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残照の頂 続・山女日記

2025-05-16 07:30:00 | 読書
「残照の頂 続・山女日記」
湊かなえ著、幻冬舎文庫、2024年8月



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登山する女性たちの人間関係や心理を描いた、湊かなえの連作小説。
「山女日記」の続編。

前作に比べて上る山の標高が平均的に高くなっています。
一番低い山で武奈ヶ岳の1,214メートル。
2,000メートル級の山が多いです。

山がそうさせるのでしょうか。
湊かなえにしては爽やかな読後感の話が多いです。

登場人物は各話独立していて、
ある話に出てきた人が別の話にも出てくるということはなかったと思います。


各話のタイトルと登場人物:

「後立山連峰」
 夫の遺志を継いで喫茶店を営む60代半ばの女性と、仕入先の乳製品メーカーの40代女性、山岳ガイドの40代男性。
 山岳ガイドの男性は亡くなった夫と面識あり。

「北アルプス表銀座」
 音楽大学生の女性2人と男性1人。
 山に登るのは女性2人だけ。ファンタジーっぽさがあります。

「立山・剣岳」
 大学の山岳部に所属する娘と母。
 両者の視点で描かれる、湊かなえお得意のパターン。

「武奈ヶ岳・安達太良山」
 大学時代に山岳部に所属していた2人の50代女性。
 それぞれが別の山に登り、手紙を送ります。
 手紙も湊かなえの得意技。



関連エントリ:
【湊かなえ著書】
落日(書籍)

山女日記

母性(書籍)

望郷(書籍)

未来

境遇

往復書簡

夜行観覧車

告白(書籍)

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Unknown (あんま)
2025-05-16 08:44:28
こんにちは
本の紹介ありがとうございます。
山女日記の内容がとても面白かったので
今回も即決でポチリさせて頂きました♪

いつも面白い情報をありがとうございます!
返信する
コメントありがとうございます! (bk31)
2025-05-16 14:14:04
私は登山をしませんが、
登山をされるあんまさんの方が
より興味を持てる内容かもしれません。
返信する

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