国語辞典をめくると、「勝って負け」は「争いに勝っても、理において負けになることがある」、「勝てば負く」は「勝った後、心がおごって、後に負けることが多い」とあります。
また、「負けるが勝」は「強いて争わず、相手に勝を譲るのが結局は勝利となる」のこと。なにかを競い、また争って勝つという、そこからはなれてみたいものです。
オスロの郊外の、オーステロスという町で、ニルスン先生と高齢者センターへ食事にいきました。その施設を利用できるのはお年寄りだけで、いろいろとお世話をしているのは近所のおばさんたち。
いや、若い青年がひとり、きびきびと動きまわっていました。「彼は、拒否者よ」と先生、「軍隊の?」「そうよ」と。
徴兵制のある国でも、たしかな良心によるものなら、兵役を拒否できます。それを、コンシエンシャス・オブジェクションと、またそれを略してCOといい、良心的兵役拒否と訳されています。そのばあい、一定の期間、公共施設などで奉仕活動をすればいい。
このようなこと、拙著『だれもが無事であれ』を参考にしていますが、もうしばらくつづけます。
また、「負けるが勝」は「強いて争わず、相手に勝を譲るのが結局は勝利となる」のこと。なにかを競い、また争って勝つという、そこからはなれてみたいものです。
オスロの郊外の、オーステロスという町で、ニルスン先生と高齢者センターへ食事にいきました。その施設を利用できるのはお年寄りだけで、いろいろとお世話をしているのは近所のおばさんたち。
いや、若い青年がひとり、きびきびと動きまわっていました。「彼は、拒否者よ」と先生、「軍隊の?」「そうよ」と。
徴兵制のある国でも、たしかな良心によるものなら、兵役を拒否できます。それを、コンシエンシャス・オブジェクションと、またそれを略してCOといい、良心的兵役拒否と訳されています。そのばあい、一定の期間、公共施設などで奉仕活動をすればいい。
このようなこと、拙著『だれもが無事であれ』を参考にしていますが、もうしばらくつづけます。
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