59歳「じージ」の癌治療日記

2005年11月、胃がんと診断された3人の孫を持つ59歳男性の治療記録

腰痛

2006-06-25 13:54:13 | Weblog

6月25日(日曜日)
気分と同じようにさえない天気だ。
1週間前くらいから背中から腰にかけて少し痛みがあったが、最近ひどくなってきた。
以前から腰や膝の故障はたびたび有ったが、今回は特に運動したわけでもなく、何となく今までの痛さと違う。2,3日前からわき腹のほうに鈍痛が時々あり、どうも内臓からの痛みのような気がする。
食欲も最近はなくなってきた。
昨日は天気も良かったので妻が気晴らしに少し出かけようと誘ってくれたので桧原村にアジサイを見に出かけた。アジサイは少し早かったが、森の中で綺麗な空気を吸って”気”をもらってきた。
山道を少し歩いた。たいした登りでもないのに少しかったるさを感じる。体力が随分落ちたと実感する。
リンパの腫れが少し盛り返している事を聞いた時は妻の方ががっかりしていたが、今は私のほうが色々と考え込むようになり、逆に妻のほうがこうして外に誘ってくれたり、うちの中でも明るく振舞うように気遣ってくれる。

月曜日は病院だ。先日の検査結果を詳しく説明してもらう予定だが、私のほうからも背中の痛さや食欲の衰え、身体のだるさなどを話し、他の臓器への転移などの可能性をもう一度確認しようと思う。癌の細かな組織まで発見できるPETという検査方法があるが、これを北里大学病院でやってもらえるかどうかも聞いてみよう。

治療は一進一退ではあるがとにかく前を向いて行こうと思う。
27日からは増富温泉不老閣さんに行く予定だし、7月の末には秋田県の玉川温泉に行く予定だ。ここは放射能を帯びた岩盤浴が身体によいと評判の温泉だ。
妻の友達からモズクやわかめから取れるフコイダンという健康食品が癌によく効くらしいと紹介されたので、これも試してみようと思う。今までは資料をもらったがそのまま机の横に置きっぱなしだった。体験記を読むと随分と効果があるみたいだ。
妻は早く自己リンパ球改造療法の免疫治療を受けることを薦めるが、保険対象外の治療でもあるし、今受けている治療、先生との関係も考慮する必要が有るし、これによって100%良くなる保証はないし、今しばらく他の出来ることをやるつもりだ。
妻の気持ちはとてもありがたく、嬉しい。