59歳「じージ」の癌治療日記

2005年11月、胃がんと診断された3人の孫を持つ59歳男性の治療記録

アメリカでの検査結果

2005-12-02 14:41:28 | Weblog
12月2日、胃の薬を薬局で購入できるように交渉をお願いしていたDrewさんが「あらいさん 先日の検査結果が分かったから教えてくれるそうです、聞きに行きましょう」と言ってきた。検査結果を聞きに行く日は12月7日の予定であったが身体の具合も悪く、早く結果を聞きたいので「じゃー お願い」といって病院へ連れて行ってもらった。この時点でDrewはすでに私が胃がんだと聞いていたと思う。無性に早く結果を聞きに行くことを私に勧めた。
通訳の怜子さんと共に3人でZenia(?)ジーニアの病院まで行った。

医者は親しげに挨拶を交わした後おもむろに話を始めた。
「潰瘍部分の組織をしらげた結果は悪性の腫瘍すなわち癌が見つかった」
「CTなどの精密検査でさらに詳しく調べる必要があるが、希望するなら専門の病院を紹介する」
私はじっと医者の目を見た。とっさに「胃がん」?、これは手術が必要だ。だったら日本へ帰ろう・・・と思った。
医者は続けた。
「胃がんは日本での症例が多く日本の技術が進んでいる、アメリカ人と日本人では癌のできる部位や症状が異なったりするので日本で治療をしたほうが良いかもしれない」と私の気持ちを見透かしたようにインド人の医者は言った。
インド人の医者は「私もベジタリアンなので良く分かるが日本食とアメリカ食では随分と違う、食事の違いも癌の一因かもしれない」と言った。
私はその場で日本に帰って治療する気持ちを伝えた。


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