59歳「じージ」の癌治療日記

2005年11月、胃がんと診断された3人の孫を持つ59歳男性の治療記録

旧友

2006-06-20 05:16:00 | Weblog
6月17日(土曜日)
近所に住む学生時代の友達T君の家にハワイのお土産を届けに行ってきた。
最近家を建て替えたとのことで拝見方々、奥様にもお目にかかりたくて夫婦で出かけた。
やっぱり新しいお家は良い。畳と女房は新しいに限ると言うが家でも車でも何でも新しいほうがいいかも・・・
人間だけは古くても良い。年月を重ね、経験を積んだ人が良いといわれたいもんだが・・・

花の話やアメリカでの話し、焼き物市や漆器市の話と話題は尽きず楽しいひと時を過ごした。
やっぱり話題は老後の話にも及び、T君は早くリタイアして庭いじりでもやりたい様子だが奥さんは年金も少ないことだしもう少し働いて欲しいようだった。
我が家でも妻は私が早く良くなって仕事に出かけることを期待している。私に目標を持たせて早く癌を克服して欲しいとの気持ちからだと思うが・・・

旧友と言えば6月5日に私が始めて上京して勤務した会社M電機に同期で入社した女性からメールが来た。
私のブログをM電機で一緒に仕事をしていたFさんから紹介されて読ませてもらったとの事。ほんとに37年ぶりの連絡でびっくりするとともにとても嬉しかったした。これも癌になったおかげだ。
懐かしくメールを読んでいるうちに当時の彼女の顔や職場を思い出した。こうして連絡をもらうと本当に嬉しい。出来れば今度はFさんを交えて会いたいものだ。
メールから彼女の今の生活を垣間見ると我が家と同じで子供は巣立ち夫婦2人と犬がいる生活らしい。歳を取ってくると夫婦でお互いを助けあって生きていくしかないと思うが、なかなか現実にはちょっとしたことで口げんかをしたり、心で思うとおりに素直には行動できない・・云々書いてあったがまったくその通りだ。
私も妻への感謝の気持ちはとても強いが妻から見るとちっともそんなには見えないそうだ。私の口から出る言葉からはとても感謝しているようには見えないと言う。気持ちは行動で示さないと相手に伝わらないよといつも言われる。

アメリカで見た熟年夫婦はみな仲良く見えたが、秘訣を聞いてみたい気もする。

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