紅葉を求めて京都の旅
会社の友人と酒を飲みながら京都の話題になり、祇園で飲んだ話を聞かされた。
そう言えば、去年、紅葉の写真を撮りに京都へ行こうとしたら、宿が取れなくて断念したのを思い出した。
それから三日後。急遽、京都へ来てしまった。
何の下調べもなく昼過ぎに京都駅に降り立ち、観光案内所で紅葉の状況を見る。
今まで行ったことのない、洛北の一乗寺界隈(18日)と高雄(19日)を巡ることにする。
11月18日
京都洛北一乗寺周辺① 曼殊院門跡の紅葉
宮本武蔵と吉岡一門の決闘で有名な一乗寺下り松の地を通り抜け、まずは曼殊院へ向かう。
紅葉のトンネルの下を曼殊院へ。
赤がひときわ鮮やかである。
お寺さんに突き当たると、白壁の周辺は一段と紅葉が鮮やかで、今が盛りの状態。
白壁と紅葉が良く似合う。
曼殊院門跡
真っ赤な紅葉を充分に堪能しながら、やっと入口へ到着。
今回は紅葉が目的なので、お参りの後は書院や「枯山水」のお庭などを足早に見学して、「圓光寺」へ移動。
2012年梅薫る3月
奈良の旅は確か4回目になると思う。
あまりにも天気が良いので、予定を変更して初めて「飛鳥の里」を歩いた。
近鉄奈良駅から、大和西大寺、橿原神宮前で特急を3本乗り継いで1時間弱で飛鳥駅に到着。駅前で観光マップをもらってコースを検討。
観光案内どおりに全て見て歩く時間が無いので、「石」をテーマにコース設定。
飛鳥駅→高松塚古墳→亀石→石舞台古墳→酒船石→亀形石造物→飛鳥寺→甘樫丘
まず駅から近い高松塚古墳に行って壁画のレプリカを見学。その後、ショートカットしようとして車道を歩き道に迷う。
<亀石>
田園地帯の民家の脇に「亀石」があった。気付かずに通り過ぎる人もいた。
<亀石から橘寺(正面)方面へ向かう>
空は快晴だが非常に寒く、歩いている人々はみんな重装備。
<石舞台古墳>
<酒船石>
竹林の坂道を登り切ると、突然目の前に現れた「酒船石」。訪れる人も稀で、柵も無いのがうれしい。
<亀形石造物>
<飛鳥寺 飛鳥大仏>
日本最古のお寺「飛鳥寺」。由来のレクチャーを受けた後、撮影自由。
この後、「蘇我入鹿首塚」を経由して甘樫丘のバス停まで歩いたが、時間が合わなかったので飛鳥寺まで戻り、門前の茶店で甘酒を注文したついでにタクシーを呼んでもらう。
途中、コースを見失ったりコンビニを探したりしたので、約二万歩、12~13キロ。
結構急ぎ足で巡り、4時間のコースだった。橿原神宮前までのタクシー代を含め経費3,500円余り。
EOS 5DmarkⅡと16~400mmまでのズームレンズ3本を背中に担いで歩いたが、結局、コンパクトカメラ(PowerShot S100)しか使わなかった。
身体を鍛えるために、一眼レフカメラを持って来たような感じになった。
2011年6月3日
1200羅漢のいるお寺
6月に京都に行った際、面白いお寺を訪ねた。
嵐山・嵯峨野観光コースの北の外れにある「あだしの念仏寺」より、さらに北に20分ほど歩いたところにあるのが「愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)」。
境内の中に所狭しと羅漢さんが並べてあり、その数1,200体。
一般参拝客が彫ったその姿は、既成概念にとらわれず見ていて実に楽しい。
今回は、短い時間しか居られなかったので急ぎ足で見て回ったが、時間をかけて全ての羅漢さんを見たいものだ。
<愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)>
リアルな表情もあります。
子供を抱っこした羅漢さん、ウオークマン?を持った羅漢さん・・・。
仲良く一杯やっています。
可愛い羅漢さん
観光客でごった返す嵐山・嵯峨野の喧噪とは別世界で、ひっそりと静かな境内には、私がいる間に外人女性を含め3人ほどの参拝客しか見かけなかった。