59歳「じージ」の癌治療日記

2005年11月、胃がんと診断された3人の孫を持つ59歳男性の治療記録

還暦祝い

2006-05-02 12:59:19 | Weblog

4月30日(日曜日)
私の誕生日は5月19日、この日が定年で還暦の日ですが、
フランスから娘が帰ってきており5月10日には帰るのでみんなが集まれる本日、ちょっと早めの還暦祝賀会を開いてもらった。
場所は五日市の近くにある黒茶屋、ちょっとしゃれた田舎の隠れ家といった感じのお店だ。
妻をはじめ長男夫婦、次男夫婦と2人の孫たち、末っ子の娘と孫娘が出席した。
残念ながら娘のだんなさんはフランスでお仕事と言うことで出席できなかった。
こうして家族が一堂に会することは最近はあまり無い。まして、私がアメリカに滞在していればこのような会も催すことは出来なかったかもしれない。
これも癌になったおかげと感謝している。
感謝と言えば真っ先にここまで私を支えてくれた、いやこれからも療養生活に協力してもらう妻に感謝しなくてはいけない。
「本当にありがとう」

子供たちは皆独立し、それぞれ家庭を持ち、それなりに暮らしている。
次男に2人、長女に1人、計3人の孫たちにも囲まれとても幸せなことだと感じている。
高望みをすればきりは無いが、こうしてそれぞれが家庭を持って生活できるまでに成長してくれて本当に良かった。我々夫婦にとっては自慢の子供たちだ。
定年を迎えた時点で子供たちへの心配が無いことは本当に恵まれていると思う。

子供たちからはプレゼントをもらい、お店からもお祝いだからとサービスで冷酒を頂いた。
病気になって以来お酒類は飲んでいなかったが、今日は身体の調子も良いしお祝いだからと勝手な理由をつけて、食前酒の梅酒と冷酒を一口頂いた。とても美味しかった。
お酒を飲みたいと思うこと事態、具合が悪かった頃からは想像も出来ないことだ。
目に見えてというか、体に感じて良くなっていることを実感した。

今日は本当に充実した良い1日だった。やっぱり家族は大事だと改めて思った。


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