3Dプリンタを購入した最大の目的は MIDI フルート を作ってみようと思ったからでした。
何故かフルートの電子物やMIDIコントローラが存在していません。サックス型は存在しています。
理由は需要がなくて商売にならないと 電子楽器メーカさんが判断したのかもしれません。
サックス型はオクターブの切り換えに左親指の位置にスイッチを付けて行うものが大抵です。フルートは左親指はキー操作がありますから使えません。右親指はフルート本体を支持しているので操作には使えません。
フルートは指使いと息の吹き方でオクターブを切り替えるのでこれが難点なのかもしれません。
オクターブ問題は思考実験上ではクリアしたので、最初はプラバンを切ったり貼ったり削ったりして工作を開始したのですが、これが中々上手く行きません。 で、 3Dプリンタを購入。
そして現在、ここまで。
これは機構を確認するために試作です。
これを元に細部を検討して、本当の試作機の図面を書く事になります。
MIDI フルートの試作機とYAMAHAのもの、nuvoのプラスチック・フルートを並べてみました。
YAMAHAは胴管が直径20mm、nuvoが細い部分で24mm、で試作機が 22mm。 これでキーの位置関係も影響されます。また、今回 密度の低めのABS製ですので強度を確保するために、単純なデザインになりました。
3Dプリンタのキーの出力です。安価なプリンタなので結構荒い上がりです。これにパテを持ってヤスリで削って行くわけです。この盛って削る作業が毛公大変です。また、3D CAD (Shade 3D)の出力を 3Dプリンタのソフトが上手く理解できないことが多々あります。この場合は理解できるようになるまでCADデータを直して行きます。これも大変。
駄目にした 3Dプリンタの材料は採用物の30倍は完全に超えています。
スイッチの配線、基盤を納めるスペースが無いのでスイッチに直。
11月末の催しに間に合わたいのですけれど、ギリな状態です。
音源は自作のiPadシンセアプリになる予定です。
週末の格闘は続きます。
マイクの場合は風切り音がよく出るように開口部に支柱を立てると効果的です。
twitter で #MIDIフルート で検索すると過去ログが観れます。
フルートでは気圧センサーの使用が難しいためマイクでノイズレベルか周波数を拾おうと思っているのですが参考までに教えていただければと思いますm。。m