いてましたね。

美里: それぞれが1曲花を、バラを1輪差し出してくれるような感じで曲を書いてくださった、また、その~、私の曲をずっと聴いててくれたっていう世代の方たちに・・・

田家: コブクロの小渕くんはねえ、西武ドームにゲストで出ましたしね。

美里: そうでしたね。

田家: GLAYのTAKUROさんは、東京に来て初めて観たコンサートが西武ドームだった、っていう・・・

美里: そう・・・みたいですねー。

田家: ええ。

美里: だからご自身がスタジアムでやるときは、こんなこともあんなこともしたいっていうのを球場の人に要求したんですって。そうしたら「いや、それはちょっと」って言いかけたら、「いや、美里さんはやってました」って(笑)、交渉に・・・(笑)。

田家: (笑)そうでしょうね。

美里: 話があがったって言ってましたけどね、はい。

田家: GLAYの西武ドームを観に行ったら、TAKUROくんが「僕、ここで観たんです」って、席憶えてましたから。

美里: え~ ! すごい ! それはすごいですねー。

田家: 彼の一生の、あそこは記念の席なんです。

美里: あー。いや、そういう想いがあるからこそ、いろんな曲がね、想いが深いからこそいろんな曲が、ご自身もたくさん作っているんだろうなーと思いますねー。

田家: 今回のアルバムはそういったいろんな方が加わって・・・

美里: 今回はね、またね、あのー、新しい作家の方たちと、出会ってます。

田家: ああ、なるほど。シングルの伊秩さんはねえ、もう昔からやってらっしゃいますからね。

美里: そうですね。伊秩くんとはとっても長いお付き合い・・・

田家: 伊秩“くん”だもんね(笑)。

美里: 伊秩“さん”は(笑)、とっても長いお付き合いですけど(笑)、今回はねー、またね、何名か新しい方とご一緒・・・知り合って・・・

田家: まあねえ、作家を発掘してるっていうのも美里さんのねえ、こう、キャリアの中ではとっても重要なポイントでもある。

美里: うーん、でも、自分の中では発掘してるっていうよりかは・・・同じこう、何て言うんだろう、エネルギーを感じあって・・・磁石のように引き合うというか。だから「うわー、この曲いいねー」っていう、で、あちらも「誰かに、この曲を歌ってほしい」っていうエネルギーがあって引き合ってる感じがするので、私の中では発掘してるっていう・・・

田家: 発掘屋さんみたい(笑)

美里: 発掘してるっていう気持ちはないんですけど。

田家: なるほどね。

美里: 出会うべくして出会ってるんだろうなって思うし。はい。

田家: まあ、新しい人に対してのね、とってもオープンな姿勢というのがないとなかなかそうはならないですしね。

美里: うーん。やっぱり、いい曲は伝えていかないと・・・もったいないじゃないですか。

田家: なるほどね。これはねえ、この話はまたあとで伺いますけど、いい曲はちゃんと伝えたいという。でもこのシングルの「その手をつないで」のカップリングというのが「青い鳥」。前作のシングルですけど。

美里: はい。

田家:あのー、シングルに入ってるのは去年の6月の京都、下鴨神社・・・

美里: そうですねぇ。

田家: ここで行われたアコースティック・ライブのヴァージョンが入っている。

美里: はい・・・秋かな。6月じゃなくて、たぶん秋にやらせてもらったんだと思います。

田家: 下鴨神社。

美里: はい。

田家: で、その「青い鳥」のときには、山中湖の、えー、美里祭りのライブ音源が入ってましたね。

美里: はい。「お願い太陽~夏のキセキ~」。

田家: やっぱりカップリングにそういうのを入れるというのも新しい試み・・・

美里: やっぱりこう、そのときそのときの自分のココロのニュースっていうか、で、かならずしもライブに、私の音楽を好きだと思ってくださってる方がみんな来れるわけではないので、みなさん足を運べるわけではないので、「今年の私は、トピックスはこんな感じです。こんなことやってました」っていうのは、その場の空気っていうのをライブ音源だと伝わりやすいかなーと思って。

田家: なるほどね。

美里: うん。そのつど、お手紙のように(笑)。

田家: お手紙のように。

美里: っていうかメールのようにかな。あの、即 送りたい、みたいな気分で・・・

田家: こんにコンサートやってましたよ、っていうのをね。

美里: はい。

田家: 下鴨神社の話はですね、また後ほど伺うとしてですね、

美里: はい。

田家: 曲を聴きましょうかね。

横田: そうですね、ここで曲を、今お話に出ました「青い鳥」なんですが、こちらシングル・ヴァージョンの方をお送りしたいと思います。

美里: はい。


♪♪「青い鳥」♪♪

+++ CM +++


* [2]につづく。


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2 コメント

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Makiさん、凄過ぎ!! ()
2007-03-27 13:52:29
こんにちは、レポート有り難う御座います。
我が家は関東でも、ノイズが凄くって殆ど聴けない所にあるので、ここまでレポして頂くと....感謝の一言に尽きます。
Makiさんのお気持ちにウルウルしちゃいました。
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Unknown (Maki)
2007-03-28 00:51:59
Kさん、こんにちは。
レポートというか・・・今回は観覧には行けなかったので文字に起こしただけなのですが(でも、これが結構大変なんです、実は(笑))楽しんでいただけたのなら嬉しいでーす。連日残業続きで、連続でUPできないのが申し訳ないのですが。あと1回で終了予定。また1日~2日あいてしまうかもしれませんがお楽しみに~。
ではでは☆
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