挑戦のグレープフルー2(ツ)

ある日突然、自分が心筋梗塞に!更に大腸癌の発症。病気を通じて知った人の温かさ・冷たさ!私は決して、あきらめない。

私の病気⑤

2005-12-31 23:35:45 | 病気
6月10日午後16:00頃、胸にたくさん付けられた
心電図がはずされ、無線対応型心電図計測装置?へきり
切り替えられた。このことで、点滴を点滴車?をおして
だが、自由に歩くことを許可された。自分でトイレに
いけるということが、こんなに嬉しいことだなんて
思わなかった。健康というのは本当に大事なことだと
はじめて深く認識した日のはじまりだった。

主治医の先生が、問診にこられた。「大丈夫?胸の痛みは
ないですか?」特にはなかった。しかし、私の心臓の血管には
網の金属が入っている!看護士の人が、多少の違和感を最初は
感じるかもしれない。とその前に教えてくれていたが、別に
そのようなことは今のところなかった。
それよりも、私は大丈夫!健康です!先生はやく、退院させて
ください。という気持ちが前にでていた。
先生は「大病をしたんだから、あせらずゆっくりなをしていき
ましょうね」といってくださった。大病?やっぱり大病だよな!
その言葉がショックだった。

先生から詳しい今回の治療の経過報告をするため、家族の人を
呼んでほしいといわれた。とっさに「そんなに悪いんですか?」
と私は先生にお聞きした。「いや、経過の報告です!それとこれから
のことね」これからのこと?これもまた気になる。

18:00から妻と私と先生で、特別な面談室に入った。担当の看護士
の人も付き添った。

パソコンでまず、治療前の心臓の様子が写しだされた。詰まっている
冠動脈の位置が説明された。本当に完全に詰まっていた。しかし
なぜここまで詰まっていて、あの程度の痛みで治まったのか?それが
疑問だった。私の場合はゆっくりと何年もかけて詰まっていったせいで
その足りない血量と酸素を心臓が補おうとしてたくさんの毛細血管
をつくったらしい。このため、自覚症状た小さかったと考えられる
とのことだった。しかし、激しい運動には耐えられないため、階段の
上り下りでも息は切れていたはず!といわれた。実際その通りだった。
いつも、胃が突き上げられる感じがし(2ケ月前位)、会社のトイレが
1Fにあるため、2Fの事務所の自分の席につくやいなや、はーはー
状態であった。自分の仕事が事務仕事であることが幸いした。

今回の治療をしなかった場合、はっきり言って、今年の年を越せたかどうか
分からなかった!と担当の医師は言われた。

沈黙!
妻も黙っていた!

「ここで死んだら、私はうかばれない!」先生にそうお伝えした。
「大丈夫です。今回の治療は本当にしてよかった!」と先生は言われた。
「ラッキーな人です。あなたは・・・」そうじゃない!私は
「先生が助けてくれたんです」と答えた。ありがとうございました。
「これを契機に体をお大事に・・」  「はい」

しかし、左冠動脈も75%詰まっている。こちらは緊急ではないようで
10月上旬にやりましょう!とのことだった。
今回は気に留めなかったが、この75%の閉塞があとあと精神的に自分を
苦しめることになる。


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