Blue Blue Blue

株式投資、映画鑑賞、野球観戦、読書

プライベートバンカー

2020-09-15 07:30:00 | 読書


「プライベートバンカー 完結版」
清武英利著、講談社+α文庫、2018年10月

またしても読売巨人軍元GM・清武英利氏のノンフィクション作品。

今回は文庫化されてから購入しました。
文庫版には本編の殺人未遂疑惑の真相や、
佐藤浩市と清武氏の対談も掲載されていてお得です。

プライベートバンカーを中心に、シンガポールに移住した日本人富裕層、
彼彼女らを追跡する国税庁の活動を清武氏が取材しています。

プライベートバンカーの杉山氏が大学を卒業し最初に就職した先が野村證券。

「野村證券第2事業法人部」の著者・横尾氏といい、
野村で一時期優秀な成績を上げ、その後退職独立した人は濃いですね。

取り上げられている富裕層たちの資産は、1、2億円ではなく、数十億円、数百億円の単位。
プライベートバンカーのノルマも年間約100億円。
ケタが違います。

富裕層の多くは実名で掲載されていて、有名な投資家、女優、元アイドルの名前も出てきます。

富裕層にもいろいろなタイプがいると思いますが、
本書に登場する富裕層たちは資産の運用や保全のためにシンガポールに移住した人たち。
清武氏によると楽しそうではないとのこと。

金融関係の著書でも、中日・故高木守道氏のエピソードが出てくるのが清武氏らしい。

関連エントリ:
OGPイメージ

しんがり - Blue Blue Blue

「しんがり」清武英利著、講談社、2013年11月読売巨人軍の元GM・清武英利氏による、山一證券の自主廃業を題材にしたノンフィクション作品。元...

しんがり - Blue Blue Blue

 


OGPイメージ

野村證券第2事業法人部 - Blue Blue Blue

「野村證券第2事業法人部」横尾宣政著、講談社+α文庫、2019年7月本書の前半は、著者の野村證券の営業時代の話。後半は野村證券退社後、オリン...

野村證券第2事業法人部 - Blue Blue Blue

 



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 赤い闇 スターリンの冷たい大... | トップ | グッバイ、リチャード! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事