ピース・ダイアリー

競わないで、奪わないで、争わないで。
分けあって、話しあって、助けあって。
この世が、そのようであったらいい、と。

寝る子を起こして

2007年07月20日 13時29分02秒 | 日記
 原発の事故、おとといトラブル50件と書きましたが、そのあと63件と伝えられました。直下に活断層、火災がおきて、放射能がもれて、貯蔵タンクが倒れて、と。この国最大の原発がと、よその国のメディアでも、大きなニュースになっているようです。

 土を、手でひっかいているうちはよかったのですが、石炭や石油、ウランまで掘りだして。寝た子を起こしたら、手におえない暴れん坊だった、ということになります。

 そんなもの要らない、電気も車もノーと、あなたの良心はささやいていませんか。『不服従のすすめ』(弘文堂)に、編者のクララ・アークハートが書かれていますが、田村 浩さんの訳です。

「産業中心の時代において、人間が自分の良心の声を聞くことはより困難になったようである。それはまず、人々が外向的な生活を送っているためであり、またこの機械時代において道徳的に生きるのに必要な、内面的進歩をとげえないでいるためである」

「良心はその本性からして非順応的である。良心は、他のすべてのものがイエスといっているときでも、ノーといえなければならない」

「順応的であればあるほど、人は自分の良心の声を聞きにくくなり、たとえ聞いても、それに従いにくくなるのである」

 40年あまりもまえにでた本ですが、みな核兵器、核戦争についての論考ばかりです。原発のこと、まだ話題にならなかったころで、副題に「核時代の行動と理論」とあります。

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