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渡辺美里さんfanブログ。

■2013/7/25(木)『本日のおすすめ』ライブレポ

2013-08-04 15:20:49 | ライブ 2011-2015
■こんにちは !
順番が前後してしまいましたが
7/25音霊でのライブレポをUPします !



●2013年7月25(木)
根本要 X 佐橋佳幸 
音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2013 『本日のおすすめ Vol.4』
ゲスト:渡辺美里


■逗子の海岸に夏だけオープンするライブハウス
『音霊 OTODAMA SEA STUDIO』で4年前から開催されている
佐橋佳幸さんと根本要さんの『本日のおすすめ』。
佐橋くんと要さんがお互いの愛してやまない音楽を
歌い演奏するというライブで、
それプラス、毎年スペシャルゲストもあり。
ちなみにこれまでのゲストは松たか子さん、Charさん、鈴木雅之さん、
で、今年は美里 !

このライブ、佐橋くんと根本要さんというメンツですから、
事前情報ではとにかくMCがとんでもなく長いと聞いていたのですが(笑)
ライブ当日がすぐ近くの花火大会と重なってしまい、
帰りの交通の関係もあるのでしょう、
予想に反してサクサクっと(笑)。

メンバーは佐橋くん、要さんの他にもうお1人、
スターダストレビューの林"VOH"紀勝さんがパーカッション&コーラスで !
佐橋くんと要さんだけでももちろん素晴らしいのですが
林さんのパーカッションとコーラスが加わるとまたカラフルに。

前半はまずこの3人で、
スターダストレビューの「夢伝説」に始まり、洋楽カバーが中心。
要さんの前には赤いランプ(パトカーなんかに付いてるのみたいな)が置かれていて、
喋りすぎるとそれが回り出すという粋な(?)演出も(笑)。
でも要さん曰く
このあと出てくる女子(←美里)が最近MCを覚えて喋りたがるから、
後半に時間を取っておきます 、と(笑)。
でもやっぱり喋りしすぎてランプを回す回す(笑)。
(美里は回すことなく終わりました、そういえば)
三ツ星団の時のMCは美里と佐橋くんの漫才のようになってましたが、
今回は要さんがほとんどずっと喋っていたので
佐橋くんは寡黙なギタリストに見えなくもなく。。。(笑)

前半の選曲は
バッド・カンパニー、スティーリー・ダン、ジミー・クリフ、ポリスなど、
さほど音楽に詳しくない私でさえ「おぉ~~ ! 」と歓声を上げてしまうくらいなので、
音楽好きにはきっとヨダレものの(笑)さすがの選曲。
こんな編成でスティーリー・ダンなんて普通やらないでしょっ(笑) !

たんに選曲が良いだけじゃなくて、
(それだけならただの音楽マニアの集まりですから)
たった3人で観客をグッと引き付けて楽しませる演奏と歌、
「ホンモノだなあ !」と、胸がすくような思い。
要さんは美里とは全く違うタイプのヴォーカリストですが
歌声だけでココロをつかむという点では同じですね。

洋楽カバーの他には
スターダストレビューの「トワイライト・アヴェニュー」、
1曲だけ佐橋くんがヴォーカルをとったUGUISSの「FUTURE」 。
※このあたりのMCだったでしょうか、要さんが
今年はUGUISSデビュー30周年、それを記念して再結成される、ということも紹介。
オリジナルメンバーの山根栄子さんが残念なことに昨年他界されて
ヴォーカルをどうしようかと悩んでいたところに
「どうしてあたしを呼ばないのよ」と
男前な(笑)渡辺美里が言ってくれた、と。
そのあと登場した美里から、これについては少しだけ訂正。
「どうして呼ばないのよ」というよりは・・・佐橋くんは人生の転機とか、
何か話したいことがあるときは雰囲気ですぐ分かる。
今回も私の直のマネージャーと頻繁に会ってる風だなあ、
また人生の転機か !? と思ったらUGUISS再結成の件だった、とのこと。


■きちんと時計は確認しませんでしたが
1時間半くらい過ぎたあたりだったでしょうか、
いよいよ美里登場~。

海辺に建っている、空調も何もないライブハウス。
さすがに衣装はいつものゴツいジャケット系ではなくて
涼やかな半袖の白いブラウス。
(ボトムスはちょっと暑そうなパンツルックでしたが(笑))
こういうラフな格好の美里の方が個人的には好きなんですよね~。
今後もこういう衣装でぜひ(笑) !

■本編、美里ゲストパートのセットリストは4曲。
ゲストが歌う曲は本人が選曲したそうです。

まずは、ま~~ったく予想もしなかった
山下達郎さんの「Ride On Time」!!
達郎さんの曲は、
達郎さんのあの声以外で歌われることは考えられないというか、
しっくりこないだろうなー、と思っていたのですが・・・
美里の少しハスキーな低音ヴォイスで歌われるヤマタツソング、
何だかちょっともう、極上すぎました~~(笑) !!

なぜこれを選曲したのかと言うと・・・
実は春の美里祭りの数日後、
気が緩んだのか階段を踏み外して2~3段落ちてしまい、足を怪我して病院へ。
で、何とそこでどなたかのお見舞に来ていた山下達郎さんにバッタリ!
すぐに佐橋くんに電話をして「選曲見えた !」と。
「転ばぬ先の・・・転んだ先の・・・? 山下達郎(笑)」。
美里の引きの強さ、すごすぎます(笑)。
転んでもただでは起きないとはまさにこのこと(笑)。
ちなみに・・・転んだ瞬間に「人生初の骨折かも ! 」と思ったらしいですが
そのあと旅番組のロケやら何やらこなしいたので
大事には至らなかったのでしょうね。良かったー(笑)。

2曲目は『うたの木』シリーズのミニ・アルバムでもカバーしている
「ムーンライト・サーファー」。
この曲は美里がやりたいサウンドで・・・と、
要さんと佐橋くんお2人ともギターをウクレレに持ち替えて!
このいかにも夏らしいサウンドとシチュエーションで
心地良さそうに歌う美里が微笑ましく。

そしてさらに熱い夏を ! と、「恋のバカンス」。
この曲は・・・
メドレー的に一部分歌ったことがあったような無いような・・・ですが、
フルで歌っているのを聴くのはたぶん初めて !
「真っ赤な太陽」なんかもそうですが、このあたりの昭和歌謡を歌う
ちょっと毒っ気のある美里ヴォーカルがまたたまらなくシビレます~~ !!
要さんも、洋楽だけでなくこういった昭和歌謡もお好きなはずなので
またいつかジョイントしてほしいですねー。

ラストは
「この曲を歌わないと帰してもらえないんじゃないか(笑)」
「これはオールシーズン対応です」と「My Revolution」。
冒頭のあのコーラスをいきなり林"VOH"さんが !
さすがスタレビ ! 会場からは大歓声。
さらにVOHさんから要さん、美里へつづくコーラス、圧巻 !
「My Revolution」はこういったアコースティック編成でやっても
"届く"パワーは変わらない。
むしろより響いてくる、そんな歌だなあ、ということが
このスゴ腕メンバーだからこそ改めて。

美里はここで退場。
ふたたび3人でU2、JBのカバー。
要さんのあのヴォーカルで歌い上げる
U2の「I still haven't found what I'm looking for」、
素晴らしかったなあ !
この編成でJBっていうのもまた楽しすぎっ(笑)。

■アンコールではなぜか
要さんと佐橋くんに両脇を抱えられて登場した美里。。。
でもあとから考えたら、両脇を抱えられていたのではなく、
腕を組んでいた・・・のかも(笑) !?
私には両脇抱えられちゃってるように見えましたが(笑)。

アンコール1曲目は「サマータイム ブルース」。
夏の浜辺で聴く、一緒にうたう「サマータイム ブルース」、
胸が熱くなります。
♪第三京浜 選んだ~♪のところで
「あっち ? こっち ? 」という感じで指をさす美里。
♪砂浜で ボール遊び子供たち♪という歌詞も
こんな足元砂まみれ(笑)の会場で聴くと、何だかキューンとしちゃいます。
サックスソロのパートは佐橋くんのギターソロで !
それを嬉しそうに聴きながら、
そのあと絶妙に入ってきたVOHさんのウインドチャイムの音色に目を細める美里にも、
キューンとしちゃいました。

「サマータイム ブルース」を終えてVOHさん仲良く2人で退場。
それを嬉しそうに見送る佐橋くんと要さんも印象的。

美里が退場したあと要さんが、
気持ちが少し疲れているような時でも美里に会ったりあの歌声を聴くと
もうちょっとだけ前に進んでみようって思える、そんなことを言ってくれてました。
私たち美里ファンがライブに行くたび感じていることを
要さんも感じてくれているんですね。

ラストは、
「佐橋みたいなギターが弾けたら本当に幸せだと思う。
今日はその佐橋のギターを従えて歌います」と、
スターダストレビューの名曲「木蘭の涙」。
あのメロディーと言葉、ギターの音色と要さんの歌声、
そして遠くに聞こえる花火の音。
全てが素晴らしくて。
ライブが終わって浜辺で観た打ち上げ花火もこの日は格別でした !


たしか10年くらい前に
BS-i(TBSのBSチャンネル)でやっていた『ROCKの要』という
要さんのレギュラー番組が私は大好きで。
洋楽の、おもに60年代~80年代くらいの楽曲を
ミュージックビデオを観ながら紹介していく番組だったのですが
ただ音楽通が音楽通のためにやっている番組ではなくて
初心者でもその紹介されているアーティストを思わず聴きたくなるような、
興味を持ってしまうような楽しい番組で。
だから今回はその要さんのちょっとした曲解説を生で聴けるというのも
個人的には楽しい出来事でした。

そして、前の週のソノダバンドとのライブでは
先輩として場を仕切っていた美里が、
この日は一転、お二人の妹分的な立ち位置になっているのも微笑ましく。
本当に楽しく、スペシャルなライブでした !


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