昔フィルムで撮影した写真のデジタル化をやっと始めたので、古い記録を照会します。
1985年4月
出張で中国に行った時の記録。私にとっては初めての海外旅行。
日中国交回復から10年余りたった1985年4月、仕事で中国東北部に行った。
まだ中国は個人旅行の難しい時代で、上海から飛行機やSLを乗り継ぎ艱難辛苦の末やっとたどり着いたのが遼寧省鞍山市。
鞍山は中国でも最大級の鉄鋼の街で、かつて日本の「昭和製鉄」があったところ。
湯崗子は中国でも療養温泉で有名なところ。満州国建国前に、ラストエンペラー「愛新覚羅溥儀」が逗留していたと言われている。(行った当時は、そんなこと知らなかったが・・・・)
写真は、鞍山市郊外の湯崗子(たんがんず)駅のホーム。
仕事の打ち合わせ中に、地響きを立てて近づいて来た貨物列車を撮った。
中国ではこの頃まだ蒸気機関車が主流だった。
<湯崗駅(タンガンズ)>
とにかくホームが長い。地平線の彼方まであるようだ・・・・
ホームも長いが、この駅に止まる列車も最後尾が見えないほど長い。
蒸気機関車もデカイ。
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