オッサン一人青木ヶ原樹海を行く①

２０１４年８月２８日

富士五湖二日目。

今日は青木ヶ原樹海をトレッキングする予定なので、７時に朝食を食べて直ぐにホテルをチェックアウトするつもりだったが、「先に中国人の団体がレストランに入るので、８時以降にしてくれ」と言われ大幅に予定が遅れた。

中国人優先というよりは、中国人とその他の客を分けたい様な雰囲気だった。ホテルの客の大半が中国人の団体なのでしょうがないが・・・・。

９：３０　レンタカーで河口湖のホテルを出発。今日も小雨模様。

　　　　　　　　　　　　　　　　≪西湖コウモリ穴　駐車場≫

１０：００　「西湖コウモリ穴」に到着。

西湖コウモリ穴案内所で「青木ヶ原樹海マップ」（無料）をもらって、コースの検討。

一応、計画は立てて来たのだが、悪天候なのでコース変更せざるを得ない。

ここを樹海探検のスタートとすることにして、まずはコウモリ穴の見学。

改札口でヘルメットを受け取り、５分ほど樹海の中を歩いて行くと、牢獄の様な洞窟入口に到着。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≪西湖コウモリ穴　入口≫

１０：２０　コウモリ穴入洞。

入洞して初めの方は歩きやすいのだが・・・・。

低い天井にヘルメットをゴツゴツとぶつけながら、這いつくばって進む。

腰が悪い人はチョットやめた方が良いかも・・・・。

ここから先は、コウモリ優先。

たまたま他の客がいなかったので二周してしまい、また貴重な時間を使ってしまった。

 

１１：０７　いよいよ青木ヶ原樹海に突入。

駐車場の一番奥に樹海への入口があって、脇に地図の看板があるので分かりやすい。

ただし、表示はないが地図の北が下になっている。（クリックすると大きくなります）

案内所近くにある四カ国語の地図では、北が右になっている。

案内所でもらった地図は、普通に北が上なのでコンガラガッてしまう。

まずは「西湖野鳥の森公園」方面に進み、途中の分岐を目指す。

樹海遊歩道は完全に整備されていて、道標も所々にあって歩きやすい。

いたる所に溶岩の割れ目や、ガスの噴出口跡が口を開けている。

小雨が降っているハズだが、樹海の中にはあまり落ちてこないので傘はいらない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　≪溶岩棚≫

 

１１：２２　分岐に到着。ここにも地図の看板があるが、こんどは上が北。

本来は、ここから「竜宮洞穴」を経由して、「紅葉台」→「三湖台」と登山して、「西湖民宿村」に下りるのが理想だが、雨の降る中で展望台に登っても仕方が無いし、三湖台は工事中だという情報もあるので断念。

この分岐からは「富岳風穴」を目指す。

 

やや道幅が狭くなって来た感じ。

雨降りだからか鳥の声も聞こえず、樹海の中は深閑としている。スタート以来、誰とも会わないのでチョット不安。

 

森の色どり。

自分の重さに耐えられなくなったのか、それほど古くもない木が倒れていた。

溶岩台地には土が無いので、横から見ると根の張り方が薄いのが良く分かる。

１２：１０　車道に出た。右に折れて、車道を３分ほど歩く。

　　　　　　　　　　　　　　　　　≪森の駅　風穴≫

１２：１３　「富岳風穴」の前にある「森の駅　風穴」に到着。

着いた途端、雨が急に本降りになって、軒先で雨宿り。立ったままの休憩となった。

　　　　　　　　　　オッサン一人青木ヶ原樹海を行く② につづく