わたしと家族の日々

夫と息子(高3)と私の三人暮らし。
子育ても、いよいよ終盤です。

思い出のお菓子 ~インドネシア、レバランのクッキー~

2021-11-09 | 日記
忘れられないお菓子があります。

大学生の時、
バイトで他大学の事務をしたのですが、
その大学にインドネシア大学の助教授が
来ていらっしゃいました。

その方の事務的な手続きを手伝ったご縁で、
「お世話になっているから」と
帰省のお土産に
奥様が焼いたという
「インドネシアの伝統的なクッキー」
をくださったのです。

それが、もう、とっても美味しくて!


高さ10~15cm、直径20cmほど(?)の
円柱型の透明なプラスチックケースに
円を描くように整然と並べられ、
それが4,5段、ぎっしりと詰められています。

粉砂糖がまぶされた
大きめのカシューナッツのような形のクッキー。
ほどよい甘み、
口に入れればホロッと崩れる優しい食感。
その頃よく作っていた
アーモンドプードル入りボーロ、
ブールドネージュに近い
しっとりホロホロとしたクッキーです。


好みのど真ん中でした。


今まで食べたクッキーの中で
1,2を争う美味しさ!
こんなクッキーが作れるなんて
奥様は本当に素晴らしい、
ありがとうございます!!
と心からお礼を伝えると、
以降、機会ある度に
そのクッキーをお土産に下さるようになりました。

えーー、こんなに沢山のクッキー、
手間がかかるだろうに、
すみません!と恐縮しながらも、
大喜びでいただく遠慮を知らない私…

ああ、今思えば、
奥様に対して、
相応のお返しをすべきだった!
今からでもしたいくらい!!

後悔。。。


そのクッキーの美味しさと、
インドネシア人助教授の奥ゆかしく優しい笑顔と、
一抹のほろ苦い後悔が合わさって、
忘れられぬ思い出となっています。


・・・ということで、
このカルディのスノーボールクッキーを見かけると
つい買ってしまうんですよね。



入れ物の形態が、
思い出のクッキーを彷彿とするんです。
(四角と丸の違いはあるし、
インドネシアの入れ物は
もっとしっかりしたプラスチックだったけど)

残念ながら味は全然違うのですが。
カルディのは甘過ぎて…
「違うんだな-」と言いながら、
それでも食べちゃうんですけどね。
(自分で作るのが面倒だから)

で、今まさに、
カルディのスノーボールを食べながら
あの思い出のクッキーの名前は
何だったんだろう?
伝統的なお菓子って言ってたから、
もしかすると検索すれば出てくるのでは?!
と思いついたもんだから
「インドネシア」「伝統」「クッキー」で調べてみました。


・・・ありました!

こちらです。


この中の、
Putri Salju(プトリーサージュー)
ではないかと思われます。


名前が分かったのは大きな一歩!

ということで、レシピも調べてみました。
おお!
これです、これ!!


やはりアーモンドフラワー、入っていますね。

レシピがあれば、いつでも作れる!
嬉しいなー。

(と安心したら、一段落ついて
なかなか作らなかったりするんですけどねー)


インドネシア人研究者のRさん、
お元気でいらっしゃるかな。
会えるものならもう一度会って、
お礼を言いたいな。

あの当時聞けなかった
お国のいろいろな話も聞いてみたい。

ああもう、なぜ当時、
積極的にそういう話をしなかったのだろう。
興味深い話が聞けただろうに。

若い頃の私って
どれだけボンヤリしていたんだ…と
我ながら情けないったら。

今は少しはマシになったかなぁ。
亀の甲より年の功。

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