プーリーを交換したため、セカンダリーとバランスが取れなくなり、セカンダリー側の変速が終わっても、プーリー側のベルトの移動が中途半端になった件で、少し弄ってみました。
少し分かりづらいですが、左が4KN品番で、右が5FA品番のセカンダリーのセットです。トルクカムの変速が終わった時点で、トルクカムの外側の位置は同じですが、ベルトの入る内側の距離が5FA品番の方が広いので、一度交換してみました。(純正のベルト幅が違うので、当たり前ですが。)
一緒に組んだ部品ですが、スプリングのスライダー(ベアリング)と50cc用と思われるスプリングです。新品ではないので、品番は不明ですが、100cc用よりは、柔らかめです。ただ、スライダーの入っている分、セット荷重は、少し上がります。
フェイス側は、純正の3AA品番ですが、一応3KJ品番も試してみました。フェイス自体の厚みが違い、3KJ品番は、装着できませんでした。結果として3AA品番ですが、やはり、落とし込みがありすぎ、ベルトの位置が悪いようです。ワッシャーを薄くした方が良さそうです。
セカンダリー側ですが、センターのクラッチを止めているナットが、通常の部品よりも小さいので、不思議に思っていたのですが、この周辺の部品が4KN専用みたいで、ナットが大きいとアウターに当たるようです。
試乗しましたが、どうもウエイト(7.5g×6個)とスプリング(適当)のバランスが悪く、変速がポイントが低いようで、7000回転で、60km/hは出ていましたが、7000回転以上は、非常に伸びが悪く、再加速もダメでした。とりあえずプーリー(KOSO)とセカンダリー(5FA)はこのままで、進めてみたいと思います。