てんてこまい子育ての記憶(旧 わたしと家族の日々)

一人で三人分にぎやかと言われてきた息子も、もう高3。

パリオリンピック開会式

2024-08-01 | 日記
テレビ無しネットのみの生活を
20年弱続けておりますが、
全く不便を感じることなく
オリンピックを楽しめるようになり、
ありがたいことです。
時代の変化を感じます。

さて、オリンピック開会式。
その国らしさが見えて、面白いですよね。

パリオリンピック開会式は、
振り切った攻めの感じが
爽快でした。

好き嫌いは分かれそうですけど、
たとえ嫌いと言われても、
ふん、あらそう、じゃあ見なければいい
と鼻であしらわれそう。
芸術家はそれくらい強気でなくては、という感じ?(笑)

ある意味、不親切でしたよね。
意味がありそうだけど
こっちの知識不足で分からない部分の解説が
あまり無かった。
かゆいところは放置、みたいな。

あれはNHKアナウンサーが悪いのではなく、
たぶん、フランスが発信した
各国プレス向けの説明が
簡潔最小限だったんだろうな、
と想像しています。


でも、「??」や「?!」のあれこれは
随所に散りばめられた一級の芸術に圧倒されて、
ちょっとした不満など雲散霧消、
さすがフランス、と感動するしかありませんでした。

歌とダンス。

あれはもう、ひれ伏すしかありませんね。
素晴らしかった。


私よりももっと芸術方面に疎い夫は、
「え?そこ、分からなかったの?」
「ええっ?!それ、知らないんだ」
と改めて驚くような感想を漏らしていて、
それが分からないんじゃ面白さ半減かもね、
と思ったのですが、
そんなことを思っている私とて
より多くを知る人から見れば
どんぐりの背比べでありましょう。

それでも、夫も私も、
歌やダンスには感動していましたから、
それこそが芸術の力ですよね。

(ちなみに夫は、各国パレードの方に
興味があるようでした。
楽しみ方はそれぞれですね。)


回収されなかった「??」は、
後々、分かる人が発信してくれる情報を読み
ああ、なるほどそうだったのか!と振り返り、
結局、2度3度楽しめていたりします。


受験生だからオリンピック見ない、
ということにしている息子には、
長い開会式の見どころをピックアップして
紹介しました。


それにしても。

パリオペのエトワール、
実際にはもっと長く踊っていたでしょうに、
あれ、もっとしっかり見たかったなーーー!!
チラ見せで終わるなんて、もったいない。

あと、全身青塗り裸のディオニソス(衝撃的だった)
(それ以外も、ランウェイのシーンは
攻めが強かったですね)の歌う「nu」、
あの歌の歌詞の翻訳を知りたい。
そうすればもっと意図が理解できたかもしれないのに、
と己の語学力の無さを残念に思いました。


こうして振り返っていると、
つくづく残念に思うんですよね・・・
東京オリンピックの開会式を。

日本も、やろうと思えば
こういう演出が出来る文化的コンテンツを
豊富に持っているはず。
世界的に認知度の高いゲームキャラ、アニメキャラを
案内役にし、そのキャラの冒険という形で
伝統芸能を含めた
日本の芸術の魅力を見せつけるとか…。

そうそう、入場行進の国名プラカード持ちは
力士にお願いするのはどうでしょう!
あ、浴衣姿で良いので。
浴衣の柄は、各国にふさわしい
特徴のある柄にすれば、話題性もばっちり。

今までは細身で見目麗しい若い女性の役割と
暗黙の了解のように決められていた部分を、
真逆の方向で振り切る先進性。
しかも外国人受け間違いなし!の文化的コンテンツ。
スポーツつながりでもある。
最高じゃない?!

妄想が膨らみます。


競技の方は、ぼちぼちと
行き当たりばったりに見ています。
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