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ふろくぶろぐ

じゃまからっきーかみひとえ

11月2日(水) 「鹿児島→大阪」

2005-11-07 11:24:12 | 奄美での部屋さがし
涙が中途はんぱに出て困る。
うれしい訳でもなく、感極まっている訳でもなく、なんだか放心状態。
勝手に目に水がたまる。

これが目じゃなくて鼻だったら、ミズバナが垂れるって感じ。
「鼻かむほどじゃないけど、垂れて困るのよ~」みたいな。(なんちゅう例えじゃ。)
鼻にはティッシュ詰められるけど、目には詰めれんからなー。ポロポロ~。

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不思議な雲を見た。
入道雲の上にメレンゲのように乗っている、というか、浮いている。
新雪から重力を取り除いたような雲。 何という名前の雲だろう。
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あ、夕焼けが始まった。
夕焼けって始まるものだったのね。
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あ、先ほどとは違う珍しい雲。うす~い。
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うわっ夜景だ、キレイ。
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今日の夕刻発の「鹿児島→大阪」便は、オススメだった。

大阪空港には、親が迎えに来てくれていた。ビックリ。
良い形で奄美を出て、良い形で関西に戻る。
そしてまた、奄美へ、関西へ。
うまくいく、そうでなくっちゃ、奄美も関西も両方とも大好きな場所ですからね~。
(「大阪」と書かずに「関西」と書くのは、「神戸」「京都」も好きだからですyo~。)

11月2日(水) 「奄美→鹿児島」

2005-11-07 11:17:51 | 奄美での部屋さがし
夢のような話だけれど、
今日、奄美空港へ向かう車の中で、「私の奄美のお部屋」が決まりました。
奄美を発つ直前に部屋が決まるなんて、そんなこともあるのですね。
「奄美に居るときに決まって、うれしい。」

一昨日、その部屋を見て、「ここに住めたら良いなあー」と思い、
昨日と今朝、「あの部屋に住めますように」と願い、
先ほど、不動産会社の担当の方と大家さんから電話がありました。
正式に契約していただけることになりました。
しかも、家賃を少し下げてくださるとの事。
こちらから頼んでもいないのに、なんて良心的なのでしょう。

となりには、初めて奄美に来た日からお世話になっている方が座っていて、「家が決まる瞬間」の一部始終を見てくださっていて、本当に不思議、というか、ありがたかったです。

今日も、大空をはばたくルリカケスを見ました。
奄美で知り合った方が教えてくれた、ルリカケスとカラスの見分け方。
いつの間にか、たとえルリカケスの体が光の加減で黒く見えても、「ルリカケスだ!」とわかるようになっている事に、自分でも感動しまス。。。>ありがっさまりょうた。

今、鹿児島行きの飛行機の中で記しています。(今回は、奄美→鹿児島/鹿児島→大阪という路線を利用。)
滑走路へ機体が動き始めました。
この次、奄美を訪れる頃、私は奄美に自分の部屋をもっています。

合う部屋がみつかるよう、一緒に祈ってくださった皆様、
本当にありがとうございます。

11月1日(火)・2

2005-11-03 00:17:20 | 奄美での部屋さがし
夏の日のような日差しだった。
空が青くて、海がキラキラと銀色に輝いていた。
後で聞いた話によると、同じ時刻、山の中は寒かったそうですから、
いかに太陽の恩恵を受けて暖まっているかってことですね~。

今日一日で、7羽のルリカケスと出会った。
ルリカケスは、国指定天然記念物。絶滅危惧II類(VU)。
世界中でも、奄美大島・加計呂麻島・請島 にのみ生息する日本の固有種といわれる。(徳之島での記録もある。)
出会う時は出会う、出会わない時は出会わないのはあたりまえだけれど、
一日に7羽、しかもガイド同行ツアーに入らず自分一人で、
「あ、あそこにいる、今、飛んだ!」って何度も何度も指差すのは初めて。
うれしくなってきた、
やっぱり島を巡らせていただいて良かった、ありがっさま。

今日は特に鳥さんと出会う日だったなぁ~。
ハト、カラス、チャボ、ルリカケス、サシバ、セキレイ、リュウキュウツバメの群れ、白や黒のサギ、カモ。そして、イソヒヨドリ(写真)。

伸びやかな気分になる。
家探し。うまくいくかなー。。。

11月1日(火)・1

2005-11-03 00:16:59 | 奄美での部屋さがし
昨日、「何もしないよりはマシ」という気分で見にいったお部屋は素敵だった。
けれども部屋を見るたびに、ココは素敵だ!と言っている私は、チョッピリあきらめ気分。

ひと目で良いと思えても、冷静になると、
きれい、でも、不便。 広い、でも、遠い。
ココだ! でも、部屋数が足りない。。。
暗い、広すぎ、不用心、、、と、いっくらでも、マイナス面が浮かんでは消えるのだ。
そうそう、いずれは立ち退き区域、というのもあったな。
「もう一息!」と何度つぶやいたことか。

「良い部屋がみつかりそうです!」と何度も知人に報告していたから、
昨日も、「良い所を見つけたかも!」と息を切らす私に、
「何度も良いところを見つけますね~」とおっしゃった。
良かったねーという風でもあり、なるほどねーという風でもあり、
微笑みの真意は定かでない。>いつもつき合わせちゃってすみませーんっ。

さて。昨日の部屋の件は、不動産会社の担当の方と大家さんと賃貸の条件など確認の話し合いもあるので、私は、まだ待ちの状態。
借ります、借りません、の段階ではない。
明日、大阪に帰る。 今日は何をしようか。
最後の力をふりしぼって、部屋探しを続けようか、
宿で、のんびり過ごそうか、
それとも大量の荷物の整理をしつつ、帰る準備を始めようか、と考えていた。


電話が鳴った。
島の西の方へ用事があるんだけど、一緒に行かない?と、誘われた。
瞬間、迷った。だって他にしなくていけないことありそう、不動産会社めぐり第3ラウンド、とか。。。

奄美を感じたくて、ついていくことにした。
現在、迷っている一軒を考えるのに、島の海や山を周るのはいい感じ~。
お天気は最高。島を離れる前に、開放感をもたせてくれるその方に感謝。

10月31日pm

2005-11-02 23:57:30 | 奄美での部屋さがし
夕方、重い足取りで、何度か足を運んでいる不動産会社に、
「新しい部屋出ていませんかねぇー?」と伺った。
「出ていませんねー。」と言われた、そう言われたら、店を出るしかないのだけれど、なんだか立ちすくんで物件の情報が置かれた壁を見て、ため息が漏れそうだった。

お店の方と一言二言交わしながら、3階のお部屋が目についた。少し高めだけれど、近くなので見てみようかな、と思った。
(中略)

もしかしたら・・・、ココかもしれない。
今晩と明日一日、ゆっくり考えてみよう。。。

10月29日(土)

2005-10-31 18:35:47 | 奄美での部屋さがし
前々から気になっていることを書こうと思う、
あんまり、ハッピーな内容ではないのですけれど。

「ねたむ」ということは、人間の感情の中でも強烈なものの一つだと聞いたことがある。
けれど、人は人の何をねたむのだろう?
幸せに映る人が幸せで、不幸せに映る人が不幸せとは限らないし、
他人の人生まで悪い方へ計るなんて、変だ。

勝手な「想像」で、
人を引きずり下ろそうとしたり、人と人の仲を壊そうとする人。
人権侵害や間違った正義感は、やめてくれ。>言い切るぞ。

今年の夏、嫌な目に遭った。
内容は他人事(事実無根)だが、「被害に遭った事」自体が苦しかった。
島にも私にも関わることだったので、周りにも心配をかけてしまった。

奄美に住む前に宣言したくなりました。
「私は、嫌なものを払いのける力を大切にしています。」

万が一、なお、いじわるな火種が残っているのなら、
やわらかく島の水をかけ、島の風に吹いてもらい、島の土をかぶせ、
丁寧に消して頂きます。。。誰も痛まない方法で。
(写真はサキシマフヨウ。奄美に咲く赤いハイビスカスは外来種ですyo。)

10月28日(金)

2005-10-31 18:29:16 | 奄美での部屋さがし
「今まで何度も島に来てるけど、何しに来てるの?」と島の方に質問された。
「島に会いに来てるの。」と答えると、
「Kちゃんのそういう答えが信じにくい。」

言葉につまってしまった。
「島」に人格のようなものを与えないなら、私がココに書いている奄美への感覚は、不思議で不可解な「チガウ世界」の話になっちゃうよ。

こんなに近しい奄美の知人に「ヘンな人」と思われる(もしくは思われている)ことになるのかな? 困ったな。
精神世界、とかでもなく、地球の中に自然の中に人間を含む生き物がいるという話なのだけれども。。。
大阪の家の近所にも「生きている」と感じる山があるわけで、どこがいっしょでどこがちがうという話ではなくて。。。うまく伝えられないのでっす。

言いっ放しにしたくなくて、
「学校を訪れたり、他の理由もあるよ。」って付け足した。

堂々と言えることは、
「自分自身には説明できる意味をもっている」ってことかなあー。

その知人は、タブン私の気持ちをわかってるのかもしれない、
けども、「みんなが理解できる言い方じゃないんだから」と教えてくれたような気がします。。。

島に「会いに」行くという言い方をする人は、けっこういると思う、
そして、
島に行くという言い方でも良いのかもしれない。smile!
(写真はアサギマダラ。)

10月27日(木)pm

2005-10-31 18:04:30 | 奄美での部屋さがし
家探し、難航中。
不動産会社は、14件まわった(内2件は場所が不明)。

「ここだ!」と感じる場所が見つからない。
何が大事なのか、何が目的なのかを今一度、整理してみよう~。


日々、話を聞いてくださる方々、関西から連絡をくれる家族や友人達、
島で初めて出会ったというのに、わざわざ「見つかりましたか?祈ってますねー」とお電話くださる方々。
音信なくとも見守ってくれている人たちが誰なのかも、不思議とわかる。

Thank you very much for being with me.
そばにいてくれて、ありがとう。

10月27日(木)am

2005-10-30 18:41:50 | 奄美での部屋さがし
何度も何度も、葉脈を頼りに見つけた「カゴメラン」という植物がある。
葉の模様がカゴの目のように見える小さなラン。
(脈に沿って、網目状の白斑が入っているそうです。)
「秋になると小さな花が咲きますよ。」と、何度も聞いた。

今日、初めてその花と会いました。
カゴメランの花と出会えたから、秋に訪れて良かった。
(写真、ピント合ってません~っ。)

今秋の奄美。
「家探しが全て」というわけではない。


10月26日(水)

2005-10-30 18:37:36 | 奄美での部屋さがし
雨。
知人がドライブに誘ってくださった。
雨の中、海をさわった。
「やっと、海にさわれた。」

5月にちびっ子だったマングローブの背丈が、少し大きくなっていた。
市集落を過ぎた場所にいらっしゃる大木は、少し姿を変え、それでも以前と同じく、我々の入るべき土地と入るべきではない土地を示してくれていた。