火蜥蜴夜話

文書、自己言及形式。

疾風怒濤

2010-01-31 23:34:07 | Weblog
の1月最終週終了。

月曜日、働き先の健康診断。ついでに先斗町の宝ラーメンを食し、アバターを観る。

火曜日、かねてより予約していた桂離宮に同志ともども赴く。
たまらん。日本人の控えめな細やかさ溢れる表現には驚きを隠せない。
京都好きなら是非行くべし。
ただし、今は庭園の修復のために池の水が抜いてあります、ご注意を。

水曜日、井上雄彦 最後のマンガ展に赴く。
自由軒のカレーなども楽しみつつ、外にでかでかと幕が掛かっているサントリーミュージアムへ。
素晴らしい。実際の有り様を観てほしいので詳細は言わないけれども、
武蔵、よかったな、とおもった。
そして、雑誌の対談で井上雄彦が語っていた様に、人はどこかで救われている必要があるかもしれぬ(べき論ではなく)、と考えさせられた。
倫理や武道に興味がある人のみならず、バガボンド好きでもそうでなくても(つまり誰でも)直行するがよいと強く思った。

木曜日、男二人でタカラヅカ、の巻。
持ってかれた。ミュージカルもレビューも、絢爛かつエネルギッシュ。
はまる人が多いのにも納得。
そのあと、手塚治虫記念館に寄って、二度美味しかった。

金曜、色々やった(ぇー

土曜、引っ越し。ついに長年住んだ下宿を引き払い、実家へ。
ありがとう下宿。
次の住居人にとってよい下宿であります様に。



というわけで近日の試問が目下の懸案な昨今ですが私は生きてます(高山みなみ風に

肯定

2010-01-21 15:54:01 | Weblog
ちゃくちゃくと2月3月の予定が埋まっていきます。
・・・その先は全く未知の領域ですが。社会人生活ってどうなるのかしらん。

現在の下宿にいるのもあとあと一週間と少し。
こちらでできること、したいことをやってから石橋を去りたいところです。

というわけで、来週宝塚歌劇&手塚治虫記念館に行くことにしました。
やっている内容は「ハプスブルクの宝剣」らしいのですが、
そういや京都でも「THE ハプスブルク展」やってるので、近々行く予定。

ハプスブルクと言えば貴族。
内田樹が書いていた文化的貴族階級の話を思い出す。
生まれつきの貴族ならぬ一般人が、文化に憧れて「文化的であろう」と意識し働きかけている時点で、
実は貴族的でないことへと滑落すると言う矛盾。
(触れようとすると全てが黄金に変わっていって物が食べられなくなるという比喩もあった気がする。)
「京都」を始め経済ベースに乗せた各種ブランドなども、
「一般人」的意識に潜む上記のような性質への働きかけと考えることができるのではないだろうか。

とはいえ、それは「一般人はどうしようもない」ということではない。
内田樹が続けて書いたニュアンスに従うならば、一般人が消費をしたり文化への意識を喚起しているからこそ、
貴族は成り立つのだし文化も存続、展開される。

つまり、一般人たる私は「僕はここに居ていいんだ!」
という事実をここに発見するわけですな(世界の中心でアイを叫んだけもの的な意味で)

そういえば

2010-01-16 00:08:10 | Weblog
九州に雪が降った。
いや、考えてみれば気候的に降って当たり前なのだが、
「九州=南国=雪降らない」という画一的なイメージがどうも私の心底にあったらしい。
雪が吹きすさぶ風景に驚いた自分を発見した。
知らない内に、自分の中で世界を狭めているということを久々に実感。

まあそれはそれとして、雪にけぶる太宰府、素晴らしかった。
粉吹雪の中お参りをしたのだが、日本建築に積雪の合うことよ。
・・・除雪は大変だろうけど。
お参り後に門前で梅が枝餅を食べる。
熱々ですこぶるおいしい。しかも105円。

太宰府天満宮のついでに、九州国立博物館に寄る。
天満宮の側からエスカレーターで行ける。
で、妙心寺展を観る。九州・沖縄をテーマに置いた妙心寺の展示。
私の中で妙心寺=京都という固定観念も崩れた。
九州の妙心寺派の興隆やキリスト教との確執など、目を見開かされる思いであった。
あと、何よりここの博物館自体が大きく広く、常設展示内容も素晴らしい。
国立博物館系統って本当に充実しているなあ。
(内部人員がとても多くて、人件費大丈夫かいなと思ったのは内緒である)

あと
・湯平温泉の素晴らしい雰囲気と鬼のような石畳
・湯布院のシャガール美術館のニヤリ感
・やっぱり今回も行った福岡ラーメン巡り(一蘭の二回目含む)

エトセトラ書ききれぬ。

九州、いいとこだ。





蛇足、某全国紙に載っていたが我が地元においてマイナス7.7℃が記録されたらしい。
冬将軍が本気を出したか。

「おまえは今までに観た大河の回数をおぼえているのか?」

2010-01-03 14:40:23 | Weblog
「大河!観ずにはいられないッ!」




修論をね・・・推敲しているんだけどね・・・。
意識の半分は今日の「龍馬伝」へ。

こんなこともあろうかと、去年に長崎の亀山社中やグラバー邸観に行ったり
下関でお土産買ったりしました(偶然

はてさて、大河の地域貢献は計り知れぬ。
主演の福山雅治が長崎出身と言うこともあり、長崎はかなり盛り上げようとしていた記憶がある。
調べてないが、幕末ネタということなら京都もまた盛り上がってるんではないでしょうか。
霊山護国神社とか、霊山歴史館とか。
・・・考えるに、京都は毎年お得だなあ。どんな大河でも、大抵京都は関わってくる。

というわけで、大河ファンの皆さん「龍馬伝」観ましょう。
op曲と映像はどんな感じかしら~。




はい、作業に戻ります。


ん?ああ、あけおめ。