■今さらですが・・・美里ファンになったきっかけなど。

■こんにちは !
先日Twitterで、
私が美里ファンになったきっかけを教えてほしい、とリクエスト頂きましたので
今日はその辺りのことを書いてみようかと。
そう言われてみれば、そういったことをあらたまって書いたことが無い気もするので。

■美里の存在は、「My Revolution」の頃になんとなく知ったような。
その時はたしか中学1年の終わりで、まだ音楽に疎く、
意識的に聴いていたのは兄の影響で
佐野元春さんと浜田省吾さんとオフコースくらい。
(↑中1女子にしては渋い・・・。
このあたりのアーティストは私よりも上の世代の音楽、という感じだったので
周囲とは全く話が合わず。。。)
中2くらいでTM、大江千里さん、尾崎豊さんあたりも聴くようになり。
その他、ボン・ジョヴィやワム ! やビリー・ジョエルなど
洋楽も少しずつ・・・。

上に挙げた名前を見ても分かる通り、女性アーティストには全く興味が湧かず。。。
何せ最初に好きになったのが佐野さんや浜田省吾さんですから(笑)。
ロック＝男性アーティスト、というような思い込みもあったのかも。
なので渡辺美里という名前と「My Revolution」は何となく知っていても
あえて聴く気もせず(笑)。

■そんな、だんだんと音楽好きになっていった1987年、中学3年の・・・
記憶があやふやですが、おそらく夏の終わりか秋のはじめ頃。
自転車を20分くらい走らせた場所にあるレンタルレコード店が閉店。
(レンタル「CD」じゃなくて「レコード」ですよっ)
レンタル落ちのレコードを格安で販売するというチラシ。
欲しいレコードがあってもなかなか買えない中学生には
夢のようなセールなわけです。

喜び勇んで出かけていき、自分自身で選んだのは確か、
佐野さんのアルバム『VISITORS』、
千里さんの12インチシングル「Bedtime Stories」。
他にもあと1～2枚はあった気もしますが・・・思い出せません。

ふと、一緒に店内を物色していた兄が1枚のドーナツ盤を持ってきて
「すっげーカッコイイからこれも買っとけ ! 」と渡してきたのが
美里の両A面シングル「IT'S TOUGH / BOYS CRIED」でした。
正直、女性アーティストにも渡辺美里という人にも全くもって興味がなかったので
「え～～・・・」と思いながらも、
50円か100円くらいだったので一緒レジへ。

■兄はまだしばらく店内を見ると言うので先に帰り、
買ったレコードを順番に試聴。
「渡辺美里は別に買うつもりなかったのになあ。。。
でもまあ、1回くらい聴いとくか・・・」
程度な気持ちで針を落とした瞬間・・・「!!!!!!!」
小難しいことは何も分かりませんが、
曲も歌声も、とにかく全てが衝撃的で。
もうパンチをくらったような。
「渡辺美里ってこんなにカッコよかったのか～～～ !!!!」

それからは1stアルバム『eyes』をレンタルしてカセットに落とし、
コピーした歌詞カードを見ながらタイトル曲「eyes」や
「きみに会えて」にウルウルしたり。
2枚組の『Lovin' you』は、クラスメートのお姉さんがLPを持っているという情報を知り、
46分テープ2本を渡してダビングしてもらい、
あまりにヘビーローテーションしすぎて片方のテープが切れてしまったり(笑)。
(その時のカセットテープの色まで覚えています)
そして、87年はCDが出始めの頃で、CDプレイヤーはまだ高価だったはずですが、
なんとクラスメートの家にその高価なCDプレイヤーがあると !!
で、ぼちぼちCDも置き始めたレンタル屋さんでアルバム『BREATH』を借りて
そのクラスメートの家に行き、カセットに落とさせてもらったり(笑)。

あのとき中古レコード店に行っていなければ、
行っていたとしても自分だけだったら、
あるいは兄が一緒だったとしても、
ロック好きな兄が薦めるような、
ああいった楽曲を美里がリリースしていなければ
きっと美里を聴くタイミングは逃していたように思います。
翌年、アルバム『ribbon』が大ヒットした高校1年生の春～夏。
クラスメートの半分くらいは『ribbon』を聴いてる!
というような凄まじい状況になってましたが
「売れてる」ものには何となく反発心があったりしたので(笑)
「IT'S TOUGH /BOYS CRIED」での出会いがなければ
かなりの確率で「アンチ渡辺美里」な私になっていたはず。。。
そう考えると、本当に運命の出会いだったなあ ! と。


■初期の美里は「テレビにはほとんど出ない歌手」
として通っていたようだけれど、
ちょうど私がファンになったあたりから少しずつ
その姿をテレビで観れるようになってきました。
最初に観たのは・・・
『ベストテン』の苗場からの中継か、
泉谷さんとデュエットした『メリークリスマスショウ』か、
NHKでオンエアされた広島での平和コンサートの模様か。。。
ちょっと定かではありませんが、
この3つの番組はそれぞれに素晴らしく、
ファンになりたてで、動いている美里に飢えていた(笑)私にはとにかく嬉しくて。

中でも『ヒロシマ』の映像は、
本当の意味での「動いている、ライブな美里」。
「Richじゃなくても」「19才の秘かな欲望」の2曲を
飽きることなく何度再生したことか。
特に、サイケデリックな衣装に身を包み、
髪飾りが外れ落ちてしまうほど激しく歌っていた「19才～」は
言葉にできないくらいカッコよくて。
シングル「IT'S TOUGH / BOYS CRIED」と、「19才～」のライブ映像。
この2つが、美里ファンとしての私を形作っちゃったんだろうなあ、と。
もちろん楽しいポップソングや
あったかいスローソングを歌う美里も大好きですが(どれも全て美里だし)
「ロックな美里」により深く思い入れがあり、
いつまでもロックな美里を無くさないでほしい、という気持ちは
美里ファンとしての自分の原点が「そこ」だから、なんでしょうね。

■さらに美里のラジオ番組も聴くようになり、
その飾らない、1つ1つの言葉を選んで話す語り口に感動したり、
美里自身の歌だけでなく、美里が番組内でかける音楽にも興味が湧いてきたり。
雑誌のインタビューでは、
すべてのものごとに対してごまかしのない、
まっすぐな美里の姿勢に感銘を受けたり。

うちは兄が音楽好きだったため、沢山の音楽雑誌が家にあった、というのも幸運でした。
美里ファンにはメジャーな存在と思われる『GB』や『パチパチ』あたりだけでなく、
『アリーナ37℃』とか『シンプジャーナル』『FMステーション』などなど。
デビュー当時の記事からその時点での最新記事まで、
どんな小さな記事でも逃さず端から端まで読みました(笑)。

※記事をスキャンして丸ごとブログに載せちゃったりするのは
色々な権利関係とかもあってルール違反でしょうけれど
せっかく手元に沢山の雑誌記事があるので
一部抜粋して「美里語録」的に載せる・・・
というのは今後やってみたいことの1つです。

■レコードを聴き、テレビやラジオ、雑誌で美里に触れるようになり、
そうなるとライブにも行ってみたーい !!
初美里ライブは1988年3月に代々木オリンピックプールで開催された
スペシャルコンサート『OH !』でした。
あの頃はネット予約なんてありませんでしたから、
1月の寒風のなか、2時間電話をかけまくり。
(家の電話よりも公衆電話の方が繋がりやすい・・・という話を信じて(笑))
どうにか取れたチケットは2階のほぼてっぺんでしたが席なんてどうでもよく。
自分と同じ空間にあの渡辺美里がいて歌ってる !
それだけで楽しくて嬉しくて感動で。

その後は初西武ライブに、初ホールツアーに、
美里に触れれば触れるほど好きになっていき、
徐々に美里つながりの友達もできて、
私設FCのお手伝いもしたり、
ラジオ番組に毎週ハガキを書いて美里に名前を覚えてもらったり・・・
2000年代になると美里のファンサイトを開設してみたり、
それがブログやTwitterに繋がっていき、いまに至る・・・
そんなところです。

かな～りかいつまんで書いたけれど、
それでも長文になってしまいました(笑)。
個人的な話を最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
自分自身の話を書くというのは気恥ずかしくもありますが、
「美里ファンとしての自分」を改めて振り返る機会というのはなかなか無いので、
今回リクエストしてくださった方には感謝ですー。

ただ、私の世代だと美里を聴くきっかけというのは沢山転がっていたと思うので、
決して特別ではなく、面白い話も何もなく。。。
どちらかというと、この10年くらいで美里ファンになりました !
という方にこそ、そのきっかけをお聞きしてみたいな、と思ったり。

で、ふとひらめいたのですが、
もしも、もしも、
昔からのファン、新しいファンに関係なく
「美里ファンになったきっかけを語ってみたい!」という方がいらっしゃいましたら、
(このブログでよろしければ、ですが)
語ってみちゃいませんか(笑) ?
全然堅苦しく考えることはありませんので。
「500文字以上」ということだけを条件にさせて頂き。
(500文字未満ならTwitterで3ツイートくらいすれば済む話なので)
1人でも2人でも、手を挙げて頂けたらものすごく嬉しいです。
興味がありましたら下記アドレスまでぜひ !
blue_heaven0807@mail.goo.ne.jp

ではでは、また!