めまい

めまい。眩暈(めまい)。身体の不調ではなく、歌のタイトル。シンガーソングライター小椋佳の作詞作曲、彼の作品ではオジサンの好きな１曲。本日、深夜ラジオのゲストに登場、77歳の現在を語っている。東大出で第一勧業銀行勤めの傍ら作詞作曲に専念、レコード会社のディレクターに見いだされて最初のアルバムがヒットした時、本人はアメリカに留学中。上司は仕事との兼業に目くじらを立てなかったそうだが、その後の活躍は推して知るべし。「シクラメンのかほり」は布施明、「夢芝居」は下町の玉三郎こと梅沢富美男、「少しは私に愛を下さい」、「しおさいの詩」、「愛燦燦」は美空ひばり、「さらば青春」。時は私にめまいだけを残していく、だからワイングラスの角氷、眠りにつこうとする愛にささやかないで 「めまい」の一節。しかし、東大に入る人は✏️勉強が好きね。法学部に編入して２年間学んだという。いわゆるでぃきやー(沖縄方言で頭が良い人のこと)、だけど人相はイケメンではない。そこにオジサンは救われる。天は二物を与えず。