犬の特攻隊

犬を使った特攻隊！をご存知でしょうか？
70年前戦争中八王子でこんな回覧板が廻ってきました。　犬の特別攻撃隊を作るので、貴方の家のワンちゃんをお國のために献上して下さい。とのお知らせである。

それでは犬の特別攻撃隊とはどんなものでしょうか？
こういう装備を犬につける。

何？どうする？と思うよね。
コレは地上戦の対戦車を爆破する玉砕犬なのです。 対戦車犬は、背中に爆薬と起爆スイッチとなる木製レバーを背負い、木製レバーを垂直に立て戦車を目指して走る。爆薬を背負った空腹の犬を敵戦車の前に放ち、戦車の下に潜り込んだところで起爆レバーが倒れ、敵戦車を破壊する計画であった。

犬の訓練には、日本では「条件反射」としてよく知られるオペラント条件づけを利用した。戦車や装甲車輛の下に犬の餌を置き、空腹の犬が餌を目当てに戦車の下に潜り込むように教え込むというものである。

しかし、精度は高いとは言い難く、たとえ訓練を積んだ対戦車犬といえども、敵戦車が走行する際に発する激しい騒音に怯え、逃げ去ったり自陣に駆け戻り自爆するなど、扱いの難しい兵器であった。

人間の特別攻撃隊も人間性を失う行動であるが、犬の条件反射を利用しての自爆テロを考える軍国主義者はホントに恐ろしいね。

人間の神風特攻隊員の基地では玉砕前の心を癒やしたワンちゃんは有名な話だよね。人間の特攻隊は靖国神社に英霊として祀られ、八王子のワンちゃんの特攻隊も「忠犬八王子公」として祀られるらしいが…

戦後70年二度とこんな非人間的は戦争はしてはいけませんね。
世田谷区非公認キャラ「せたっしい」は安倍政権、戦争法案に反対！します。