わたしと家族の日々

夫と息子(高3)と私の三人暮らし。
子育ても、いよいよ終盤です。

メンタルを強く保つ秘訣

2023-12-17 | 習い事
なんと半年も放置してしまいました。
PCを新しくして、パスワードを失念してしまい、
なんとなくそのまま…
(パスワード、思い出せて良かった)

その間も、息子は
さまざまなコンクールや発表会、その他の舞台に
間断なく立っていました。
だいたい、1ヶ月に2つくらいですかね。

全国コンクールだったら
長いものだと1週間くらいありますし、
前後いれると10日くらいはホテル住まいとなります。
夏休みのコンクールは
台風の関係で必要以上に前入りすることになったり、
今年は本当に大変だった…。

私としては、息切れしながら
自転車操業的に
なんとか目の前の日程をこなし続ける日々。
そして、ハッと気が付けば年末(怖)


サポートするだけの私でも大変なのに、
舞台に立つ本人はさぞや…
と思うのですが、
泳いでないと死んでしまう回遊魚のごとく
生き生きと動き続けています。


まあ、いつも時間が足りない感じではありますが。

もうちょっと予定を減らせば
もうちょっと楽になるし、
一つ一つにきちんと取り組めるのでは?と
思うんだけど、
そうやって抑えて調整するのは
嫌なんだそうです。

こっちが気を遣って
余裕のある日程を組んであげれば、
時間がある!ラッキー!とばかりに
その隙間に新たな予定を押し込む。


「なんでそんな無理なことするの!」
と怒ったり呆れたりしていましたが、馬耳東風。

もう、諦めました。

すごいな、と思います。
若いからかな。

息子曰く、準備がどんなに大変でも、
舞台に立つことで
それ以上にプラスのエネルギーが
湧いて出て、
プラマイ、断然プラスになるんだそうです。

「お母さんは知らないでしょ。
皆の注目を浴びて舞台に立つ時の
あの高揚感!!
最高なんだよ!
あれはやめられない。」

アドレナリン中毒?(笑)


でもね、当然ですが、
良いことばかりではなく、
思い通りのパフォーマンスが
出来ないこともあれば、
望んでいた結果が
得られないこともあります。

息子もその瞬間は凹むのですが、
あっという間に立ち直り、
「よっしゃ、次!」になるんです。

息子を見ていて心底感心するのは、
そこです。


先日、一緒に頑張ってきた仲間が、
思う結果が得られないことが続き、
「しばらく休む」
という結論に至りました。

その子、とても上手なんです。
息子も尊敬している。
でも、コンペティションでは
評価されないこともある。

息子は、友達が休むことに
ショックを受け、
しばらく考えていました。

僕だって、評価されないことも多い。
でも、やめようと思ったことはないし、
落ち込むことも、あまりない。
僕とその子の違いは何だろう?と。

そして言いました。

「分かった。
〇〇(友達)は真面目なんだよ。
だから、悪い評価を出されたら、
気にして、
深く考えるんだよね。
それで落ち込むんだよ。
僕は、気にしないもん!


・・・言い切りよった。

えーーー。いいんだけど、
でもちょっとは気にした方が…
でないと、成長につながらないんじゃ?

だって。
「誰よりも自分に厳しく」って、
トップアスリートのインタビューで
よく聞くし。
そういうストイックさが
かっこいい、さすが!
とか思っちゃうんだけど。


「あのね、僕は
自分が順位に入らなかった時も、
絶対、自分が悪かった
とは思わないんだよ。
周りが特別良かった、すごかった
って思うんだよ。
そうしたら、他の出場者のこと尊敬できるし、
自分ももっと頑張ろうって
力が湧いてくるんだよ。
良い考えでしょ?」


・・・まあ、そう言われたら・・・。


それでも一応、
演技演奏の反省はするらしいです。
自分を追い込まないように
上手に逃げ道作りながら。

まずは「良いポイント」を沢山見つけて
盛大に自分を褒めてから、
傷つかない程度
改善点にちょっとずつ目を向ける感じ(笑)


失笑ものの甘ちゃんですが、
この甘さが
彼なりの
メンタルを強く保つための「技」
なんでしょうね。

そして、
こんな性格だからこそ、
小さい頃からの習い事、全部やめず、
マルチタスク的にこなし、
楽しんでここまで続けて来られた
とも言える。

面白いのは、
これだけ「傷つき回避」が上手な甘ちゃんなのに、
競争は大好きなんですよ。
コンクールやレースや模試が大好き(笑)
傷つくのが嫌だから
コンクールには出ない、
とは絶対にならない。

なんなんでしょうね。
不思議。

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