ゆめみていっぱい

來夢、咲良夢、粋夢、都羽夢と4人の成長記録です。パパとママは毎日楽しみでいっぱいです。

年末年始で読み終えて思うこと

2024年01月06日 22時32分51秒 | 本や映画などなど
今日は土曜日ですが出社のパパさん。元々の勤務表は土曜出勤の日曜月曜休みなので、今日は通常出勤ですが
検査異常が続くので明日も明後日も午前中だけ出社になります。苦難の道のりが続くなり。。。

でも、今日は他の事業所は休みなので電話やメールも少なく、快適に自分の仕事に集中できて
早めの19時過ぎに退社でした。


↑昭和の参謀、一昨年の年末にけんちゃんに借りて、約1年かかって読み終えました。
最後に石原莞爾と瀬島龍三、終章だけ読み直して、大阪でけんちゃんにお返ししてきた1冊です。


↑そして次は緒方貞子の満州事変の読み方開始。国連難民高等弁務官だった緒方貞子の卒論をまとめ直したもので
満州事変を批判的な立場から書いてるとのこと。石原莞爾推しのパパさんにとっては反対意見に興味津々です。

一方で読み終えた昭和の参謀ですが、会社での立ち回り方にも通じることがあり、学ぶべきことが多かったので
エッセンスを箇条書きにしてみました。
・軍隊では大きく、司令官、軍政、参謀の3タイプに人は分かれ、軍政(=官僚)の東条英機が司令官の総理になったのがNG
 ⇒これは関ケ原で負けた石田三成にも通じるとこがあると思う。
  あと、ベストな司令官-参謀のタッグは大山巌ー児玉源太郎、東郷平八郎ー秋山真之とも感じた。
・石原莞爾はじめ、参謀は純粋に明確な目標に対して客観的に作戦を立てる。
 ⇒それは最短経路で最大の効果をもたらすものでなくてはならないと思う。
・よって、参謀は明確な目標が立てにくい政治家のような職業には向いていない(参謀は誰一人として国政で大成していない)
・一方で瀬島龍三のように実業家として上り詰めるケースが多い
・上司に意見する時は3つ(攻め、反対、守り(現状維持)の案を準備すること。★
・物事は『悲観的に準備して、楽観的に実行する』こと。★
・石原莞爾は自分が天才だということを分かっていなかった。人に分かってもらおうとしなかった。
 ⇒分かってもらおうとした頃には既に遅かった。
・参謀には現場を確認してから動くという習性がある。★
 ⇒これが会社でも非常に大事と感じた。
  失われた30年というが、そのうち約20年はパパさん世代の責任でもある。
  なぜダメだったのか、その真の原因を探っていくと、キャリア組がノンキャリア組である現場をきちんと見ていないことが
  原因の一つに挙がると思う。
  人、モノ、カネ、設備、資源(原料)だけあれば、誰でもできることを正とするのが本当に正しいのか。
  現場を知らないような上層部が、自分のことは棚に上げて(金庫に入れて鍵を閉めて)現場に指示を出すことが間違って
  いるのではないか。福島辮髪事故の際の東電幹部と吉田昌郎所長とのやり取りでも感じられた。
  なかなか数字では評価しにくい職人技のような『現場のプライスレス』を『会社の財産』としてスポットを当て、そこに
  付加価値を見出していくことが必要と感じた。
  機械で大量生産では人口の多い中国やインド、国家が資金援助する韓国には到底勝てない。

年末の高校の同窓会で多くのキャリア組の同期と話し、いかに現場を自分の目で見てない人間が多いことか。
この現状に危機感を感じたパパさん。今年も『現場第一主義』です。

ちゅーわけで、失礼!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする