「ゴースト・ハウス」

なんだか友人との流れで見に行くことになりました。パン・ブラザーズだし、怖そうだけど見とくか・・・。

シカゴからノースダコタの人里はなれた町に引っ越してきたジェシカとその家族。ある事件をきっかけに家族のつながりが希薄になってしまっていた一家は、引っ越してきたことにより関係を修復しようと考えていたのだが、その人里は慣れた家ははなにかある・・・そんな予感をさせた。

＜うん、結構いい感じ＞

怖いけど、こういうのは嫌いじゃない。

パン・ブラザーズの脚本というわけではないので心配していましたが、彼ららしい実写の中にうまく組み込まれたＣＧの演出がさすがという感じ。

主演のクリステン・スチュワート、かわいいですね。

ストーリーとしてはべたではありますが、悪魔だお化けだとただ大騒ぎするだけで、びっくりするばかりのお話というわけではなくて、家族の関係のこととかが絡んでくるので、楽しく見ることができました。こういうお話は好きな感じです。

基本をきちんと踏まえた小器用なつくりはさすがといったところでしょうか。
「THE EYE」のような見終わった後までしばらく引くような雰囲気ではありませんが、なかなか面白かったと思います。

「THE EYE」「レイン」「タイムリセット」で才能出尽くしたかと思いましたが、まだまだいけるぞ、オキサイド！がんばれ！

それにしても、主人公ジェスの彼氏のビリー、いいやつすぎ！
かっこよすぎないところがなんともいえないですね。

「ゴースト・ハウス」という先日までやっていたアニメ「モンスター・ハウス」と間違えそうなタイトルですが、ま、わかりやすいっちゃわかりやすいですが、何の味もないタイトルになってしまってますね。
原題は「THE MESSENGER」。なかなかいいタイトルだと思います。気持ちが伝わってきますよね。
それになにより、GHOST HOUSEって製作会社の名前じゃないの？
サム・ライミの立ち上げたホラー映画を作ってる製作会社。アメリカ版の「呪怨」の「THE GRUDGE」なんかを作ってるところ。もちろんこの「ゴースト・ハウス」もそのレーベルによるものなんだけれど、レーベルの名前をそのまま映画にしちゃうその邦題のセンス、もうちょっと何とかしてほしかったところ。

しかし、ホラー映画を見に行くのって、タイミング図るのが大変・・・。
なんかおしゃべりする人とか非常に多いんですよね・・・。
怖いしどきどきしてるから余計気になるってのもあるんだとは思うんですが、だからこそ、気を使ってほしいものです。
怖いからって自分がしゃべっちゃだめだよ・・・とか思ったりするわけでした。