ゆめみていっぱい

來夢、咲良夢、粋夢、都羽夢と4人の成長記録です。パパとママは毎日楽しみでいっぱいです。

2008年12月23日 23時26分39秒 | 本や映画などなど
さてさて、しばしながら宇都宮での一人暮らしが始まったパパさん。
久々の独身生活気分ですが、あっという間に大阪に戻るんで
なんやかんやと慌しいかと予想してます。

この家に1人だとやっぱり静かで少々寂しい・・・
特に來夢がいないと本当に静かで
冷蔵庫のモーター音とかハロゲンヒーターの微音とか
いつもは聞こえない音まで聞こえてきます。

そんでもって、パパさん、今日は優雅に
風呂あがりに黒澤映画の『乱』を鑑賞しました。


↑リア王の戯曲に毛利家3本の矢の教えと
色々てんこ盛りの内容ですが画の描写はやっぱり凄い。
特に合戦のシーンは最大の見せ場で
(あれだけの鉄砲で馬に1回も当たらなかったのは不思議ですが)
七人の侍や蜘蛛の巣城がカラーだったら
こんな感じに見えるのかなと想像してしまいました。
3時間近くの長丁場ですが食い入るように見終えたべ。


↑でもこの城の描写が限りなくセットっぽかった。
何故城を真正面から映したんやろか。
斜めから立体的に撮ればはりぼての様な平面感を解消できたと思いますが。
あと、仲代達矢の半狂乱姿が少しくど過ぎた気がします。
普通は次郎に攻め切られたところで死んでるような気がします。

海外を意識しすぎた感も否めないのですが、
例えば外人から見たら全て同じ顔に見えるだろう東洋人を
髭や羽織の色、軍旗の色で何とか区別したあたりの苦悩がうかがえます。

でも原田美枝子の楓の方は不気味さ120%で
蜘蛛の巣城の山田五十鈴を髣髴とさせるシーンでした。

うん、なんやかんやでクロサワ映画に魅入られましたが
やっぱり七人の侍の方が勝ってるかと。

ちゅーわけで、失礼!
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