ゆるゆるしなやかに♪ ベルマダがいく!

2011年4月からベルギー生活をはじめました。
ベルギーでの生活等々、ゆるゆる綴っていきますね。

手ぬぐいやの社長と舞妓HAAAAN!!

2011-03-24 23:55:01 | グランドツアー
東福寺も無事見学を終えて、夜ご飯までの時間に、祇園四条に寄りました。

花かんざしのお店、金竹堂のよしおさんは、けんちゃんの同級生で、
今は都おどりのためのかんざし作りでほぼ徹夜の毎日だったらしいのですが、
私が来ているなら、、、といって、お店を抜け出して一緒にコーヒー飲みに行ってくれました~。

よしおさん、ありがとうございます~。


で、その後は、私が大好きな手ぬぐいやRAAKへ!

今、手ぬぐいや風呂敷がけっこう流行っているので、いろんなブランドがあるけれど、、
私はやっぱりここのが一番好き☆
生地自体のハリ感はもちろん、デザインがどれもこれも欲しくなる!

ってことで、いつものお店に行こうかと思いながら、師匠が「ここにもあるで」と連れて行ってくれたのは、
「永楽屋」の方で~・・・・ちょっと違うんですね~でも、ギャラリーがきれいなのでとりあえずパチリ。

こちらもステキなのですが、やっぱりRAAKが一番好きなので、
私がいつもいく店でたんまり買い込んでしまいました♪

そんなこんなで夜ご飯のお店でけんちゃんが待っているはずなので、祇園に戻ります~

今日の夜は、今、祇園で一番人気!ミシュランガイドで☆がついた!という
「祇園にしむら」です。


ご主人との話も出来て、お料理を作っているのも間近でみられるカウンター席をけんちゃんが予約してくれました。
もう、座ってみてるだけでおいしそう~ワクワクですッ

いただいたお料理は正統派で丁寧でかつ大胆さが垣間見れるような・・・感じでした。
京都ならではの、食材を活かしたお仕事、なんていうか、「余韻」が残る、そんな感動です。
そして、器もすばらしい。美しいっ!

これは、炊き合わせですが、春の息吹を感じます。


こちらは、名物の鯖寿司。

なんていうか、一言でいうと、「一体感!」
そして「ふわっともっちり♪」
こんなの食べたことない!鯖寿司ってこんな食べ物だったの?
目からうろこがボロボロ落ちる~ッ

途中で、私の大阪の女子友よりこが登場☆joinです!

4人でビールと日本酒、ビール、ビール、日本酒をあけて、、、かなりいい気分♪


「じゃぁ、もっと京都らしぃとこ、いこか」というけんちゃんの号令で、宮川町へ酔いを覚ましながら歩きます。


これまたけんちゃんがよく行くお茶屋さんへ。
舞妓さんと一緒にお酒を楽しみます。


うーん、異空間ですね。なんというか、ある意味「POP」です。トレビアン!
またこれが、着物が美しい・・・。ため息がでますね。
帯止めの「ぽっちり」もかわいい。
もちろん、舞妓さん自身がかわいらしい。16歳だそうです。

・・と堪能していたら、カウンター席の一番端にロンゲな男性が一人。。。
なんと!さっき、手ぬぐいを買ったRAAKの社長、14代目細辻伊兵衛氏がそこに!
にこやかな、ものすごく物腰が柔らかなステキな方でした!
RAAKの手ぬぐいのデザインの話とかちょっぴりですが、お話させてもらいました。


いやー、しかし、京都、町せまいわー笑
重森三玲は、「近所の庭師のおっさん」やし~笑

この後は、祇園のBarに行き、おいしいカクテルを堪能~☆
すでによっぱらいの師匠は、ずーっとはじけっぱなし(笑)

そして、ホテルにたどり着いたら・・・「私、泡もってきてん」
・・・そーでした。
私が「ホテルでGirlsTalkしながらシャンパン飲みましょーね♪」と言ったのでした。。。
ってなわけでー、3時まで語ってボトルを空けた私と師匠でした。

明日は、松尾大社・・・・お酒の神様だから、二日酔いで行っても怒られないよね?



重森三玲って近所の庭師のおっさんや。byけんちゃん

2011-03-24 01:10:34 | グランドツアー
グランドツアー第2弾は、京都です。

大阪時代に京都の飲み屋で知り合った師匠。
とってもステキなというかチャーミングな女性です。

あのときは、師匠とけんちゃんと二人と仲良くなって、
毎週のように京都まで飲みにいってました~笑

そんな師匠が、「出国前に京都に来て~。好きなところどこでも連れてってあげるしぃ~」と言ってくれたので、お言葉に甘えて、いってきました。

ギリギリまで悩んでいたんですが、お庭を極めたくって、
最近すっごく気になっていた「重森三玲」の作った庭を堪能する旅に決めて、師匠に新幹線の中からメール。

重森さんの作ったお庭は、全国にあるのですが、
京都には、なんといっても、重森三玲庭園美術館がある☆
そして、東福寺方丈庭園、光明院庭園、大徳寺山内瑞峯院庭園、松尾大社庭園などが有名なんです~と、
webで調べた受け売りですが、リクエストしたところ、いつもはレスの早い師匠からなかなかメールがこない。

あれー?と思ったら電話が。。。。

「あのなー、美術館の場所が、吉田で、住所がけんちゃんちに近いから聞いてみてん。
そしたら、けんちゃん『重森三玲?ああー、近所の庭師のおっさんや~。なんかあるなー、あそこに。見学予約?そんなたいそうなもんちゃうやろー。』って言うてはるんやけど、そんなんでええのん?」

うーん、この二人にかかると重森三玲は「吉田の庭師のおっさん」らしい。。。大爆笑!

「いーんですよ。庭師のおっさんで。いーんです。行きたいんですー」と言ったら、
「そっかぁ。じゃぁ、予約してみるわぁ。」

で、行ってみたら、ほんま、けんちゃんちからむっちゃ近い。
その昔、けんちゃんは車を買うたばかりのころ、「重森ガレージ」という月極駐車場を借りていたそうな。
で、今の庭園美術館になってるお宅にお金払いに行ってたらしい。。。笑

で、その庭師のおっさんの粋を集めた作品がこれです。


そう、AQUOSのCMに使われた庭です。
徳島から取り寄せたという青石がそびえるように立てられている・・・というか、
地面から飛び出ているほどの勢いと荒々しさの中に、静謐な安定を感じます。

そして、これが書院。
イサム・ノグチの照明が下げられています。


となりの茶室も三玲のデザインで、とても「モダン」で小気味のいい感じ。
写真に撮れなかったけど、ふすまの取っ手部分とかも凝っていてステキです。


私達以外にも、平日なのに10人ぐらいの人がいて、けんちゃんも師匠もそれにびっくりしてました(苦笑)

「俺が、駐車場代払いに行ってた時は、ここ、樹がボーボーで、お化け屋敷やないかー思うてたんやー。」

そうね、説明を聞くと、この美術館が一般公開されたのは、2006年で、5年前。
苔とかとか樹々の手入れをして復活させるのに10年ぐらいかかったという話なので、
少なくとも15年以上前は、荒れ放題だったのかも~

そんなこんなでー、
とりあえず、次は「東福寺方丈庭園」へ。

もみじの季節の東福寺は、超満員で正午ぐらいにいってもすでに入れないぐらいなんだけど、
さすがにこの季節、、、桜も咲いてないし、ほとんど人がいません。苦笑。


おおーっ!!!
これこれ!これが見たかった~っ。
市松模様がものすごいカッコイイ☆

そして、これ。


これは、北斗七星らしい。


枯山水って、小宇宙ですね、ほんま。
見てるうちに底知れない広がりを感じる。

お庭は季節によってどんどんイメージが変化していくはずなので、次回は、5月ぐらいにくると緑がみずみずしく、花も咲いてまた違った印象になるのかも。
見てみたいね。


「そうかあ~、重森三玲の庭を見たかったから、東福寺と大徳寺と松尾さんなんやねー。
いやぁ、なんでそんな北に南に西に、まとまりないところにいきたいんやろーって不思議やったわぁ~」

・・・・・えっ。師匠、私、最初から言ってましたよね?笑

まぁ、そんなんええんですわ。
師匠が「いやー、ええもんやね。京都にいても、こんなん見にくることなかったし~。」って言ってもらえただけでも、よかったです。ほんま。

明日は、松尾さんにいきますよー!!!