便所サンダル大全

日本製便所サンダルについていろいろ語ります

ニシベケミカル VIC No.5000 Color Mask BENSAN

2021-02-10 13:34:22 | ニシベケミカル(VIC/Charming)
昨年の秋以降、めっきりとモチベが落ちて更新していなかったんですがなんか急に更新したくなったのでまったり進行で更新再開します。


さて、今回ご紹介するのはニシベケミカルの「VIC No.5000 Color Mask BENSAN」。

2020年に鳴り物入りでデビューした、ニシベケミカル久々の新作でダンヒルのカスタマイズ商品です。

たしかこれがお披露目されたのが昨年(2020年)のギフトショーなどの展示会で、私は当日熱海から東京に行ったのにチケットを忘れて実物を見れなかった思い出があります。(バカ)


それはさておき、近年BENCHさんなどの活躍でカスタマイズダンヒルが脚光を浴びて、ベンサンが一気に「オシャレ」への階段を駆け上がりました。

とはいえ、ウチのスタンスは「商店街の履物屋」なので高額なおしゃれ商品を扱うこともなく

「ベンサンが陽の目を浴びてよかったなー」

くらいに思っていたのですが、ニシベケミカルのナンバリング商品であればウチも扱わざるを得ません。


実はブラックダンヒルの他にも「グレー(メタリックじゃありません)」があったりするんですが、全カラー全サイズを揃えるとなると(仕入れも高いし場所も取るので)結構大変なので、最初は

・ブラックダンヒル ×ブルー
・ブラックダンヒル × イエロー

だけに絞りました。



BENCHさんの商品に比べるとかなり安いんですが、ニシベのナンバリング商品としてはかなりの高額。

思い切った値段設定です。


実はこのColor Mask BENSAN、博報堂とのコラボ商品で関西の某プロジェクトで開発された商品。

博報堂さんが宣伝してくれればいいんですが今のところその気配も見えないので、いわゆる「フロンティア」と思われるお客様が購入してくれています。

さて、ではここで「"Color Mask BENSAN"」と検索エンジンで検索をして見てください。

これを販売してるのは、どうやら今のところ私だけのような気がしています。

つまり、ニシベケミカル的には売れている部類には入らないはず。


みなさんご存じの通り、ニシベさんは売れないサンダルは「廃番」にする可能性が高い(2021年のカタログにはもちろん載っていない)ので、もしかしたらこのまま無くなってしまう可能性も0ではないサンダルです。

「あの時、手にしておけばよかったなぁ」ということにならないように、財布の中身に余裕があって、なおかつ人とは違うベンサンが欲しい方は今のうちに手に入れてくださいませ。



丸中工業所 PEARL No.15(マンガ入り)子供

2020-10-02 17:31:08 | 丸中工業所(PEARL)
春になると急に売れ出す子供用。

中でもお子様に大人気なのがこの「丸中工業所 PEARL No.15(マンガ入り)子供」


ご覧の通り、オリジナリティあふれるかわいいネズミがプリントされていてるため、小さいお子さんはこのサンダルが大好きなのです。

このNo.15は「マンガなし」というのもあるのですが、私は仕入れたことがありません。


一応ウチで扱っているライバル商品は森川ゴムのHaelth No.140なのですが、どうも大人の方は絵のついていないHaelth No.140を選びがちです。

でも、当のお子さんたち用にこのPEARL No.15とHealth No.140を並べたら、大半のお子さんはPEARL No.15を選ぶでしょう。

ウチの甥っ子にも2足プレゼントしたのですが、2足を手に持って踊りまわった上に保育園に履いていくと言ってきかなかったそうです。


もう「子供の心を虜にする悪魔のサンダル」と言っても過言ではないかもしれません。


さてこのサンダル、写真にある通り4色展開で、サイズは

・1号(16cm)
・2号(17cm)
・3号(18cm)
・4号(19cm)
・5号(20cm)
・6号(21cm)

の6サイズ。

3歳くらいのお子さんから小学校中学年くらいまでが履けるラインナップになっています。

そういえば、いわゆる婦人用の最小サイズは23cm(婦人Mサイズ)で、子供用の最大サイズは21cm。

22cmのサンダル(婦人用Sサイズ)ってほとんどないんですよね。
なんででしょう。


まぁそれはさておき、ニシベが(表向きは)子供用サンダルを製造していない今、まさしく子供用ベンサン界を二分するライバル同士の戦い。

これからもしっかりと注視していきたいと思います。






丸中工業所 PEARL No.900

2020-09-25 16:15:23 | 丸中工業所(PEARL)
あまり廃番品を作らない丸中工業所さんの製品の中でも結構前に廃番になっていて、現在では入手困難(というか入手できるのか??)というサンダルがこれ。

PEARL No.900。


なぜそんなサンダルを私が持っているのかというと、丸中工業所さんから直接お声がけいただいたから

毎年一回くらい、秋以降に丸中工業所さんには挨拶に伺うのですが、行くといつも「レア物」があったら教えてくれるのです。( ´∀`)

いつもだとあまり出回らない型番のマーブルとかなのですが、この時は何十足かのサンダルの中に1足これが紛れててテンションが一瞬で沸騰しました。

古~いカタログでしか見たことのなかったサンダルの実物が目の前にある喜び、サンダルマニア以外では到底味わえないかと思います。


それはさておき、意匠としてはごくオーソドックスな作りのサンダルですが、ベルトの穴が大きな四角というのは甚だ珍しく、現行品だと森川のNo.378(長方形ですが)とかくらいですかね?

※小さい四角がポツポツ並んでいるやつなら結構あります。

この四角が丸になったらなんとなくアレに似ているような気がいたしますが、まぁその辺はそこはかとなくなんともアレな領域の話ですのであえて触れないようにしたいと思います。


ただし!

実はこの四角が丸のサンダルも、実は丸中さんにはあったのですよ。

それは「PEARL No.170」

おそらく実物はもう手に入らないだろうと思われますが、丸中さんの古いカタログでその姿を拝むことができます。

「No.170は全然違うサンダルでしょ?」

とおっしゃる向きも見受けられますが、その通り、現行品のNo.170はまったく違うサンダルです。

つまり、ある意味「無かったこと」になっているサンダルなんですよねー・・・。


そんな名残も垣間見せてくれる希少品がこのNo.900というわけでもあります。

ちなみに裏側はこんな感じです。

こんな感じ


これまたPEARL定番の裏底ですが、サイズがガッツリと刻印されてるのがカッコいいですね!

No.180ですと、LL、3L、4Lはサイズの刻印があるのですが、MとLはただの吸盤みたいな丸になっているだけでサイズの刻印は入っていないのです。

ですので、「Mサイズの刻印」はPEARL好きから見るとかなりレアな光景なのですよ。


このNo.900も旧No.170も、金型が残っていたら特注したいくらいのサンダル。

履いて外も歩きたいですし、眺めてニヤニヤもしたい。

でも、希少品だからこそ愛おしさもあるサンダル。


おそらく新品の現物を持っている人間は世界でも片手で数えられるくらいしかいないのではないかという優越感に浸りつつ、今日もそっと眺めることにいたします。

ニシベケミカル E6ークス(イーロックス)

2020-09-18 17:05:47 | ニシベケミカル(VIC/Charming)
このサンダルをいつ紹介しようか考えていましたが、ここ何回か現行品の記事が続いたのでこのタイミングで「一番のイロモノ」を出すことにしました。

その名も「E6ークス(イーロックス)」。

そう、見て一発でわかる通り、秋田新幹線 e6系「こまち」をモチーフにデザインされた、クロ●クスのような形をしたサンダルです。

クロ●クスに名前が似ているのは単なる偶然だと思います。


さてこのE6ークス、ニシベケミカルも良く引き受けたなと思う位の手の込んだ、そして単発でしか発売されないことが最初から確定していた珍品中の珍品です。





私が初めてこれを見たのはニシベケミカル本社のショールーム。

現行品のサンダルが居並ぶ中、異様なオーラ(超・誉め言葉)を出して展示されていたのがこれです。




「え?なんですか???これ??」

と驚いていると、ニシベケミカルの方が簡単に説明してくれました。


なんでも、JR東日本とのコラボ商品でごく少数だけ作られたとのこと。

裏側の「竿灯まつり」のデザインは学生さんの手によるものと聞いたような気がします。



で、家に帰ってから速攻で調べたのですが、作られたのがこの実物を初めて見た2016年をさかのぼること3年前の2013年。

当時の報道資料です。










秋田県で、しかも限られた足数がイベント等で販売されただけで当然現物が残っているはずもなく、

「まぁしょうがない、これはさすがに諦めよう」

と思いつつ、このサンダルのことをツイッターか何かにあげたところ・・。


なんと、ある方が

「飯田さんに譲ります」

とメールを送ってきてくださったのです!!!!!


メールをくださったのはライトな鉄道ファンの方で、特にこれに思い入れがあるわけでもないので飯田さんが持っていた方がいいだろう、ということでした。


しかも、メールをいただいたのが私がタモリ倶楽部に出演して2日後のことでエンドレスな大量の注文が来ており、出荷地獄で不眠不休の状態&驚きと感謝でナチュラルハイになったのを覚えています。

最初にあげた写真のE6-クスの現物は、そのようにして奇跡的に手に入れることができました。今でも感謝しております。


いただいたのは「Sサイズ」で、当初は「そんなサイズ作られていないはずなのにな?」と不思議に思っていたのですが、初回販売の翌年2014年に、これまた足数限定でSサイズが作られたようです。

■Sサイズ発売の報道資料



しかも最初より100円値段が上がっています。

サイズが違うということは「金型が違う」ということで、本来は数千足販売しないと金型代の元は取れないはずなのですが、なんというかお祭りだったんでしょうね。

ということで、JR東日本さんが何かの間違いでまた作ってくれない限り手に入ることはないこのサンダル。

一生ものとして普段は大事に箱に入れてしまってあります。


またリアルなフェスとかできるような状況になったら、展示品としてブースに飾ることにでもしたいと思います。




ニシベケミカル Chaming No.110 カナリヤ

2020-09-11 16:12:11 | ニシベケミカル(VIC/Charming)
もっと早く紹介すべきサンダルだったのですが実物の写真を撮りなおしたのですっかり書くのが遅くなってしまいました。

ニシベケミカルの婦人用サンダルでダントツトップの地位を築いているのが、この「Chaming No.110 カナリヤ」。

■エンジ

■ブルー

■水色

■ピンク


正面から見るとミラーマン(古)のような風貌ですが、安定感はピカイチで、「履きやすい」「滑りにくい」「無難なデザイン」とツッカケとしてのベンサンの要件を見事に満たしたサンダルです。

このサンダル、なぜ定番なのかといいますと、古くから「ナース用抗菌衛生サンダル」として扱われ続けているからです。

ナース用品の専門サイトでは必ず扱われていると言っても過言ではありません。(特に水色)


それだけ定番なのにもかかわらず、例によって現在は街中で見つけるのはなかなか難しく、ニシベ製品を取り扱っている履物屋でないと置いていないのもまた事実。


何年か前、ある女性の方からいただいた電話が今でも忘れられません。


お客様:「このサンダル、どこにも置いてなくやっとベンサン.JPさんを見つけたんです!扱っていただいていて本当にありがとうございます!このサンダル、廃番になったりしないですよね?」

私:「いやー、これはずっと前からほぼ定番で女性用では一番多く作られているから無くなることはないと思いますよ」

お客様:「本当ですか!よかったです~!ベンサン.JPさんもつぶれないようにいつまでもがんばって売り続けて下さいね!」



最後の「つぶれないように頑張ってください」があまりにもインパクトが強すぎて

私「が、がんばります・・・」

としか言えなかったのですが、それくらいにこのカナリヤを求めている人にはたまらないサンダルだということだけはよくわかります。


一応裏側をお見せしておくと


こんな感じの非常にオーソドックスなスタイルで、ダンヒルなんかと同じ系列ですね。

ちなみにこのカナリヤ(とダンヒル)はニシベケミカルさんが立体商標を取得してますので、勝手にイラストとかにすると怒られちゃうかもしれませんのでお気を付けくださいね。


あと、このサンダルは指定入札がちょこちょこあるサンダルで、うちにもごくたまに相談が来るのですが、なにせニシベさんは受注生産な上に納期が読めないので200足とか300足を同じ色、同じサイズで、とかだと普通はまず揃いません。

医療系の大きな会社さんだったら在庫してるのかもしれませんがウチのような一人でやってるお気楽会社だといつ売れるかわからないサンダルを数百足もおいておくわけにはいかないんですよねー・・・。


ベンサン以外の(利益が高い)ものも扱うような会社であればなんてことないんでしょうが、しがないベンサン屋にはカナリヤの大量在庫は夢のまた夢です。

まぁそれはそれとして、このカナリヤは今の色組になる前は

・ターコイズ
・グリーン
・ローズ

と言ったカラーもラインナップに入っておりました。

街の履物屋さんならまだこれらのカラーもさりげなく置いてある可能性がありますので、良かったら探してみてくださいね。(はぁと)