わたしと家族の日々

夫と息子(高3)と私の三人暮らし。
子育ても、いよいよ終盤です。

目の多動、耳の多動、足の多動

2024-04-27 | 語学
息子が移動時間を利用して
リスニング強化のため
車内でBBC learning Englishを聴いていました。

私も聴くともなしに聴いていたのですが
なんか、おかしい。
ところどころ、妙に活舌良く妙に早い。

「…もしかして、1.25倍速?」
と訊くと、
「1.5倍」。

やっぱり!

「妙に早い箇所、聞き取れるの?」
「え?別に普通だよ。全部わかってる」

えーーー。ほんまか~?!

…本当だそうです。


最近、息子はサッカープレミアリーグにハマっていて、
イギリスの番組を情報源としているので、
それに慣れると
英語学習者用(たぶん中級者向け)の
速度も語彙も抑えた英語番組は
遅いと感じるらしいのです。

それにしても
リスニング教材まで1.5倍速とは。
びっくりだわ。


以前、息子に関し、
読む速度が妙に速い
という話を書いたのですが、
どうやら耳も速さに対応しやすい様子。

頭も目も耳も多動なのか?!



・・・ということを
本人に伝えてみましたら、
あっさり

「そうかもね。
ちなみに、足も多動だよ!
シャトルラン、めっちゃ得意」

とドヤっていました。


いろいろ多動気味で
小学生の頃はそれなりに苦労もあったと思うけど、
長じて、
その特性が良い方向にも活用できているようで
良かったです。


補足ですが、
なんでもかんでも早くないと耐えられない
という訳ではありません。
一応、クラシック音楽やっておりますのでね。
ゆっくりで長い曲も、ちゃんと楽しめます。
音楽は、絶対に速度変えません。

・・・2楽章は飛ばしがちだけど。

まあ、そこは共感できる(笑)
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英検2次の結果

2023-03-05 | 語学
息子、英検準1級2次も合格したようです。

得点を見ると
ナレーションとアティチュードは満点なのですが、
スピーキングQ&Aはちょっと低い。
「正しい文法」で「論理的に」話すことに
少々問題があるのかもしれない
と想像しています。

息子は、
「えーなんでだろう?
けっこうイケたと思ったんだけどなー」
と言っていましたが(笑)

ちなみに、本人曰く、
面接は、わりと礼儀正しいけど
日本人ほどガチガチではなく
ほど良くくだけている
好感度高いアメリカ人(J先生とかKERのケビンとか)
を脳内に思い描きながら臨んだそうです。

「ハァーイ、ハロー」
と言いながら入室し、
課題や会話には前向きに取り組みながらも
終始リラックスした雰囲気を持つ、
みたいな。

「ていうか、まあ、いつもの僕と変わらないよ」と。

うん。そうかもしれない。そうだろうよ。
だからこそ、試験なのに
文法的には多少・・・かなり・・・しっちゃかめっちゃかでも
通じりゃOKってな喋りに
なったんじゃないかという懸念が。
(受かったから良いっちゅや良いんですけどね)


B1レベルと判定されたとはいえ、
きちんとスラスラ喋る」というところには
まだ到達できていないのが事実。

これからぼちぼち
スキルアップしていけばいいね。


英語学習に関しては
もう完全に親の手を離れている感じなので
見守る方も気楽です。

最近のJ先生のレッスンでは
1回に5,6個の
難しめの単語をピックアップして
それを英語で説明し、例文を考える
ということをやっています。

すごいな、と思うのは
息子は、過去にやった単語も
ちゃんと覚えているってこと。

ザルのように忘れていく私とは大違い。

その若さが羨ましい!!
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【外国語学習】良い時代になったもんだ

2022-04-22 | 語学
息子が高校に入学して
まだ2週間ですって!

もう2ヶ月くらい経っているような感覚…

それほど息子は、日々、
濃い学校生活を送っている
ということで、
その話を毎日聞く私も
「毎日が盛り沢山」で
走り続けている気分になるんでしょうね。

息切れしませんように…


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ところで、今日は
学校ではなく、個人的に習っている
J先生の英語レッスンでのことを。

息子はレッスンで
「詩を書く」ということを
やっているのですが、
それを横で見ていると、
自分が中学生の時の思い出が
よみがえってきました。

英語の教科書にマザーグースが載っていたけど、
あれ、最後まで、何が良いんだか
さっぱり分からなかったなーって(笑)

ハンプティダンプティの絵を見て、
ああ、これ、有名だよね!
どんな風に面白いんだろう?
とワクワクしたのですが、
結局「???」で終わってしまったのです。


でもね、今、息子が学んでいるのを
横から見ていると、
なるほど!
と思うんですよねー。
きっと、マザーグースも同じだな、と。


英語の詩って
こんなにもしっかり音楽的なんですねー。


先生と息子は、
ざっくりたたき台を作った後、
膝を叩いてテンポキープしながら
リズミカルに読みます。
(最後はちゃんとリタルダンド)

その後、
ライムサイトを使って
より適切な言葉を選び、
音節の数?(小節数的な)を揃えることにも
気をつけながら文章を練り直します。

繰り返し吟じて
より音楽的に美しく響く詩を目指します。

内容(意味)としては
まさに詩的な美しさを目指す時もあれば、
笑えるものもあるけれど、
たとえナンセンス系であったとしても
音とリズム、つまり
音楽的な美しさは必須要素のようです。


…その工程、一つ一つが
私にしたら「へー!」の連続です。


J先生のように教えてくれる先生が中学にいたら、
私にもマザーグースの面白さが
分かったかもしれないなー。


(余談ですが、漢詩にも
同じ事を思います。
中国語を、レ点とか打って
日本語として読む発想、
たしかに超便利な発明だけど、
漢詩の命であるはずの
音やリズムを大胆に完全無視するって…。

ただ、漢詩の場合、
全く別モノの日本食に改変しちゃうことで、
「それはそれで良い味」
ってことにしちゃってる感じ…?
ド素人の感想です。)



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過日、息子の中学卒業式で
配られた資料には、
生徒達の実績一覧が書いてあったのですが、
英検は、
息子の学年では、3年生の1年間で
2級:6人、準2級:17人
合格したらしいです。

(学年の生徒数は200人強)

(これは学校会場で受けた子の集計。
それ以外の会場で受けた子は
カウントされていないので、
実際にはもう少し多いらしいです。)


これが今の時代の公立中学として
多いのか少ないのかは知りませんが、
私は、自分の中学時代と比較して
「今の子どもたち、すごいな!」
と思いました。

(私も息子も、特になんてことのない
普通の公立中学校です)


国語力、文章力は下がったと
問題になっているけれど、
英語力は上がっているはずねー。


なぜだろう。


英語苦手な親世代が、
「とりもなおさず英語だけは!」
と力を入れて
早期英語教育に投資する傾向があるから?

インターネットのおかげで
外国や外国人が
より身近な存在になったから、
学習のモチベーションが上がった?

ネットやアプリのおかげで
安価で気軽な学習ツールが増えたから?

はたまた、小学校で
楽しく遊びながら学ぼう!系の
英語学習が始まったことで、
英語の垣根が下がり、
興味を持つ子が増えたとか?


うーん。
ま、理由は一つじゃないだろうけど、
良いことだと思います。


・・・私もぼちぼち頑張ろう。
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【Duolingo】中国語コンプリート! & フランス語 新コンテンツ

2022-01-07 | 語学
Duolingoを始めて早2年。

中国語、全部終わりました\(^▽^)/

とはいえ、まだ
リアル・レッスンでは、
リスニングもスピーキングも
あっぷあっぷの初心者っぷり…。

そうなんです。
Duolingoをコンプリートしても
リアルの会話についていくことは
できません。

でも、着実に
ある程度までの力はついたと思います。

文字、発音、文法、
初心者レベルのことは一通り。(たぶん)

学習者が理解できるレベルの
「ほのめかし」を数撃って、
新しい学習内容を
「勘」で捉えさせることで
学習を進めるのが
Duolingoのやり方ですから、
文法をちゃんと確認したことは無いのですが…

でも、だからこそ(なのか?)、
リアル・レッスンで
初めての文章に出会っても、
「たぶん、こうだろう」と勘が働き
案外それで当たっている
ということが
よくあることに気付きました。


頑張らずとも、
鼻歌交じりのゲーム感覚で
ちょちょっと取り組むだけで
これだけ出来るようになれば御の字。

Duolingoが
着実に基礎を固めてくれる
お役立ちツールであるのは確かです!

Duo、中国語の中級用教材も作って欲しいー。

ここから先、
何を使って学習を進めていこうか、
悩んでいるところです。


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さて。
中国語は全部終わりましたが、
フランス語はまだ半分もいっていません。

さぼっている訳じゃないんです!

むしろ、フランス語の方が
きちんと取り組んでいるですけど、
そもそもコンテンツが多いんです…!


中国語に比べて、文法が複雑だからかな。

それに、たぶん、学習者が多いから
Duolingoとしても力を入れているんだろうな。


ということで、
フランス語(とスペイン語)はDuolingoの中で
特に手厚くサービスが提供されているようです。


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フランス語Duoには、
通常レッスンに加え、
Stories(PC、アプリ)、
Audio Lessons(アプリだけ)、
Podcastがあります。

(全部、中国語には無い)

(Storiesは仏、独、伊、
ポルトガル語、スペイン語、
そしてなんと日本語があります)

(Podcastは、フランス語とスペイン語と英語
だけあるみたい)


Storiesは通常レッスンの延長で
会話文を学習するものです。


Audio Lessonsは
講師二人の掛け合いで
テンポ良くレッスンが進められます。
(ラジオ語学講座的な)

通常Duoには欠けている
「言語のリズム感」のようなものを
ここで補うことが出来ます。

私はずっとPCでDuoっていたので、
Audio Lessonsの存在に気付いたのは
つい最近なのですが、
ああ、これこれ、これが欲しかった!
って感じでした。

同じフレーズを学ぶにしても、
単語に割り振られた音声を聴くのと、
人と人が喋っているのを聴くのとでは
得られる言語感覚が
全然違うんじゃないかな。
実感しています。

学ぶは真似ぶ。まさに。



Audio Lessonsでは、
途中、適時
「リピートアフターミー」や
ちょっとしたスピーキングテスト
挟み込まれます。

(音声入力で機械によりチェックされる。
合否判定はかなり甘い設定だけど、
明らかに間違えていたら合格しない)

だから、自然と、ラジオ講座よりも
身を入れて聴いてしまいます。
そこがいいところかな。

1回2分くらい。
隙間時間に気軽に聴けます。
ベース言語は英語です。


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そして、Podcast。
他より難易度高めです。

こちらはPodcastのトランスクリプトの一部。



ナレーションが英語、
会話部分がフランス語。

Podcastの案内には、
「easy-to-understand French」と
書いてあります。

たしかに
初心者にも聴き取りやすいよう
速さを抑え、
はっきり、区切りをつけて喋ってくれるし、
文法的にも
トランスクリプトを
気合いを入れてゆっくり読めば
今の私でも
なんとか理解できる範囲なんだけど、
流れるように喋るのを
瞬時に頭で理解しながら追っていくのは…
ごめん、無理!

私にはまだ難しいです。

もうだいぶ言語に慣れて、
通常Duoだけでは
物足りなくなってきた
「もっと勉強したい人向け」のツールですよね。

難しくとも
くらいついてやっていれば
徐々に耳が慣れてくるかもしれませんが、
ハードルは高いです。

ベース言語が英語なので、
英語の聴き取りトレーニングにもなって
一石二鳥ってところは
お得感があって良いな、と思うのですが。

(ただし、
基本的にただ聴くだけなので、
ちょっと気を抜くと
一瞬でただのBGMになる

1回30分くらい。

でも、しょっちゅう止まって
トランスクリプト読まなきゃ
ついて行けないので、
30分じゃ終わらない。

やっぱりハードル高いね(笑)


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これらが全部無料なんですから
なんとも有り難いことです。

きちんと工夫された
楽しい学習ツールだし。

これを最後まで使い切って、
ある程度の土台を作ってから
次の学習段階(リアル・レッスンなど)へと進めば
かなり良いのではないかと。


今年もぼちぼち頑張ろうー。
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大人の英語学習

2021-12-23 | 語学
息子がJ先生に英語を習って3年。

私は、付き添いとして
横で聞いているだけなのですが、
それでも十分
リスニングのトレーニングに
なっているような気がして、
密かに満足していました。


でもね、3年を目前にしたある時、
ふと思いついたのです。


息子はこんな先生に習えて幸せだな~
と思っていたけれど、
待てよ。
なら、私も習えばいいんじゃない?
どうせ毎週、ここに来るんだから、
ついでに。

私のレッスンが
息子の学習にもなるし、
一石二鳥。
良いこと尽くし!

今までなぜ思いつかなかったんだろう?!



ということで、早速お願いしました。



息子のレッスンは、
ジャーナルやストーリーを書いて行って、
発表し、添削してもらうというもの。
1時間のレッスンです。
その後、選手交代して
私のレッスンを30分することに。
(計2時間はちょっとキツいかな、
と思ったので半分にしてみた)

内容は、
息子とは違う感じになりそうです。


始める前、
希望するレッスン内容について訊かれました。

「特に何も考えてないんだけど…
あ、インプットも不足してるんだけど、
圧倒的にアウトプットが弱いから、
そこ、何とかしたいかな。
学習の目的?特にありません!」

次いで、興味のある分野を訊かれ、

「いやー、なんだっていいんだけど、
今、馴染みがあるのは
やっぱり子育て関係…かな?
心理学や社会学はもともと好きだし。
いや、でも、日々のニュースでもいいし
旅行関係でもいいし、
ほんと、別に何でもいいです!」

みたいなことを言ったのです。

ぼんやりしたことしか言わない
やりにくい生徒で申し訳ないなー、
J先生、困っちゃうかなー
と思いながら。


そしたら、
とりあえず…と
J先生が出してきた題材が
ピアジェの認知発達理論


・・・え。あ。そっち?


なんか思ってもみない方向から
不意打ちを食らった気分。

はいはい、ピアジェね。
一応、知ってはいますよ。
大学んときやったから。
忘れてるけど!
ついでに楽しかった記憶もないけど。←


・・・いいわ。
乗りかかった船。
何事も、まずはやってみようではないか!


J先生プランは、こんな感じ。

【一回目】
J先生がピアジェの理論の概要を
説明するのを聞く。

【二回目】
J先生が「そのことを何も知らない人」の役になるので、
私がピアジェ理論の説明をする。

【三回目】
J先生は「そのことを知っている人」の役をするので、
二人で、その理論について語り合う。



…かなりしっかりした「勉強」ですね(汗)

想像していたのは、
「ゆるーい大人の英会話教室」
だったんだけどなー。


いやいや、
これをチャンスと思って
J先生案に乗っかってみよう!



ということで、
現在、第1回目を終えたところです。



一回目の説明を聞く段は問題ないのです。
J先生、説明、上手だし。


でも、問題は、次。
「何も知らない人に説明する役」って、
実は結構しっかり理解してないと
出来ないはずね。
もうちょっと心理学用語に慣れないとなぁ
と思い、家で予習してみました。


・・・心理学用語って、
漢字でも分かりにくいけど、
英語でもやっぱり分かんないのね!(←当然)
で、直訳では「??」のことも多々あるのね!(←当然)


a mental representation?
精神の、表現…?
(調べる)
ほう。日本の心理学用語では「心的表象」か。
…分かるような分からんような…
(調べる)
ほう。
「外の世界における物事を表わす心の中の表現」。
…分かるような分からんような…
えーと、つまり…
(調べる)


そんな感じで、
なかなか進みません。


ピアジェの発達理論なんて退屈~、
と思いながら講義を受けていた昔の私には
考えられない挑戦だわね。


でも、道楽でする勉強は楽しいのです。
最近、そのことをしみじみ思います。

ぼーっと流して聴いていた大学の授業も、
今、受けたら、
より多くの得るものがあるような気がする。
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