火蜥蜴夜話

文書、自己言及形式。

釈然としない昔話

2006-09-28 15:51:50 | Weblog
上の写真は
日没と濃霧で誰もいない蔵王山頂(外気温数度)に
降り立ったarakiです(馬鹿とお呼びください
グッイブ。



てなわけで今日は「釈然としない昔話」。









①昔々、

山奥の小さな小さな村に、

おじいさんとおばあさんが痛そうな。












②昔々、

山尾君の小さな小さな村に、

おじいさんとおばあさんがいたそうな。













③昔々、

山奥の小さな小さな村に、

OG遺産とおばあサンガ(=仏教教団)いたそうな。















④昔々、

山奥の小さな小さな村に、

おじいさんとおばあさんがいたそうな。

・・・・とはいえ。







・・・・とはいえ。

永劫回帰

2006-09-26 16:07:23 | Weblog
焼け石にMs.Green.
「Hello, everybody!」
arakiです。








微妙に風邪っぽい。季節の変わり目は鬼門だ。
ともあれ、夏休み最終週。
やりたかったこと、やるべきことをできるだけ詰め込む。
これが今週の目標。
火曜日半分過ぎてる時点での
決意だという意見はマトリョーシカにドラッグアウトで。






画像はこの夏最大のイベント、山形巡礼旅行で立ち寄った宮城蔵王の御釜。

「これは、いいものだ!」

2006-09-18 13:44:26 | Weblog
↑コケシを布で拭きながら。
arakiです。



この一週間、東北は山形を巡っておりました。
レンタカー借りてひたすら
寺・神社・山(喜
お土産にコケシ買ってきたんで、ウチに来れば見せます。




そもそも今回は高校同志連盟のうちの数名による旅行だったわけですが、
一癖も二癖もある友人ばかり。
なぜ山形か、といえば寺神社めぐりが趣味の私はいいとして(逃)、
大半の者の理由が
北海道とか沖縄とか、いずれ家族サービスで行きそうだから
という長期的展望(?)に立った上での決断だったわけであります。






内実は非常に充実しており、面白うございました。
(コケシについて、マンツーマンで二時間も熱く語られるなんてそう経験できるものじゃない)





しかし濃いメンツ(笑
どのようにか、というと・・・・
ジオン寺(慈恩寺)、ザク岩といった個々の名称に食いつき、
レンタカーがカーブを曲がれば
「やらせはせん!やらせはせんぞおお!!」
と絶叫し(謎、
歯止めがドントストップキャリイングオン。






実に濃い。(そして懐かしい)









しかし、さすがに、
「サンスポーツランド」
「ザンスカール帝国」に聴こえる
というのは無理があると思うぞ、友人H。

野外コンサートでは必ず雨が降り出すタイプ

2006-09-11 13:53:32 | Weblog
同志Y山とゲド戦記観にいったarakiです。
コニチワ!(チリ人妻風




で、昨日急遽思い立ちバイクでレッツラゴー、と行こうとした所・・・

ゴロゴロゴロゴロ(雷音)

・・・汗。
物事には「偶然」というものがついて回る。
仏教用語で言えば「縁」。
で。

走り出して暫く。
雨が小粒に降り始めたころ・・・・
ドコドコドコ(正常なエンジン音)・・・・ドコドコドコ・・・・ドルドルドル・・・プスン。


・・・・


プスン?


・・・
・・・・あーこの感じよこの感じ。
嵐の前の静けさっていうか地震の後の引き潮っていうか
SWで言うと「嫌な予感がする」(←名言)

・・・ふう。
はい、
ああそうですよ。

ガソリン盗まれたー!!!(二度目)


おまけに酷くなる豪雨(血涙





うあー。




幸い雨は程なく止み、ガソリンチューブも応急処置完了。
ええ?映画ですか。
行きました(意地












あ、映画については、感想はY山のブログと大体同じ(手抜き
本編少しネタバレしとくと(以下ネタバレ)・・・、


ツンデレならぬ
ツンドラでした。
最初ツンツンしてて最後にドラゴンキター!っていうね。はい。
観れば分かります。

男気に満つるその貌

2006-09-08 14:50:37 | Weblog
投げっぱなしジャーマン!!








勇気って何だろう。
arakiです。









残暑って言いますね。
残暑ザンショなどと親父ギャグをかましていたのは今は昔。

で、残暑。
夏が終わり、それでもなお残る暑さを残暑というらしいです。
では、それはいったいいつから「残り」となり、またいつまで「残っている」のでしょうか。
暦上では、立秋~処暑~白露あたりが下り坂の始まり(裏返せばピーク)
ぽいんですけど、
実際のところ、それは一般論的には=定義的、概念的には、ということです。

確かにそうなんですが、私が知りたいのは感覚的な意味での残暑の期間です。
この時問題になるのは残暑の始まりでなく、終わり。
暑さのピーク、というのは気温形を毎日にらんでいれば大体分かりますが、
終わり、というのは非常に難しい。
いつの間にか季節変わっとるやんかい、という通説はさておき考えて見ましょう。
つまり、暑い暑い厚い暑い暑い・・・と言いつづけて、どこの瞬間から「暑くない」と言い得るかということですな。

ところがいざ考えてみたときに、実際の気温の変動からして上記の如き論理的詰め方は不可能ではないか、という考えが浮かびます。
例えば、10月半ばでも一日だけ暑い日があったりするわけですが、その日は果たして残暑中に含まれるのか。
感覚的に言えば、含まれません。
どうして含まれないのか。

この時に注目すべきは、「暑いということ」の象徴としての影響力の大小です。
例えば、10月20日が一日だけ暑く、その前後は取り分けて涼しいままであるとしたなら、10月20日は「暑い日」ではありますが、大きなスパンとしての季節的観点からすると「季節はずれ」つまり異分子に過ぎません。
このとき「暑さ」は一過性のものであり、その期間を象徴するものにはなり得ない。
だが、もしピークは越しているものとしても9月から10月まで引き続いて暑い日が続いたときには、それは残暑として考えられ、一定の象徴としての影響力を持ちます。

長さ、そして八月からの一定の継続的様相が重要なのです。

では、まずどのくらいの長さが必要なのか。
おそらく、一週間以上は最低必要でしょう。
何を基準に申し上げるかと言うと、TVの天気予報では「この一週間の天気」という纏めを行っているという事実からです。
1日2日では「季節はずれ」でしょうが、二週間程度続いたらそれはお天気お姉さんも「季節はずれ」の一言では切って捨てることが出来ないでしょう。

一方、八月からの継続とはなにをもって量るのか。
それは、上記同様、「一週間」が最低ラインです。
一週間以上涼しい日々が続いたとしたら、それはもう残暑がなくなり秋になったということを意味します。

以上から言えること。

究極的シュミレーションではあるが、8月末から6日間涼しい日が続いた後6日間暑い日が続き、その次の6日間涼しく・・・・と交互に続いていくことによって、残暑期間は大幅に伸びる。

・・・・伸ばして何の益があるのかは分からないですが。
ただし、全体としての気温が下がり続けるのは一方で事実でしょうし、そうなるとやはりなんとしても限界が見えることになりましょう。



よく分からない論展開、終わり。






結語。
この後の残暑が惨暑にならぬよう、天に願うばかりであります。
・・・晴れても欲しいけど。


夏休みとは

2006-09-07 13:37:23 | Weblog
ひたすら本を読み耽ることと見つけたり。
arakiです。





嗚呼、旅行費用がほすぃ。

この夏どんだけ出回ってんだって話しだけど、痛切に(しかし鈍痛程度だが)思う。
春に立てた計画中、後実行できていないのは二つ。
一つは来年夏頭に実行するかも。
もう一つは・・・・。



嗚呼。



この瞬間、ブログを打っているこの瞬間、
マウスに掛けた私の腕の横にスッと。

膨れた茶色い封筒が差し出されないものか(そして諭吉が透けて見えぬものか



または。


旅行代理店のパンフを食い入るように見つめる一青年の。
その肩に、

ポン。

と。

ショーウィンドー越しにトランペットを見続けた少年を助ける代わりに
紳士が。


・・・アレルヤ。









消費は情報により始まる。
ゆえに私は余り我武者羅には情報を集めない。
自己防衛。
仮にそれで「出」が抑えることが出来るとして。

一点豪華主義は寺山だけれど。
それは程度にも幅があり、しかし最低限「豪華」といわれる基準が個々人的にはあるのもまた事実であり、
結果。

先立つものが要る。





というわけで、本を読んでると、単純に
GIVE ME SHIKIN
って問題も何となくメランコリックになってしまう、と。



・・・・読んでたのはメフィスト賞の猟奇殺人モノだったけど(ぉ




ハードライダー

2006-09-04 14:20:16 | Weblog
更新遅れましたがGassyukuの翌日、実家から下宿を経由しつつ
淡路島行ってきました(はーどすけじゅー


なんと今回は念願の
供連れツーリング!
ソロツーリングオンリーの人生ばかりが人生ではないのです。


朝早く、まだ寒いうちに友人と合流。
地元の友人Tは幼いみぎりよりのジモティーで、コレに乗ってます。
対して、私はコレを使用している次第。
見てもらえばなんとなく感じ取っていただけると思われますが、
バイクの方向性が全く異なるのです。
さてどうなることやら。







まずは池田へと向かう。
寒い最中、しかも荷物持ち。
とはいえ、二人とも飛ばす飛ばす(笑
・・・・しかし彼のマシンにとっては暖機程度のお遊びらしかったが(汗


下宿到着。
荷物を降ろし、朝食取りつつ計画策定。


六甲の裏から行こうとするも、込んできたので「表も裏も同じだ」と結論し、171号経由で2号線で行くことに。
初めての神戸方面地道走行は、予想通りスムーズさがなかったものの、渋滞には出会わず。
二時間程度で明石に至る。


明石海峡大橋を渡った経験は二人ともにあったし費用もかさむということで、
たこフェリーで渡ることに。
待ち時間だべる。


フェリー出航。
年甲斐にもなくはしゃぐ二十越えの男二人。
二人して「ミーハー!ミーハ―!」と連呼しつつ写真をとりまくる。
ただし両者とも風景写真のみ。
真下から見る橋は圧巻成り。



淡路着。
内陸部へ進行、淡路花さじきへ。
時期的に花はまばらであったが、遠望と牧歌的雰囲気に和む。
海岸線に戻り、以降淡路を右回りに一周することにする。

洲本へ。
昼食を赤煉瓦造りの建物でとる。海鮮丼。美味し。

更に南下。
綺麗な松原を過ぎ、山岳地帯へ。
山中所どころに出現する断崖絶壁。
南国の密林という趣。


ここでバイクの方向性の違いが如実に露呈。
Tのバイク→速い。曲がる。スポーティー。
私のバイク→遅い。曲がらない。アンスポーティー。・・・優雅、と言っておきたい所。

山道をグネグネ蛇行しつつ、変なスポットに行き当たりつつ、淡路南部の海に出る。


これは形容しがたいが・・・
ずどーんである。
右は断崖、左すぐに海、というロケーションでひたすら何キロも直線。
民家もまばらで・・・こんなとこで事故ったら誰にも助けられんだろうとか思いつつ、直進に継ぐ直進。


そんな最中。







パーン!!!!!









凄い音がして、二人とも停車。
こんなとこでパンクか、と少しばかり凹みつつ点検。
私が前を走り、友人Tが後ろ、音は友人の前方から響いてきた、ということは・・・


しかし異常は見られず。
首をかしげていると、




パパ―ン!!!!!




右手の山の中から聞こえた。
多分猟銃だったのだろうと思い、ひとまず安堵。
再出発。






また山道を縫い、
鳴門大橋に到着。
鳴門大橋も真下から眺めた後、淡路島の西海岸を走ることになる。

今度は、多少の山越えの後は至って平坦かつシーサイドビューな道路をひた走る。


ひた走る。


ひた走る。


・・・・


ひた、あ、イザナギ神社に到着。
オノコロ島の祖に挨拶。


またもやひた走る。


北部に程近い海岸でバイクを止め、海に沈み行く夕日を眺めながら二人で談笑。
いいねえ~これでビールがあれば(駄目です





夕日が沈んだころ、またもやたこフェリーで明石へ。

五色に輝く明石海峡大橋を眺めつつマッタリ。



着くなり、すぐ側の温泉へ。
露天風呂もあり、疲れた体にきく。
友人と二人して交互に「親爺だ」「親爺だ」と言い合う。不毛さにはもはや慣れている。



湯上り、テラスで明石海峡大橋を見ながら夕食。
手前の海岸では若者が花火をしている。
次々変わる橋の明かりの色、花火の色、対岸の観覧車の光円。
最高である。

・・・・最後まで、あしもとにゴ○ブリがいることに気付かなかったのならば完璧だったが。



帰り、明かりのともる神戸を走る。結構流れる。



下宿到着。
友人は泊まる。
二人して酒を軽く飲みつつだべる。






めっさ寝る。







翌朝。
郷里へ帰る友人を見送るときに、バイクを交換して交互に乗ってみる。


・・・
・・・・・・うっわー。曲がる、走る、止まる。快適そのもの。エンジンも「ドコドコ」という鼓動ではなくて「フィイイイン」というモーターっぽい音で面白い。
ただしこの前傾姿勢で長時間ツーリングはきつかったであろう。

友人は我がバイクに「曲がらん」と吐露。わかったであろう(泣




解散。






今回
費用 7000円程度
走行距離 300km程度(燃費はフィルター交換で大幅に上昇!
得たもの プライスレス×2






そんましー

2006-09-01 21:43:29 | Weblog
Gassyukuお疲れ様でした。
今回はとりわけ、各役職の方々とtop陣に慰労と感謝の念を送りたいです。





で本題。
ツーリング(帰り編)の話(ぇー


朝、孤独にバイクで帰らんとする。
霞がかった山々を縫うように走る。
空気は冷たく碧い。
福知山、綾部を抜ける。

途中、小休止のため大原神社へ寄る。社殿が見事である。
彫り物の竜がニクイ。

で、トンネル抜けてようやく着きました






質志鍾乳洞(ぇー





京都府下唯一の鍾乳洞。
一人で探検。

内部は、沈黙の世界。
人間的な有意味の沈黙ではない。
だからといって無意味な空漠ではない。
人間にはうかがい知ることができるくらい重層的なものを含んだ、濃厚な有意味。

てか何よりとりあえず涼しい(正解



・・・・総括的には良かった場所だと思いました。
ただし、おみやげコーナーにあったのは、
クリオネキーホルダーだったとかいう話。