愛煙家の多事総論

このブログは愛煙家こと私が、世の中の色々なニュースに対して、自分勝手な評論をする駄ブログでございます。

騒ぎが大規模化する理由

2008-03-14 23:54:28 | 国内情勢
よく著名なブランドショップが、しょーもない地域の店相手に「うちの名前をパクったな!!」だの「うちの商品に類似したものを作ったな!!」だのとほざいては、裁判沙汰を犯して、金をせしめる。が、そういったものは大抵、裁判沙汰になって初めて「え?そんな店あったの?」と気づかれるもので・・・。

スナック「シャネル」はダメ、店名禁止250万円賠償命令

有名ブランド「シャネル」の商標などを管理するスイス法人が、神奈川県横須賀市内の「スナック シャネル」の経営者を相手取り、店名の使用差し止めと1300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が12日、東京地裁であった。市川正巳裁判長は「シャネル社の高級なイメージを損ね、営業上の利益を侵害した」と述べ、店名の使用禁止と250万円の賠償を命じた。

 判決によると、経営者は2005年9月から「スナック シャネル」の営業を始めた。判決は「シャネルの店名で営業する行為は不正競争防止法に抵触する」と指摘。損害額については営業規模や使用期間から、弁護士費用を含め250万円とした。経営者側は口頭弁論に出頭せず、答弁書も出さなかった。

 「シャネル」という店名を巡っては、1998年に最高裁が千葉県内のスナックに店名使用を禁じる判決を言い渡した。シャネル社の日本法人によると、その後も不正使用は続き、これまでに国内約300店に使用中止を求める警告書を送付したという。



一体、何人の横須賀市民が、神奈川県民が、関東圏の人が、日本国民がこの店の存在を知っていたのだろう・・・?
とりあえず、この裁判沙汰の「所為」で結構な数の人がその存在を知ったわけで。
ぶっちゃけた話、シャネルが大事にしなければ「高級なブランドイメージを傷つけ」ることもなかった気がする。だって、存在が知られていないのなら傷つくも何も、「知らない」のだから傷つきようが無いわけで。

まあ勿論、勝手にブランドの名前を犯して良いわけは無いが、シャネルももちっと大人の対応は出来なかったのかな。
まあ、店側の人間が出廷しないところをみると、確信犯っぽいけれど。

しかし、ディズニーにしろシャネルにしろグッチにしろ、街角の小さなスナックなんかのちょっとしたジョークやパクリも見逃さないが、一体どんな調査員を雇ってるんだろう?
有能すぎだろ。


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